【2期準備記事】桜内梨子〜「海」と出会って「桜」はまた咲く〜

アニメ2期開始まであと2週間と少し、2期開始までに9人全員について1期の振り返りと2期への期待を書こうと始めたこの企画も8人目まできました。

 

かつて「ぷらんたん」というグループが

 

1日は短いから欲張りな私たちはあれもこれもしたい 

1年は長いようでもいつの間にか過ぎ去ってく

(出展:WAO-WAO Powerful day!)

 

と歌っていましたが、本当にあっという間でした。

 

さて、8人目の今回ですが、

投稿日の本日9月19日が誕生日!

おめでとうございます!

Aqoursの作曲担当にして、 ラブライブ!サンシャイン‼︎の物語のスタートの鍵

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桜内梨子です。

 

◯1期を振り返…る前に 

1期開始前、今回のように9人それぞれについて書いたことがありました。

そこで私は「梨子はラブライブ!サンシャイン‼︎のヒロインではないか」と書きました。

 

媒体ごとに設定が違うラブライブ!サンシャイン‼︎ですが、どの媒体でも一貫している絶対のルールがあります。

それは、梨子が音ノ木坂から転校し、千歌と出会うことで物語が動き出すことです。

千歌と梨子が運命の出会いをする(初めて会う場所に違いはありますが)というのは物語上の必然なのです。

ゆえに梨子はラブライブ!サンシャイン‼︎のヒロインなのです。

 

ではアニメ1期ではどうだったのか…?

 

◯1期を振り返って

1期での梨子は部分部分で見ると不満を持つ人はいるかもしれないですが破格の扱いだったと思います。

 

何が破格かというと、転機となるエピソードが2回あったのです。

 

1期ではメンバーを揃えることが軸となるので「加入回で焦点が当てられ、加入エピソードがそのキャラの転機となるエピソードになる」というのが王道の展開となります。

メンバーが9人いるラブライブ!ともなれば、加入後は他のメンバーの加入優先になり、全メンバー加入後は残り話数の都合でクライマックスに向けての話になるので一人につき主役となるエピソードは1つあればいい方です。

しかし、梨子は加入した2話に加えて10話〜11話でもう一度転機となるエピソードがあったのです。

 

 ちなみに誰かの転機となるエピソードに別のキャラの転機をねじこむという荒技もあって、黒澤姉妹にそれを期待したのですが実際にあったのはルビィと花丸、梨子と曜だったことを付け加えておきます。

 

・1つ目の転機「変われ変われって今日から新しい世界へと」

 第1話、千歌と梨子の出会いは

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まさに衝撃でした。

 

まさか脱ぐとは。そして飛び込むとは。

ここで千歌は会ったばかりの梨子に自分のコンプレックスを話します。1期時点で千歌の普通コンプレッスを明確に千歌から話されているのは梨子だけというところからもその重要さがうかがえます。

11話の話ぶりからすると曜も千歌の普通コンプレックスには気づいてるっぽいですが……それは次回じっくりと語ります。

 

そして第2話、梨子に作曲をしてもらう(あわよくばスクールアイドルに加入してもらう)ために千歌は猛アタックをかけますが撃沈。

 

簡単に言わないで」と千歌の励ましを梨子ははね退けます。

ピアノが思うように弾けない、弾いていても楽しくない、梨子にとってそれは大きな問題でした。

梨子の物語における重要な要素は「ピアノ」です。梨子が内浦に来た理由は明言されていませんが、アニメ版に関してはピアノを弾けなくなったことが関係していると見て間違いないでしょう。

 

海の音を梨子に見つけてほしい、と千歌は梨子をダイビングに誘います。

 

梨子は千歌の誘いに乗ってダイビングをしますが……

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海の音は聞こえません。

梨子は「簡単にはいかない」と漏らしました。

景色は真っ暗でイメージしても海の音はわからないと。

 

それをきいた千歌はもう一度潜ってみようと今度は千歌・曜・梨子の3人で潜ることにしました。

 

もう一度潜ってはみたものの見えるのはさっきと同じ景色、

 

しかし、千歌と曜が指差したのは上でした。

 

海底の暗さではなく、水面の明るさに目を向けた時、

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梨子の目に飛び込んできたのはそれまで見ていたのとは正反対の眩しい世界でした。

 

そして、梨子は海の音を見つけました。簡単には見つからないと思っていた海の音は、見る方向を変えるという簡単なことをすればすぐ近くにあったのです。

 

海の音を聴くきっかけをくれたお礼に梨子は作曲だけという条件で千歌のスクールアイドル活動に協力することにしました。

 

そして、千歌と曜と曲作りを始めるのですが、「スクールアイドルが大好き」その一心で楽しそうに作詞をする千歌の姿を見た時、

梨子の脳裏には幼い頃の記憶が蘇ってきました。

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ピアノを弾くのは楽しい。だからピアノが好き。

幼い梨子にとってはそれがピアノのすべてでした。

 

ピアノを続けてきた原点を思い出した梨子は久しぶりにピアノと向き合いました。

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弾いた曲は「ユメノトビラ」、μ'sのアニメ2期第2話で作られ、第3話で挿入された曲です。

 

ユメノトビラ」が作られた時、μ'sも今の梨子と同じ問題に直面していました。

作詞担当の海未、衣装担当のことり、作曲担当の真姫の3人がスランプに陥ってしまっていたのです。「ラブライブ!予選突破のためには良いものを作らなければならない」というプレッシャーが3人を追い詰めていました。

梨子のように焦るばかりで前に進めなくなってしまっていたのです。

3人がどのようにスランプを乗り越えたかは

 

 

 

こちらを見ていただくとして、

 

スランプを乗り越えた3人は一晩で新曲「ユメノトビラ」を作りあげ、μ'sは当時明らかに格上であったA-RISEとの共演のすえ、予選を突破しました。

 

そんなユメノトビラが時を超えてμ'sの意思を継ぐものを繋ぎます。 

ユメノトビラの音を聴いて廊下に出た千歌とユメノトビラを弾き終わってふと外を見た梨子は家が隣どうしであることを知りました。

 

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何をやっても変われない、どうしていいかわからないと悩みを打ち明けた梨子、

千歌はスクールアイドルをやってみないかと梨子を誘います。

もう何度もあったやりとりです。しかし、海の音を聴き、かつてのただピアノが楽しかった自分を思い出し、千歌のスクールアイドルへの想いを知り、梨子はもう無碍に断ることはしませんでした。

 

ピアノを諦めてスクールアイドルをやることはできない。

 

ピアノが大切だから、ピアノを好きな気持ちから目を背けてスクールアイドルをすることはできないと梨子は断ります。

 

スクールアイドルをやって、変われたらまたピアノを弾けばいい。ピアノを諦めることはないと千歌は言いますが、

しかし、梨子は千歌の誘いを断ります。

中途半端な持ちでスクールアイドルをやるのは失礼だ。

 スクールアイドルがどれほど千歌にとって大切か知ってしまったから、それは梨子がピアノに対して抱くものと同じだから、スクールアイドルに本気になれない梨子はスクールアイドルをするべきではないと。

 

それでも梨子の力になれるならいいと千歌は答えました。

みんなを笑顔にするのがスクールアイドルだから 、と

 

かつて、とあるスクールアイドルが言っていましたね。

アイドルは笑顔を見せる仕事じゃない、

笑顔にさせる仕事なのだと

その意思は彼女の後輩たちに受け継がれているようです。

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©2013 プロジェクトラブライブ!
出典:U-NEXT

にっこにっこにぃ〜(^o^)

 

乱入ノルマも達成したので本題に戻ります。

  

少しずつですが、二人が手を伸ばしあった時、

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届かないと諦めかけた手はわずかですが触れ合いました。

 

これをご都合主義だと言うならその通りです。これはラブライブ!サンシャイン‼︎という物語なのだから。

 

ですが、まったく同じ海中でもほんの少し目を向ける先を変えるだけで見える景色が変わり、

海の音を聴いたことで梨子はほんの少しですが千歌たちに協力するようになり、

ピアノが大好きという原点を思い出した梨子はほんの少しですがピアノに向き合うことができ、

そのピアノの音が千歌に届き、これ以上ないタイミングで千歌と梨子は会うことができました。互いにほんの少しずつ伸ばした手は届かないと思っていた距離をつなぐことができました。

 

梨子は変われないと言っていましたが、この時すでにほんの少しずつですが変わっているんですよね。そしてその積み重ねが梨子の転機となりました。

 

そして、梨子はスクールアイドルとなり、ファーストライブやら1年生の加入やら東京での挫折やら3年生の加入やらを経験していきます。

 

そして、メンバーも揃った夏休みに梨子にとって2つ目の転機が訪れます。

 

・第2の転機「何かを掴むことで、何かを諦めない」

梨子の2つ目の転機のきっかけはかつてピアノに向き合えなくなっていた梨子がピアノを弾くことから逃げてしまったピアノコンクールの案内でした。

 

ピアノコンクールはラブライブ!予備予選と同じ日、つまりどちらにしか出られません。

 

過去へのリベンジか、Aqoursとして過ごす日々か、梨子はどちらが自分に大切かを考え、Aqoursとしてラブライブ!予備予選に出ることを選びました。

 

梨子にとってスクールアイドルとして千歌たちと共に過ごす日々はかけがえのないものになっていたのです。

 

今の自分の夢はAqoursとして良い曲を作ること」と梨子は千歌にラブライブ予備予選に出ることを伝えました。

 それは千歌にとって嬉しいと同時に複雑な答えでした。

梨子がピアノを大切に想う気持ちも梨子がスクールアイドルをはじめた理由も千歌は知っているのですから。

 

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ピアノかスクールアイドルか?

選択そのものの是非を千歌は問います。

どちらが大切か?でAqoursを選んでくれたのは嬉しいが……

梨子にとってピアノはスクールアイドルで得たものと同じくらい大切なのではないか?

どちらが大切か?ではなく、どちらも大切なのではないか?

 

だからピアノコンクールに出てほしい。どちらも梨子にとって大切ならば、スクールアイドルAqoursに帰ってくるのをみんなと待っているからピアノを大切にしてほしい。

「何かを掴むことで何かを諦めない」でほしい。

 

千歌の想いを受け、梨子はピアノコンクールへの出場を決めました。

 

そうして迎えたピアノコンクール&ラブライブ!予備予選

  

梨子が見つけた海の音のメロディから生まれた「海に還るもの」

それに千歌が"大切なものとは何か"をテーマに考えた歌詞をつけた曲「想いよひとつになれ

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別々のステージですがどちらも9人での演奏でそれぞれの勝負に挑みました。

 

何かを掴むことで

何かを諦めない

どこにいても同じ明日を信じてる

 

それは大切なものとは何かを千歌なりに考えた答えでもありました。

 

ちなみに1stライブでの一連の出来事からこの曲は梨子(というかりきゃこ)の曲のイメージが強くなってますが、私はあくまでもこの曲は千歌と梨子と曜の3人のテーマソングなのだと思います。

10話の千歌と梨子の関係から曲が生まれ、11話では曜と梨子の立ち位置の違いを浮き彫りにし、千歌と曜がぶつかり合う形の振り付けに作り直された=曜は梨子とは別の千歌にとって大事な存在であることを証明した曲なので。

 

場所は離れても9人の想いをひとつにした演奏は成功し、Aqoursは予備予選を突破、梨子はピアノへのトラウマを克服しました。

 

ピアノへのトラウマを克服した梨子は12話で複雑な過去の象徴であった音ノ木坂にも行くことができ、音ノ木坂=過去が自分にとって大事なものだということも実感できました。

  

◯2期に期待すること 

・千歌にとって特別であることへの問題提起

梨子の1期での扱いは全体としては良かった。

しかし、2期での梨子の扱いはそのままでいいのか?とも思います。

 

1期を振り返ってみると、梨子と千歌の関係は他のメンバーとは別種のものとして扱われていたように思います。

冒頭で書いているように物語の始まりの時点で梨子がキーポイントとなるのはもちろん、

1話:初対面で普通コンプレックスを打ち明ける、

2話:家が隣どうしであることが判明、梨子加入は二人っきりのシーンで進む(他のメンバーの加入は「何をどう乗り越え加入したか」をその時点のメンバーが目の当たりにする形で展開したが梨子は違う)

6話で千歌の学校への想いをみんなが帰った後二人きりになったタイミングで聞く、

7話の旅館シーンで他のメンバーが寝た後に二人っきりの会話をし、梨子だけが千歌の不安な気持ちを聞く、

8話のこれ、

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10話で他のメンバーが寝た後に2日連続で二人っきりの夜の会話、ピアノコンクール関連はほぼ千歌と梨子の間でのみ話が進む、

11話で曜の抱える問題を明らかにするためとはいえ千歌との親密さが強調される、

12話では音ノ木坂に行くことが千歌と梨子にとって意味は違うにしろ共通のターニングポイントになる、

13話ではまた二人っきりの会話で千歌の学校や地域への想いを聞く、

 

などなど、これでもかというくらい物語の重要なシーンで千歌と梨子にしかわからない世界が展開されています。

 

もちろんそれ以外にも重要だったシーンはあるので全部が千歌と梨子だけで進んでいるわけではないです。

でも正直多いです。家が隣という地の利を得てしまったのが一番の要因ではあるのですが、ラブライブ!サンシャイン‼︎という物語の中に千歌と梨子だけの別の物語がある、そんなイメージすらあります。

 

μ'sは「みんなが主役」の9人が集まった物語でした。リーダーという役割を持った穂乃果に焦点があたったものの、特定の関係でストーリーが進んだわけではなく、μ'sのメンバーどうしやその周りの人たちがそれぞれ影響を与えてきました。
μ'sに合わせろという話でもないのですが…現状、千歌と梨子の二人だけの世界に他の7人が巻き込まれている感は否めないです。

 

もしかしたら千歌と梨子の関係がストーリーの重要なシーンになっているという状況こそが2期以降に向けた時限爆弾なのかもしれないです。二人だけの世界であるがゆえにメンバーの介入が遅れてしまう、そんな展開があるのかもしれません。 

 

◯しいたけとの和解

アニメ1期で残された課題、2期でなんらかの変化を起こしてほしいポイントです。

梨子が犬嫌いなのはもう十分わかりました。

ならば2期では犬嫌いという設定に変化を起こしてほしいです。

 

梨子のピンチをしいたけが助ける、もしくはしいたけのピンチでAqoursが動く、それをきっかけに梨子の中のしいたけ、ひいては犬に対しての苦手意識が薄れていくような。

 

◯千歌曜以外との関わり

1期ではほぼ千歌、たまに曜との関わりがあるくらいで他の学年との関係は無いに等しかった。あったとしても千歌を通しての関わりでした。

梨子は転校してきたばかりで1期は作中の4月〜夏休みまでとなればメンバーとの関係が同学年以外ほぼないのは仕方ないといえばそうなのですが、他のメンバーに目を向けると1期時点でも黒澤姉妹、果南・千歌・曜の幼馴染関係、曜・善子の沼津在住コンビといった学年を超えた関係があるし、ちょっとした会話であれば他の学年とのやりとりもありました。

 

千歌以外のメンバーにとって梨子がどういうイメージなのかは1期11話でも少し出ていましたが、

 生徒会室での3年生の会話では「今の様子では」千歌と梨子がスクールアイドル部を始めた方がしっくりくるくらい梨子は千歌とセットで捉えられているようでしたし、電話での反応からわかるように1年生と梨子は普段あまり関わりがないようでした。

2期では梨子が千歌以外とも関わるようになってほしいものです。

 

◯過去と今をどちらも大事に 

「逃げるのを諦めた」

9話で鞠莉が果南に言ったセリフの中にあったフレーズ、梨子はどうやらこれが引っかかったようです。
梨子もピアノから逃げて浦の星女学院にきたわけで、同じように過去から逃げていた(ということになっていた)果南の事情に何か感じるものがあったのでしょう。

1期ではスクールアイドルという今に支えられて過去を克服した梨子ですが、それは今すぐではなくともAqoursの活動が終わったら梨子が内浦にとどまる口実はなくなったとも言えます。

 

私はキャラについて語るとき、そのキャラにとっての課題とは何かという視点をよく用いますが、梨子の課題は「過去と今の自分の両方を受け入れ、そこから未来の自分に繋げること」だと考えています。

ピアノで挫折した過去も、スクールアイドルを始めて立ち直った今もどちらも梨子には大事なのだと思います。

そして、2期では1期とは逆にピアノをしていた過去がスクールアイドルとしての困難を乗り越えるきっかけになるのではないかと予想しています。

 

過去にとらわれて今を見失うのではなく、
今のために過去を捨てるのでもなく、
過去も今もどちらも大事にしてピアノもスクールアイドルも未来につなげていく、2期以降はそのような梨子を期待しています。

 

 

こんな感じで梨子についての2期直前記事は終わりにしたいと思います。

 

次回はついにラスト、曜です。

曜はアニメ1期について書きたいことがたくさんあるキャラであり、2期の鍵になるのではないかと思っているキャラでもあります。

 

2期開始が近づいてきましたが、放送開始までになんとか書き終わるように頑張ります。

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
出典:U-NEXT
となっています。

【2期準備記事】国木田花丸〜大好きなみんなとならば新しいことできる〜

色々あって2つほど記事を挟んだサンシャイン‼︎アニメ2期前記事

 

アニメ1期を振りかえりつつ、2期への期待を書いてきた企画も7人目です。

 

第7回の今回は…

のっぽパンと本をこよなく愛するAqoursの知性担当。
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国木田花丸ずら!

 

…の前に宣伝です。

 

私たちアニメ考察組にとって必携ともいえる書籍がついに発売されました!

 

ラブライブ!サンシャイン!!TVアニメオフィシャルBOOK
 

 

アニメ1期オフィシャルファンブック!

まだ全部読み切ってないですが。今回の記事を書く上でも参考にさせてもらいました。

私の中での考察と合っている部分もあれば違っている部分もあったり、キャストや監督はこういうふうに捉えているんだなというのがあったり。

私はこう解釈したけどこういう見方もあるのか!

公式ではこう解釈しているけど私はこう思う!

という楽しみ方はもちろん、

考察厨でないライトな方々にもAqoursのこれまでを振り返るにうってつけの一冊です。

 

以上、宣伝でした。

 

さて、本題。

 

◯1期を振り返って

花丸は安定していたイメージがあります。

加入回である4話はもちろん、1話から13話まで一貫してアニメならではの花丸の魅力をアピールし続けました。

 

・きっかけはルビィ

花丸は初めは自分がスクールアイドルに入ることなど考えていませんでした。

 

運動が苦手で本の世界に閉じこもっていた花丸にとってはスクールアイドルは別世界の存在であり、まさに「オラには無理ずら」でした。

やりたいかどうかではなく、できないことが先に来ていました。

 

4話冒頭でも語られているように、花丸にとって周りと同じように物事をするのは身体能力面でも性格的な面でもつらいものがありました。

みんなと同じように走れない、みんなでワイワイするよりは自分の世界で自分のペースでのんびりと過ごしたい。

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いつしか花丸は一人で本の中の空想の世界で遊ぶようになっていきました。

何でもできる、何にでもなれる本の世界があれば大丈夫なのだと花丸は思っていました。

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そんな花丸の転機となったのがルビィとの出会いです。本さえあれば一人でも楽しかった花丸が一緒にいて楽しいと思った数少ない相手がルビィです。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

このあたり幼稚園が一緒だった善子はどうなのかというのがありますが、

・善子と仲が良かったようでもいつも一緒というわけではなかった?

・仲は良かったが小学校から別々になって、そこから花丸と気が合う子が現れなかった?

そのあたりは2期で明らかになることを信じて話を戻します。

 〜〜〜〜〜〜〜〜

一緒に過ごすうちに花丸は知りました。

 

ルビィがどれほどスクールアイドルが好きか

ルビィがどれほど思いやりの深い子か

ルビィがどれほど大好きなものに一生懸命になれる子か

 

そして、ルビィがスクールアイドルに憧れながらもスクールアイドルになろうとしないのは「誰か」を思いやってのことなのだと花丸は気付きました。

 

ルビィちゃんを自由にしてあげたい

 

花丸はルビィをもっとふさわしい場所、胸に秘めたキラキラした想いにふさわしい場所へと送り出すことを決めました。

 

それは「本があれば大丈夫」と閉じこもっていた自分とも一緒にいてくれたルビィに対する精一杯の恩返しでした。

 

・ルビィを解き放つために

入学式で会った先輩が始めたスクールアイドル部は初めてのライブを成功させ、正式に部として承認されました。

そして、その先輩たちは花丸とルビィをメンバーに入れようと考えていました。ルビィをスクールアイドルとして送り出すという花丸の夢を実現させる舞台は整いました。

花丸はルビィにスクールアイドル部に体験入部を提案しました。

一緒に入ろうと言えばルビィも断らないだろう、「スクールアイドルに興味が出た」と言えばルビィは喜んでくれるはず。

ルビィがスクールアイドルになるための手助けをしようと花丸は一芝居打ちました。

 

そして、目論見は成功し、ルビィはスクールアイドル部に体験入部しました。

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スクールアイドルとして練習に励むルビィを見て花丸は自分のやりたかったことか実現しつつあると確信しました。

そして、最後の一押し。

花丸のことを気にし続けるルビィに「自分のキモチを大事にしてほしい」と伝え、

ダイヤをスクールアイドル部と鉢合わせするように呼び出した上で「ルビィちゃんのキモチを聞いてほしい」と伝え、

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花丸は物語の表舞台から去っていきました。

 

そして、スクールアイドルをはじめたルビィと自分は一緒にいるべきではないと「これでマルの話はおしまい」にして一人ぼっちの本の世界へと戻っていきました。

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夢を叶えることができた。

だから大丈夫。一人でも。

 

しかし、

 

・花丸の誤算

計画は花丸にとって思いもしなかった結末になりました。なぜなら花丸は大きな思い違いをしていたのです。しかも3つも。

1つ目の誤算、

それは花丸自身がスクールアイドルを好きになってしまったことでした。

運動が苦手で周りと上手くテンポを合わすことができなかった花丸にとって無縁なはずだったスクールアイドル、それが楽しいことを花丸は知ってしまったのです。

花丸が「できない」と諦めていたものがスクールアイドルとして過ごした日々にはありました。同じ目標のために誰かと一緒に頑張ることが楽しいのだと花丸は知ってしまったのです。

 

2つ目の誤算、

ルビィはただスクールアイドルになりたかったのではなかった。花丸と一緒にスクールアイドルになりたかったのです。

ダイヤと一緒にスクールアイドルを好きになったルビィにとって、スクールアイドルは一緒に頑張れるから意味のある場所なのです。

だからスクールアイドルとして頑張るなら花丸も一緒にいてほしかった。

一人でスクールアイドルとして踏み出すことなどルビィは望んでいなかったのです。

 

3つ目の誤算、

花丸はルビィが無理をしている、助けてあげたいと思い行動を起こしました。

でも、ルビィはただ助けられるだけの弱い存在ではなかった。

スクールアイドル部へ一緒に体験入部しようという提案がルビィをスクールアイドルにするための口実であることに気づいていたし、むしろそれによって花丸が無理をしているのではないかと気にしていました。

しかし、ルビィが目にしたのはスクールアイドルとして花丸が楽しそうにしている姿でした。

本以外にも楽しいものを花丸は見つけた、それもルビィがずっと好きだったスクールアイドルの中にです。花丸と一緒にスクールアイドルを頑張れることをルビィは知ってしまったのです。

だから花丸がルビィのためにとスクールアイドルを離れて一人に戻る結末をルビィが受け入れてくれるわけが無かったのです。

「自分のキモチを大事にしなきゃ」とルビィに言ったのは他ならぬ花丸なのです。

 

・ようやく気づいたキモチ

スクールアイドルを夢見ながら踏み出すことができなかったルビィの背中を押したのは花丸の言葉でした。

ならば次はルビィが背中を押す番です。

 

"素晴らしい夢もキラキラした憧れも全部胸に閉じ込めて"本の世界に戻りかけた花丸は

 

ルビィのキモチ=「花丸と一緒にスクールアイドルとして頑張りたい」を伝えられ、

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花丸自身のキモチ=「スクールアイドルをやってみたい」に気付きました。

 

大切なのはできるかどうかではなく、やりたいかどうか

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花丸は"新しいわたし"に向けて踏み出しました。

 

 ・加入後の花丸

加入後の花丸はきっかけとなった凛を意識してか、少し活発になった気がします。

家が古い寺なので電化製品に疎いという設定は見事にはまり、「未来ずら〜」などという決めゼリフまで生まれました。 

このあたりルビィの「がんばルビィ」と紙一重なので乱用には気をつけてほしいところではあります。

 

1話からほのめかされていた善子との関係は中二セリフへのツッコミポジションとして定着しました。

アニメ前はルビィやダイヤや果南と関わることが多かった花丸ですがアニメで善子と組むことになろうとは。

 

さらに、これは諸刃の剣といえる設定追加ですが、大食いキャラとしての地位も確立しました。

6話くらいから気づけば何か食べてました。おいしそうに食べる花丸をみて癒されたものです。

 

加入回でちゃんとキャラクターの掘り下げもして、なおかつプラスとなる新設定ももらえた。

花丸はアニメで成功したキャラではないかとおもいます。 

 あえていうなら「食べ過ぎじゃない?」ですが、そこは2期での持っていき方次第で良くも悪くもなるのかなと思います。

 

◯2期に期待すること

・1期に伏線あり?

1期のシーンでもしかしたら2期に繋がるかもしれないセリフがあるので2つほど取り上げます。

 

1.「無理に人に合わせてもつらいだけだよ」

第4話「ふたりのキモチ」で一緒にゴールしようと待っていたルビィに言ったセリフです。

 

このシーンに限らず、第4話で花丸は「ルビィちゃんは〜」とルビィのキモチややりたいことについて話しています。

階段のシーンも同様で「ルビィちゃんは〜」というセリフが続きます。

しかし、その合間に入ったのが

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自分に嘘ついて無理に人に合わせてもつらいだけだよ

なのです。

その前後のカットはルビィと花丸が映っているのですが、このセリフを言う瞬間だけ花丸の顔がアップになります。その前後のセリフが「ルビィちゃんは〜」ばかりなので余計に目立ちます。

 

自分に嘘をついていたのは誰か?

無理に人に合わせるのがつらかったのは誰か?

 

ルビィに対して言ったセリフですがルビィは自分に嘘をついていたわけではなかったのです。ダイヤのことを気にしていたのも花丸を一人にしたくなかったのもルビィ自身の偽りのないキモチです。

それに無理をしてまで合わせていた訳でもなく、ルビィはルビィのやりたいことをやっていたのです。スクールアイドルになれなくてもダイヤと花丸と一緒にいたかったのです。

 

ならばこの言葉は誰についてのものだったのか?

4話冒頭のシーンでもう答えが出ています。
本の世界に閉じこもるに至った花丸の過去、それこそが「自分に嘘をついて無理に人に合わせてもつらいだけだった」のではないでしょうか?

周りと同じであることを目指せばそれは「自分に嘘をついて無理に人に合わせる」ことになり、それは元々が周りと離れてしまっていた花丸にはつらい経験にしかならないのですから。

 

2.「これが本当の自分なのかな?」

こちらは第5話です。堕天使アイドルとしてAqoursをアピールする作戦は失敗し、天使ヨハネを捨てることを決意して去った善子。

なぜ堕天使ヨハネになろうとしたのか。千歌たちは善子の根幹ともいえる部分に目を向けたわけですが、

そこで花丸が答えたのが

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ずっと普通がいやだったのではないか。本当の自分はもっとキラキラしていて何かの拍子でこうなっているんじゃないかと思って堕天使になったのではないか」でした。

ここに違和感を覚えたのは私だけでしょうか?

 

善子といえば生まれながらの不運設定です。

 

中二うんぬんはその不運すらアピールポイントにする善子の独特な前向きさの表れであると私は考えており、

生まれついての困難さえもプラスにしてしまうまっすぐさが善子の本当の魅力だよね

がはじめに書いた記事だった私としては、「善子ちゃんはもともと普通だったから中二で特別になりたかったんだねー」

を認めるわけにはいかないのです。

 

アニメでは表立って不運設定には触れてませんが引いたくじがハズレだったり、いきなり海にはまり込んだり、儀式中にトラックが通ったりと不運設定は生きているようです。

 

堕天使ヨハネは善子にとってはつい出てしまう自らの一部で、堕天使ヨハネを捨ててまで普通になりたいと善子が悩んだからこその第5話なのですが、花丸の分析どおりだとすると…

 

普通なのが嫌で堕天使ヨハネを考えた→でも堕天使ヨハネは周りから浮くから普通になりたい

 

という、なんというか…

だったら最初から普通のままでいろよ!

という話になってしまうし、堕天使ヨハネがあそこまで善子の大事なものになるとも思えないので脚本の意図としても花丸の分析は的外れなものとして作っているのだと思います。

 

むしろこれはルビィに言った「自分に嘘ついて〜」のように花丸が自分の辛い思い出を投影したセリフなのではないでしょうか?

特に「これが本当の自分なのかな?」は花丸のずっと抱えてきた悩みのような気がします。
本を読んで空想した世界ではとてもキラキラした自分がいるのに、現実の自分はちっとも輝いていない。そんな日々が続いていたのですから。

 

リアルではなく本の世界で人付き合いを知ってきたがゆえに対人の分析に自分の人生観・世界観のバイアスがかかってしまう傾向が花丸にはあるのかもしれせん。

 

・2期の花丸回のテーマは?

整理してみると、

周りと同じになるのが困難な性質

理想と現実のギャップ

が花丸の持つ課題として1期で出てきていたように思います。

 

 さらに、「できるかどうかではなくやりたいかどうか」で花丸はスクールアイドルを始めました。
花丸は「できない」が他のメンバーよりも多いので「やりたい」こととの差も多いです。

2期で花丸個人回をやるならばこれらに踏み込んでほしいです。

 

ラブライブ!なのでそれほど重い話にはならないかと思いますが、上2つで言うなら、

「つらいだけ」ではない合わせ方を見つける

現実の自分の輝きを見つける

くらいはやってほしいです。

 

・ダイエット回はあるのか?

花丸が大食いキャラになってから言われ続けているのが

 

いつか花丸がダイエットする話が出るのではないか?

 

です。アイドルアニメの大食いキャラの宿命かもしれません。

 

ダイエット回はあると思います。困難に直面して乗り越えるという図式を作りやすい題材であるし、11話で予備予選の結果待ちをしている時に鞠莉に「そんなに食べると太るよー」と言われるくらいなので。

スクフェスのストーリーで花丸のダイエットは何回か出ているのでアニメでもやると見て間違いないでしょう。

 

ただ、単純に体重増えた減ったのダイエット回にはしてほしくない。

ダイエットを花丸の成長のきっかけにしてほしいです。

 

スクールアイドルとしてダイエットが必要になった→なかなかうまくいかない、一緒に頑張っているメンバーにも迷惑をかけてしまう→やっぱり自分はスクールアイドルをやらない方がいい?

のような。 花丸の劣等感や理想の自分とのギャップをダイエットを通して語るような話をやってほしいです。

 

 ・理想の花丸個人回

2期の花丸個人回でどういうことをやってほしいかという話を進めてきましたが、

実はスクフェスのストーリーで理想形としている話があるのでここで紹介します。

Aqoursメインストーリー 12章「花丸の弱点克服大作戦」です。

スクフェスをやっている方は是非とも見ていただきたい話なのですが、あらすじを説明すると、 

 Aqoursの自己紹介ムービーをきっかけに花丸は自分の方言が恥ずかしいと感じて標準語で話すことを決める。

しかし、なかなか直らない。「方言だってかわいいのになぜそこまで気にするのか?」と聞かれた花丸は「自分はまだまだ知識も技術も足りない。みんなと同じようにできていない。でも、みんなに追いつきたいと思っている。自分が足を引っ張るわけにはいかない。」と答える。

花丸は方言を直すためにさらに無理をするが、それを止めたのはルビィ、さらに他のメンバーも続く。

方言を使ってしまうのは弱点ではなくて個性、それに花丸に足を引っ張られていると思っているメンバーはいない。

だから花丸はそのままの花丸でいい。

それをきいた花丸は「こんなこと本には書いてなかったよ」と笑い、そのままの自分の姿で自己紹介をする。

 

この話は上にあげた「人と同じになることが困難な性質」「理想と現実のギャップ」という花丸のテーマに触れて、それぞれに対して「そのままの自分の価値を認める」という解決を提示したばかりか、花丸から「本には書いてなかった」というセリフを引き出しています。

2期花丸回はこんな感じのストーリーを期待しています。

 

・ 嫌いなものの克服

「花丸」という名前を聞いた時から思っているのですが…

プロフィールの嫌いなものになぜ麺類があるのか!

たしかにあのうどん屋は関東圏に展開しているので沼津・内浦が舞台のラブライブ!サンシャイン‼︎で関わりがあるとは思えないのですが…これでコラボの可能性が一つなくなるのはもったいない!

というわけでここは苦手な食べ物の克服をして、花丸が克服した記念にコラボを!

 

というところで花丸の記事はおしまいにします。

次回は8人目、梨子です。

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
出典:U-NEXT
となっています。

HAPPY PARTY TRAINのPPPH問題を語ってみる

 

なぜ、花丸の記事を後回しにしてこれを書こうとおもったか。

 

正直に言います。  

私がHAPPY PARTY TRAIN1番のAメロ→Bメロで警報〜PPPHしてしまっていた側の人間だからです。それも先日のアニサマ1日目まで。

 

ここで謝罪をしても名古屋・神戸・アニサマ1日目は帰ってこないのですが、やらかしてしまった(もしくはやらかしている)側としての意見があまり表に出ない現状でPPPHを入れていた人間が何を思っていたか、なぜ方向転換をしようと思い直したかを書くことで少しはこの問題に貢献できるのではないかと思います。

 

何より中途半端な認識でやらかしてしまっていたのが悔しいので。

 

HAPPY PARTY TRAINPPPH問題とは? 

すでにあちこちで言われていますが、この曲は入れようと思えば、

 

Aメロ終わり(1番なら善子の「ポケットの中〜」)で警報((せーの)はーいはーいはいはいはいはい)

Bメロ(1番なら花丸ソロ)でPPPH(おー、はい!)

 

ができてしまいます。

おー、はい!は正確には「オーイング」という行為なのですが、PPPHの方が通じやすいのでPPPHと呼んで話をしていきます。

 

まあ、PPPHは入れようと思えば大抵の曲は入れられるのですが、

 この曲は

・ナンバリング曲であり、できることならコールを入れたい

・μ'sでコール曲として扱われるスノハレよりはコールが入りそうな雰囲気がある(※)

・1番はAメロで後ろの音が細かく刻むように変化(タンタータ→タンタンタタタタ)して盛り上がっていく

・Aメロ最後の「ポケットの中〜」および「口ずさんで〜」の後のバックで流れる音に「はーい!はーい!はい!はい!はい!はい!」が見事にはまる

※スノハレについては当時盛り上がれる曲数が少ない、かつ締めにスノハレを使わざるを得ない状況からコールが入ったというのもあります。スノハレは結果的にコールが許容されたというのが正しいかもしれません。

 

と、あくまでも主観ですが、ここだけを見ると警報〜PPPHを入れたくなるんですよね。1番Aメロ後半は善子ソロパートで盛り上がるし、割と最近までここはそういうポイントなのかな?と思ってました。

 

しかし、そのままいくと

花丸(キング)、千歌(あんちゃん)のソロパートがほぼ警報〜PPPHとぶつかる

という問題が起こります。

歌詞とコールがぶつかることはそれほど珍しくはないし、他のアーティストではソロ部分とPPPHがぶつかる曲もあります 。μ'sで言えばMスタなんかはPPPHの後半がソロとぶつかってます。スタダもPPPHがソロにぶつかります。私がPPPHを入れることに疑問を抱かなかったのもそういう前例があったからです。

 

では、なぜ今回の警報→PPPHが問題となっているのかというと

1番でソロを歌っているキングの声をコールが潰してしまうからです。

これは声量ではなく、声質の話です。

他のパートが出している中でソロをやって映える声があれば静かな部分で単独ソロをやって映える声もあるわけで、キングの声は後者よりです。

だから無遠慮にコールをぶつけたら花丸=キングのソロを潰してしまうわけです。やっていた私が言うのもおかしな話ですが。

 

2番のあんちゃんも同様ですが、こちらはまだ被害は少ないです。

なぜなら2番に関してはAメロが短いので警報〜PPPHしづらいし、コールを勢い込んでするような人は(私もそうですが)同時に色替えに挑戦していることも多いので、

だった1番よりも難易度の高い、さくらピンク水色→(2年色→)みかん色ピンクの色替えで警報〜PPPHなんてまともにやる余裕はないです。

さらに1番で入れてしまった人が2番では警報〜PPPHしないという軌道修正もありえます。
PPPHが入った場合はあんちゃんのソロが潰れることに変わりはないのですが、1番よりはいくらか安全です。

現に名古屋でも神戸でも(ライブビューイングでしたが)2番で警報→PPPHはほぼなかったです。

 

・なぜ入れていたか

まず、HAPPY PARTY TRAINでのPPPHが問題視されていることについて全く知らなかったわけではないです。少なくとも何回か目にしたことはあったように思います。

 

ではなぜ花丸ソロを潰してしまうPPPHを入れていたかといえばHAPPY PARTY TRAINがナンバリングシングルの表題曲だからです。

私がラブライブ!を知ったのはμ'sのアニメ1期後でしたが、当時の私には「Snow halation」「もぎゅっと"LOVE"で接近中」にいわゆるコールが入っているのが意外でしたし、PPPHとソロがぶつかる例として書いた「START DASH」のPPPHも最初に聞いたときには違和感がありました。他の曲のコールでも「そこに入れるか?」というのが結構あったのを覚えています。

 

それでもなんとか自分を納得させたのが「花形の曲だからコールをいれた」「コールは多少違和感があってもそういうものだと割り切る」でした。

そんな感じなので、ナンバリングシングルの表題曲は花形の曲だからコールを入れるという認識でした。

 

だから花丸のソロパートが潰れてしまう違和感よりもナンバリングシングル表題曲であることを優先して警報〜PPPHを入れてきました。HAPPY PARTY TRAINのBメロにではなく、ナンバリング表題曲のBメロに対して本当に「なんとなく」入れていたのです。

 

・なぜ入れないと決めたのか

なぜ花丸パートにPPPHを入れないと今更ながらに方向転換したのか。

入れない方が多数派だから、ではないです。

 

コールの本来の目的とはなにか?を改めて考えた結果です。

 

1日目終了後、アニサマでのAqoursのステージの感想が各所で語られたのですが、そこで目にしたのは

「また、キングのソロが潰された」

 という感想でした。それでも"ワンマンライブよりは良かった"そうです。

 

繰り返しますが、PPPHによってキングのソロが潰されることは知っていましたし、それを不満に思う人がいることだって知っていました。

しかし、ナンバリング表題曲であること、μ'sの楽曲でソロにぶつかるコールがあっても平然とまかり通っていたことを理由にその日もPPPHを入れました。

 

だから、このコメントは知っていたことを改めて目にしたに過ぎないのですが、アニサマ当日に「キングのソロが潰された」という言葉を目にして、HAPPY PARTY TRAINにおける自らの在り方を振り返った 時、自分がやっていたことがコールだとはどうしても思えなかったのです。

 

今年のアニサマでは一時期運営側からコール禁止ともとれる注意事項が発表されました。
ライブ中の禁止行為に「コール」が入っていたために「あのアーティストはどうするんだ?」と半分ネタとして賑わった事件です。

 

「アーティストが望んでいる形でのコールレスポンスを禁止するものではない」という公式回答が出されて話はおさまり、私もそれ以降はあまり重くは考えていなかったのですが…

 

アニサマにおける公式見解は「コールはアーティストのためにやるもの」なのです。

 

何もアニサマに限ったことではないですね。アニメのDJイベントのようなアーティスト不在の特殊例を除けば「自分たちが楽しむためにやる」ではなく、「場を盛り上げてアーティストに気持ちよく歌ってもらう」のがコールであり、根本にはアーティストのためにどうするか?どうやったらステージにいるアーティストを引き立てることができるか?があるはずです。

 

他でもやってるからと、前例があるからとキングの歌を潰してまでコールするのは妨害行為となんら変わらないのではないかと思い始めたわけです。

 

だったら名古屋公演前に気づけよという話ですね。アニサマのコール禁止騒動が6月、そこから今まで何をしていたのか、何を見ていたのか。

名古屋・神戸・アニサマで私の近くにいた方々には申し訳ありません。何より一生懸命歌っていたキングに申し訳ない。

 

・埼玉公演に向けて

ここまで気づけなかったのは今までなんとなくやってきたツケなのかなと感じています。

演者が話しているときは静かにする、コールを入れたらソロが聞こえないならコールをやめる、どちらも同じことなのに前者はできて後者は理由をつけて押し通そうとする。

 

コールする方はわかるかもしれませんが、ラブライブ!のコールは単純です。だから「いままでどおりになんとなく」でかなりの曲数をカバーできてしまう。

すると自由が効くようになってやりたいことばかり考えてそれを実現するためにコールを始めてしまう。

でもコールってそういうものではなかったはずです。

 

HAPPY PARTY TRAINPPPH
「ああ、なんか入りそうだな。でも、入れないようにしよう。」
ではなく、
「キングのためにも絶対にいれない!」
なのだと思います。

 

この話は私の失敗であり、それこそチラシ裏にでも書いとけという話ではありますが、
HAPPY PARTY TRAINのコールに限らず、ファンは「いつもどおり」や「なんとなく」ではなく、ちゃんとアーティストのためにどうするべきかを考えなければならないのだと思います。

 

コールひとつにしても同じ曲の同じ場所であっても入れるべき時、入れるべきではない時はあるのでは?

演者が見てほしいもの、聴いてほしいものがコールや掛け声で台無しになってはいないか?

そういったことに気をつけて初めて演者の望むコールアンドレスポンスになるのだと思います。

 

私は花丸ソロつぶしをしたかったわけではなく、むしろアニサマに臨むAqoursを全力で応援しようとしました。

 だからこそ「なんとなく今までどおり」で何も考えずにコールを入れて、邪魔をしてしまったことが情けないです。

 

 ・最後に

「キングのソロをコールで潰さないようにしよう」という意見からはじまったHAPPY PARTY TRAINPPPH問題ですが、突き詰めればファンとして優先すべきものはなにかという話なのだと思います。

3rdシングルという位置づけからしてHAPPY PARTY TRAINはこの先もずっと演奏される曲になると思います。「コールは演者のことを考えて行うもの」という流れの一歩として花丸パートのPPPH無しが定着すれば、今後は他の曲に対しても演者のことを考えてコールする人が増えるでしょう。

それはコールだけではなく、ファンとしての在り方を形に残す試みではないでしょうか。

やらかしてしまった私が言えたことではないですが…まずはHAPPY PARTY TRAINから今一度ファンとしての在り方を見直してみるのも良いのではないでしょうか?

【祝公開】サンシャイン‼︎2期PVを見てあれこれ書いてみた【PV第2弾】

みなさんお元気でしょうか?

 

もう8月も終わりに近づき、Aqoursは2ndライブツアー第二の地、神戸での公演を無事成功させ、新たな舞台に旅立ちました。

 

そして、アニメ2期PV第2弾が神戸公演にて先行公開、20日の夜より公式サイトにて公開されました。

私はライブビューイングで見たのですが、

もうなんというか…テンションあがりすぎで変な声が止まりませんでした。

近くの方々申し訳ないです。

 

ということでまがりなりにも考察ブログめいたものを書いている私としては新2期PVについて何か語ろうかなと思ったわけで単発で記事を書くことにしました。

 

・「学校」で「アイドル」!!!

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PV開始後に真っ先に現れるこの言葉。1期PVでも使われたフレーズです。

アニメ版ラブライブ!サンシャイン‼︎の共通フレーズなのだと思います。

「私たち輝きたい」「ゼロからイチへ」と言った他のフレーズもある中でこれを使い続けるからにはなんらかの意図が隠されているのかもしれません。

 

・「セカンドシーズンのスタートデース」

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第1弾PVにもあったシーンです。次のシーンからすると二学期の始業式のようです。

 

梨子

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梨子によるとセカンドシーズン=二学期ということらしいです。

ということは…

三学期=サードシーズン

三期確定!? 

 

梨子から見た鞠莉の評価がわかるシーンでもあります。梨子は千歌と曜以外との関係の描写が希薄だったイメージがあるので新鮮です。

 

あと、スタッフが意識したかはわからないですが、こういう時って背の小さい方が前に来るので曜(157cm)は梨子(160cm)の前に来るんですよね。

 

で、気になるのは千歌(157cm)はどこにいるのか?身長順なら曜の前かな?とも思うのですが…ここは何らかの事情で列にはいないのではないかと予想します。

例えば壇上で何かやるつもりとか?もしくは新学期そうそう遅刻とか?

 

「この体はあくまで仮初め」

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練習シーンです。長座体前屈で上から負荷をかけることで腰関節の柔軟性を鍛えるというあれです(正確な名称がわからないです)。

善子と果南の絡みというと1期11話での「生徒会長と理事長があんなんで大丈夫?」、1期13話での「空間移動を使います」を思い出します。上級生にもこのテンションなのがいかにも善子です。 

果南も練習のコーチが板についてきました。

 

見守るビィ

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この後のシーンからすると花丸を見守っているようです。1期では色々と思うところのあったルビィの扱いですが…2期ではどうなるのか?

 

1回。それが花丸のダウンまでの回数ずら。

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 腕立て伏せをしようとする花丸。しかし、たった1回でダウン。

腕立て伏せって難しいよね。うん。

花丸の運動苦手設定が忘れられていなかったようで安心しました。

上の2つと同じく練習のシーンです。ここでも千歌がいないのが気になります。千歌は遅刻or欠席で8人での練習の様子ではないかと思いますが…始業式と同じ日だとしたら千歌がほぼいない始業式が第1話ということも…。

 

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曜と梨子はここでも一緒です。1期では千歌を交えて3人でいることが多く、曜と梨子が二人きりの時どうなっているかはあまり出なかったのですが(とはいえ、11話で電話で話してる様子からすると仲は良かったみたいですが)

同学年ということもあって上手くやっているようです。

 

 それはそうとして…

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 えっろ!

むしろこのために腕立て伏せをさせたと言っても過言ではないはずです。 

 

「説明会まであまり日はありませんわよ」

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1期12話で出た学校説明会の話、13話では参加者が1になりました。しかし、何やら問題があるようです。

まだ人数が足りないとかでしょうか。

2期では学校説明会が序盤の重要ワードになるようです。学校の魅力を伝えれば人が集まった音ノ木坂とは違う浦の星で入学希望者を増やすにはどうすればいいか。

 

「あまり日はない」という言い方からすると、説明会で何かをやろうとする→あまり日はないけれどできるのか?という展開でしょうか?

 

・学校説明会のポスター

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ポスターが学校説明会のものとは思えないのですがこれも作戦でしょうか。それとも最近の高校の学校説明会のポスターはこういうのが主流なのでしょうか。

 

・停留所でのメンバー

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先ほどの果南とダイヤのシーンからの続きです。

やっと千歌の登場です。その代わり鞠莉がいないですが、理事長として別の方面でやることがあるから別行動をしているとかでしょうか。全員揃うことができないのが問題につながるのかもしれません。

 

そして、ここからはライブビューイング会場を沸かせたあの一連のシーンです。

 

「なにかあったでしょ?」

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 果南さんおこです。ここは1期8話を見た人にはピンとくる場所かと思います。

 

この場所で果南が怒る相手といえば…。

 

約束された勝利かなまり

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そう、鞠…お姫様だっこおおおおおおお!

かなまり!かなまり!かなまり!

2期でもかなまりです!

かなまりイズ正義!

 

鞠莉ってメンバーの中で一番身長が高いわけでそんな鞠莉をひょいっとお姫様だっこする果南のパワーはもちろん、

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いきなりの奇襲に慌てる鞠莉とキリッとした果南の表情が全国のかなまりファンのハートを鷲掴みです。

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鞠莉のスリッパが片方脱げてしまっているのも高ポイントです。

 

このシチュエーション、やはり鞠莉がケガをした、足を痛めたというのが濃厚かと思います。

鞠莉が足をケガしたとなれば果南にとっては2年前のいざこざの再来なわけで、ここまで過剰な心配をしてしまうのも納得できます。

勢い余ってお姫様だっこくらいはするでしょう。

 

・駆け出す千歌 

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ここも見覚えがありますね。千歌と梨子が初めて会った場所です。

カメラがぐるぐる回りながらこっちに走ってくるという動きからしても1期1話で梨子が海に飛び込もうとしたシーンを意識しています。 

当時とは千歌と梨子の立ち位置が逆になっています。

 

千歌のジャンプ

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恐らくは上からの続きで駆け出した千歌が海にジャンプしてるのではないかと思います。

1期1話では梨子を全力で止めようとした千歌ですが、今度は自分が飛び込む番です。

作中では9月だと思うので飛び込んだとしても大丈夫なはず。

 

予想としては1話の最後あたりで千歌と梨子の会話→駆け出す千歌→千歌が海に飛び込もうとジャンプ(顔のアップあたりで千歌のモノローグ)→新オープニング「未来の僕らは知ってるよ」

こうではないかと!

 

・2017年10月放送スタート!

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 あと1ヶ月と少しです。

 

・放送予定曲

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やはり静岡放送(SBS)があります。

あくまでも地上波での放送曲なのでニコ生、バンダイチャンネル、AbemaTVあたりもやるでしょう。

ニコ生で最速→SBSで実況しながら再視聴というのが理想です。

 

第2弾PVはここで終了ですが、第1弾PVにしかなかったカットもいくつかあったので

 

・果南スマイル

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第2弾PVで善子の上に乗っているあたりのカットでしょうか。

 

・謎のポーズ 

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なんなのでしょうかこれは。 制服なので上の果南とは別のシーンだとは思いますが。

 

・微笑むダイヤ

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 生徒会室だとは思いますが、ただの教室のようにも見えます。

相手は9割くらいの確率でルビィだと予想します。

 

・恐怖!夜な夜なのっぽを貪る女

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 後ろの箱は学校とかにある消化器の入っているやつだと思います。

夜に学校で何かする話があって、「誰かいる!?」→(カメラ寄っていく)→「ずら〜(エコー付)」みたいな展開でしょうか?

2期でも花丸は大食いキャラを貫くようです。

 

・梨子スマイル

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相手は千歌ですね。これは間違いない。

サンシャイン‼︎のヒロイン枠は2期も梨子で確定です。欲を言えば千歌以外との絡みも通じて成長していってほしいです。

 

・前速前進

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ヨーソロー!からの… 

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敬礼!

そういえばアニメだと「ヨーソロー」の時点で敬礼してることが多いような…

私の予想では2期で大きな試練が待っているであろう曜ちゃんです。

 

以上、PVを見ての感想やら予想やらを書いてみました。まさに、

どんなことが起こるのかわからないのも

楽しみさ

ですね。

 

◯ちょっとした宣伝

ちなみに現在、アニメ2期に向けてAqours一人一人について語るという企画で記事をかいております。

これまで書けたのは6人

善子

【2期準備記事】津島善子〜捨てられなかった大好きな自分〜 - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室

 

鞠莉

【2期準備記事】小原鞠莉〜強がりお嬢様がのぞんだ宝物〜 - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室

 

千歌

http://gleebear.hatenablog.com/entry/2017/06/24/162108

 

ダイヤ

http://gleebear.hatenablog.com/entry/2017/07/12/130010

 

ルビィ

http://gleebear.hatenablog.com/entry/2017/07/28/002037

 

果南

http://gleebear.hatenablog.com/entry/2017/08/10/183812

 

花丸、梨子、曜はまだ書けてないのですが、2期までには何とか書き上げる予定です。

 

この記事内の画像については、
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
出典:「ラブライブ!サンシャイン‼︎」TVアニメ2期PV 第1弾/第2弾(ラブライブ!サンシャイン‼︎公式サイト)
となっています。

【2期準備記事】松浦果南〜正解はひとつ!じゃない‼︎〜

Aqours2ndライブツアー…

ついにはじまりました。私は名古屋1日目LV、2日目はチケットなしでしたが、それでも

オラすっげえワクワクしたぞ

って感じでした。感想を書くと果てしなくなりそうなので一言で書くと

今、全力で駆け抜けよう

という3時間でした。

短いながらもアニメ2期のPVも公開されましたね。アニメ2期に向けて俄然モチベーションが高まりました。

 

そんなこんなで一人ずつ1期を振り返りつつ、2期への期待を語るこの企画もついに6人目です。

※ちなみに今回のタイトルはたまたまこうなっただけであり、実在するアニメ・ユニット・ヨコハマいちの名探偵とはあまり関係はありません。「おはよーおはよー」とか「問・題・解・決!」とかしないのであしからず。

 

今回は第2回センター投票の王者

やんわりとした独特なテンポのツッコミとボケとか、グラーマラスなボディとか、親友への熱い思いとか、千歌たちを温かく見守るおねえちゃん要素とか

なんか色々な魅力で善子から1位をかっさらっていった

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松浦果南ちゃんです。

※紹介に私怨が混じっているのは気のせいです。

 

ルビィのところで「ルビィは難関だ」と書いたのですが、1期を振り返るという今回の企画では果南もまた鬼門でした。

 

というのも、果南はこと1期に関してはほぼほぼ鞠莉との絡みになるので…

鞠莉のことを書くと妙なスイッチが入る

といういつもの現象が起こります。

果南の記事なのにほぼ鞠莉のことしか書いてないというなんだかわからない記事ができるわけですね。

ちなみに、私はリトルデーモンです。

鞠莉は好きですがそれ以上に善子が好きです。ただ鞠莉のことになると異様に筆が乗るだけです。

 

◯1期を振り返って

・4分57秒

以前、

 【調査】7話までで果南登場シーンはどのくらいあるのか? - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室

こちらの記事にて

 

7話までで果南が登場している(物語に関わっている)時間を集計したのですが、

その結果、7話までの果南の登場シーンは5分にも満たないことが発覚しました。

 

なお、この集計は

・果南が一部分でも画面に映っているor果南の声がしているシーンを「果南の登場シーン」とする

・1秒未満は四捨五入する(なるべく切り上げ寄りで判断)

・登場シーンの間が10秒以内、かつ同一の場面内の場合は他のキャラのセリフや動きによってやむなく果南が映せなかったと考えて継続して登場していたとみなす

という基準での集計なので実際はもっと少ないです。

 

全13話の中で7話まで特にこれといった出番もなかった果南。

ダイヤや鞠莉はそれなりに物語に関わっていた一方で果南はというと

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1話で「スクールアイドル」という単語に反応したり、

 

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3話のファーストライブでは体育館の外で何やら複雑な面持ちだったり、

 

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鞠莉に対してはまるで別れた恋人に対してのような冷たい態度を取る一方で、

 

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千歌たちがスクールアイドルをしているのを応援するようなそぶりも見せ、

 

スクールアイドルに対してどう思っているのか?鞠莉に対して突き放すような態度をとるのはなぜか?とんでもないトラウマを抱えているのではないか?

 

などなど情報の少なさからいくつもの疑問と憶測が飛び交い、私たちを沸き立たせてくれました。

 

なお、当時の記事で私も予想めいたものを書きましたが何やらこっぱすがしいことを語った挙句、見事に外しました。

というより、あれを当てられた人はいるのか?というくらいの情報量の少なさでよく書く気になったものです。

 

謎に包まれた果南の真意が明らかになったのは放送開始から2ヶ月が経過した第9話『未熟DREAMER』でした。

 

・すべては鞠莉のためだった

もうこの一言で説明がついてしまいます。

はい、かなまりおいしくいただきました。

 

9話を語る前にまずは8話にて明かされた3年生の過去から

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2年前、果南は浦の星を廃校から救うためにスクールアイドルを始めようと思い立ちました。

スクールアイドルにただならぬ愛情をそそぐダイヤと一緒になって鞠莉を仲間に引き入れ、幼馴染3人によるスクールアイドル「Aqours」は活動をはじめました。

鞠莉は初めこそスクールアイドルになるのを拒否し、半ば無理矢理に加入させられましたが、

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いつしか3人でスクールアイドルをすることを楽しいと感じるようになっていました。

 

そして、9話で明かされたさらなる真実…

 

3人でのスクールアイドル活動を続けていくうち、果南は思い知ることになります。

鞠莉はあの小原家のご令嬢、多くの人の期待と輝かしい未来を背負っているのです。

やらなければならないこともたくさんあります。

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だから鞠莉にとってスクールアイドルをするということはそれ以外の色々な将来の可能性を犠牲にすることに他ならなかったのです。

鞠莉は輝かしい将来を投げ打ってでも3人でスクールアイドルを続けようとしました。


しかし、果南は鞠莉にそんな無理をしてほしくはなかったのです。鞠莉には幸せになってほしかったのです。
一緒にいる楽しい今よりも、離れ離れになってでも掴む将来を鞠莉には選んでほしかったのです。

それが鞠莉にとっての幸せになると果南は信じていました。

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「離れ離れになっても鞠莉のことは忘れない」
と果南は鞠莉を送り出すために想いを伝えました。

 

 しかし、そんな想いに鞠莉が気づくことはなく、鞠莉は浦の星でスクールアイドルを続けます。

「学校を廃校から救うため」ケガをしてでもステージに立とうとし、果南が東京のイベントで挫折してからは「果南のリベンジのため」にさらにスクールアイドルにのめり込みました。

 

でも、それはとても歪な行為です。

他にやるべきことも、手に入るものもあるのにそれを犠牲にしてまで自分たちと過ごす鞠莉。スクールアイドルを続ける大義名分を振りかざしながらも本音は恐らく違う鞠莉。

 

果南とダイヤとの時間と引き換えに鞠莉は多くのものを失っていく、このまま続ければ鞠莉がダメになってしまうかもしれない。

スクールアイドルに誘わなければよかったのではないか?今からでも鞠莉を自由にしてあげられないか?

 

 果南は決意しました。

 

自分たちが重荷になるなら、無理矢理にでも関係を断ち切って、悪者になってでも鞠莉を留学に送り出して自由にしてあげなければならない。

 

そして、「東京のイベントで失敗してスクールアイドルが嫌になった」果南による突然のAqours(2年前)の解散と理解しあえないままの別離という結末を果南は選びました。

 

すべては鞠莉の幸せのために、それが「正しい」のだと信じて。

 

・再び動き出す時間

しかし、それから2年後、鞠莉は帰ってきてしまいました。

2年前に失ったものを取り戻すために。

 

鞠莉が帰ってきたのは奇しくも果南の幼馴染の千歌がスクールアイドルを始めたのと同じタイミングでした。鞠莉は「理事長として」千歌の始めたスクールアイドル「Aqours」を応援するとともに、果南とダイヤとスクールアイドルをまた始めようと動き出しました。

 

結局、留学をしても鞠莉は自由になりませんでした。

むしろ余計に果南とダイヤに縛られてしまいました。

果南が鞠莉を受け入れれば、スクールアイドルを始めれば、また鞠莉は多くのものを犠牲にしてしまいます。

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だから果南は鞠莉を拒絶し続けたのです。

辛辣な言葉をかけながら、鞠莉を傷つける態度をとりながら、鞠莉の悲痛な叫びを聞きながら、鞠莉が自由になれるならそれが「正しい」のだと信じて。

 

しかし、果南の貫こうとした「正しさ」は2年の時を経て打ち砕かれました。

 

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2年前の真実を、鞠莉の幸せを願っていた果南の想いを鞠莉はダイヤから聞かされました。

 

そして、鞠莉はようやく果南に本音をぶつけることができたのです。

 

将来よりも留学よりも東京で果南が歌えなくなったことが大事だった。

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私が果南を想う気持ちを甘く見ないで、と

 

・果南の間違い

鞠莉、ダイヤと問いかけから語ってきたので

果南についても一つ問いかけを、

 

果南はいったい何を間違えたのか?

 

果南は鞠莉を無理矢理にでも留学に行かせました。それは多くの人が望んでいた正解であり、実際に正しい選択です。あのまま鞠莉がスクールアイドルを続けていてはいけなかったのも間違いないでしょう。

 

しかし、たとえ歪であったとしても、想いを踏みにじられる悲しみを、

すれ違ったまま留学先で過ごした2年間を、

ましてやそれが鞠莉が望んでいなかった「幸せ」のためのものだと知った怒りを、

なにより「鞠莉の幸せを願っていた果南自身が鞠莉を苦しめていた」ことを、

果たして幸せと呼べるのでしょうか?

 

留学をしないでスクールアイドルを続けた鞠莉は「正しく」ないので幸せになれないのでしょうか?

鞠莉の幸せとは何だったのでしょうか?

 

果南は鞠莉に"果南の思い描く"幸せを押し付けてしまっていたのです。

果南の考える幸せが鞠莉の唯一の幸せであり、そこに至る方法もただ一つしかないと思い込んでいたのです。


2年前、果南は「鞠莉は留学すべき」と決めつけていました。

しかし、留学をしないで果南とダイヤと一緒にいるという選択自体は間違いではないはずです。

留学しないことで失う以上のものを得られるならそれもまた正解になるのです。

 

ラブライバーならば思い当たるはずです。

かつて、同じように留学(=未来)とスクールアイドル(=今)の間で悩み、揺れ動いた少女がいたことを。

 

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©2013 プロジェクトラブライブ!
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そう、ことりです。

 

ことりの答えは「留学にいかない」ことでした。将来の可能性と引き換えにしてでも価値のある今がある、というのがことりの答えでした。鞠莉とことりでは事情が違うのですが、当時の鞠莉の精神状態を考慮すると危ない選択ではありますが、留学しないことは間違いではないのです。

鞠莉にとって将来よりも大事なものがあったののなら、そこに懸ける鞠莉を支えるのも一つの正解なのです。鞠莉が無理をしないでスクールアイドルを続ける道はゼロではなかったはずです。

 

そもそも「留学するかしないか」のどちらが鞠莉にとって正解か、どちらが幸せになれる選択かを果南が決めることはできなかったのです。果南はスクールアイドルを続けたまま幸せになれたかもしれない鞠莉の可能性を否定してしまったとも言えます。

 

・鞠莉の幸せとは何なのか?

果南は鞠莉の幸せを願っていましたが、鞠莉の幸せはたった一つの条件さえ満たしていればどこにいても、何をしていても実現できたのだと思います。

 

鞠莉にとっての幸せの条件は何か?

私は「大事な人(特に果南とダイヤ)とのつながり」なのだと思います。

 

鞠莉にとってスクールアイドルが大事だったのは歌やダンスの楽しさやパフォーマンスで観客を楽しませることへのやりがいももちろんあったのでしょうが、何より

果南とダイヤが誘ってくれたし、果南とダイヤと共有できる体験からです。

 

鞠莉が浦の星の廃校を阻止しようとするのは浦の星女学院がどこよりも大事な場所で、6話と9話の回想シーンからすると、

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果南とダイヤと初めて会ったのが現在の浦の星女学院だからということのようです。

 

果南とダイヤとつながっているならば鞠莉はそれが大事なものになり、そんな大事なものを守り共に進んでいくことが鞠莉の幸せなのだと思います。

留学してもしなくてもつながりさえ絶たなければ鞠莉にとっての幸せな未来は何通りもあったし、幸せになる方法はいくつもあったのです。

 

果南も「離れ離れになっても鞠莉のことは忘れない」とは言っていたし、鞠莉の大切なものに気づいていたのかも知れません(鞠莉は果南の言葉の真意に気づかなかったようですが)。

しかし、果南は鞠莉の幸せを決めつけて一つの正解を「正しい」と押し付けてしまいました。

 

何度も書いていることですが……鞠莉が本音を言うことができれば誤解は避けられました。果南が「正しい」と思い込んだまま間違え続けたのは鞠莉が本当に望んでいるものを隠し続けたからです。

しかし、果南もまた鞠莉の可能性を狭めて鞠莉の本当に望んでいるものの中にある鞠莉自身の幸せを見ようとしなかった。

 

12話で果南はSaintSnowを「1年の頃の私みたい」と言っていました。
この話ではAqoursが「ゼロからイチへ」という勝ち負けとは別の目標をもつための比較対象としてSaintSnowが「勝つ」ことにこだわっていることが強調されました。SaintSnowにとっては勝つことが正しいのです。一つしかない正解に囚われて視野が狭くなっている状態といえます。
同じように1年の頃の果南には正解が一つしかなかったのです。

正解が一つしか見えなかった果南はそこから外れまいと必死になりました。たとえ嘘をついても嫌われても鞠莉が幸せになってくれるならそれが「正しい」のだと信じました。

その正解以外にも答えはあったのに、答えに向かう方法もいくつもあったのに、一つの正解と解法にこだわって周りが見えなくなってしまいました。

その結果、向かう先を見失い、鞠莉の幸せというゴールに不可欠な果南とダイヤと鞠莉のつながりを果南自ら切ってしまったのです。

果南は「正しい」道を進むことだけに気を取られ、ついには今まで自分がどう進んできたかも、これからどう進めばいいかもわからなくなってしまいました。

ただただ目の前にある「正しい」と思った道を進むことしかできなくなっていました。

伝えきれない想いに心 迷子になっていたのです。

 

・余談ですが…

鞠莉の本音を知った果南が返した言葉は

「だったら素直にそう言ってよ!」でした。

 

発言の内容ではなく今まで本音を言ってくれなかったことに怒りました。果南にとっては「鞠莉が本音を言ってくれない」ことが何よりも不満だったのです。

 

果南は鞠莉の幸せを望んでいました。

しかし、9話の時点ではもう果南自身も何が正しいのかわからなくなっていたのだと思います。

 

ずっと「鞠莉が何を望んでいるか」「鞠莉の幸せは何か」を考えてきた果南だからこそ、

みんなが望んでいる「正しい」と思ったものを否定し続けた鞠莉が本当に欲しいものを知りたかったのだと思います。

 

ずっと、大多数の「正しい」を否定する鞠莉の本音を見せてほしかったのだと思います。

 

だから果南は それまでの何よりも「素直に言ってほしかった」と怒ったのではないでしょうか。

 

長々とかなまりについて語りましたが、

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互いの未熟さを許しあった二人は幸せなハグをしハッピーエンド!めでたしめでたし!

ではなく、その後4話ほど1期は続きます。

・本来の果南が復活
出番がほぼ皆無の序盤、かなまり問題でこれでもかと暴れ回った中盤でしたが、10話以降はやっと本来の果南が見られるようになってきました。
メンバー内でもトップクラスの運動能力とスタミナを遺憾なく発揮し、

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グラマラスな体を見せつけてくれたのはもちろん、
みんなを温かく見守るお姉さんっぷりに「ああそういえば果南はこういう子だったなあ」としみじみしたものです。

 

◯2期に期待すること

・「正しい」ことの落とし穴を伝える

鞠莉との一件で果南は「正しい」と思いこんでしまうことの危険さを知りました。

その経験を活かしてほしいです。鞠莉が曜に対してやっていたように、果南も自分の失敗から学んだことをメンバーの誰かにアドバイスするシーンを見たいです。

 

・ちゃんと鞠莉を送り出してほしい

2期ではまだそこまで行かないかもしれません。しかし、今までも何度か書きましたが、果南たちは3年生であること、鞠莉はいつまでも果南たちと一緒にいられる立場ではないことを考えると別れについて多かれ少なかれ触れることになるはずです。

今度はちゃんと鞠莉を送り出してほしいです。

 

・鞠莉以外のメンバーとの関わりも

1期は出番が途中まで少なかったことも手伝ってほぼ鞠莉との絡みで、同じ学年で幼馴染のダイヤとさえ充分な絡みはありませんでした。

「 果南は他のキャラと絡んでこそ生きる」1期開始前の記事で私はそう書きました。2期ではかなまり以外の果南の可能性を見せてもらいたいです。

 

思う存分Q.E.D!(証明完了)」したところで

第6回、松浦果南編はこの辺りで終了とさせていただきます。

 

次回は花丸です。神戸とかアニサマとかありますが、時間を見つけて書いていくつもりなので次回も読んでいただけたら幸いです。

 

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となっています。

【2期準備記事】黒澤ルビィ〜私たちは彼女に何を求めるのか〜

ラブライブ!サンシャイン‼︎アニメ2期前にAqoursの9人について振り返ってみる企画も今回で5人目、やっと半分です。

 

今回は…

 

黒澤姉妹の妹

がんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒を愛し、がんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒に愛された少女

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黒澤ルビィです。

 

書き終わった今だから正直に書きますが

「1期の振り返りと2期に期待すること」

このテーマで書こうと決めた時、一番の難所になると思ったのがルビィでした。

アニメでのルビィの扱い、決して悪くはなかったと思います。各所で批判の対象となっている10話以降の扱いも部分ごとに切り取ってみれば「かわいい」描写はそれなりにありました。

しかし、それをもってルビィの魅力が発揮されていたかと考えた時、ルビィに私は何を求めていたのかを考えた時、

書きにくい、というのか真っ先に浮かびました。

それでもなんとか書き上げたのですが…愚痴っぽくなってしまうのは覚悟した上で読んでいただければと思います。

 

◯1期を振り返って

・「一緒に」がんばりたい

アニメ開始時のルビィは花丸いわく「究極の人見知り」でスクールアイドルに興味はあっても踏み出すことができない、μ'sでいうところの花陽のようなポジションでした。

 

とはいえ、ルビィはスクールアイドルになろうとしない理由が花陽とは少し違ったのですが。

 

それが明らかになったのはルビィの見せ場、第4話『ふたりのキモチ』でした。

 

少し脱線しますが、第4話放送当時、

花丸がルビィを助けようとするという一視点からだけで4話を見ていた私は

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「ルビィ、ずっと花丸ちゃんのこと見てた」

からの展開、ルビィもまた同時進行で花丸を助けようとしていたというラストに見事に騙されました。

『ふたりのキモチ』というサブタイトルだったり、注意深く見ていくとルビィが花丸を気にかけている描写があったり、小道具の雑誌でμ'sの2期5話を持って来ることで互いに助け合うルビィと花丸の関係を暗示していたりと気づける要素はあっただけに、引っかかったのも爽快で、ラブライブ!サンシャイン‼︎の考察ブログを書くことに妙な手応えを感じた回でもあります。

 

 さて、話を戻しますが…

ルビィがスクールアイドルになるのをためらったのは2人の人物が関係していました。

1人目は姉のダイヤです。

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昔はスクールアイドルが好きだった姉、しかし、高校生になってスクールアイドルをはじめた(9話の言い方からするとルビィはダイヤがスクールアイドルをはじめたことは知っていたようなので)姉はある日を境に「スクールアイドルを見たくない」と言うようになった。

 

姉が見たくないものを自分が好きでい続けてよいのか?嫌いにならないといけないのではないか? 

 

ルビィにとっては「ダイヤと一緒に」スクールアイドルが好きでいることが重要で、(ルビィ自身も相当なスクールアイドル好きですが)姉とキモチを共有できるものがスクールアイドルでした。

 

ダイヤが実は今でもスクールアイドルを好きなのはルビィも知っていたにせよ、少なくともダイヤになんらかの複雑な事情を感じていたのは間違いないはずです。

その複雑な状況がなんであるかはわからないけれど、今のダイヤを置いていって自分がスクールアイドルになるわけにはいかなかった。

 

もう一人は花丸です。

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「花丸と一緒に」スクールアイドルをやることがルビィにとって「やりたいこと」でした。

はじまりが姉と一緒だったルビィにとってスクールアイドルは「キモチの共有」をできる場所で、誰かと一緒に楽しむのがスクールアイドルなのです。

だから当然のように花丸ともスクールアイドルを楽しみたいと思った。

頑張るなら花丸も一緒にいてほしい。スクールアイドルは誰かと一緒に楽しむもので、花丸を置いて自分だけがスクールアイドルになるわけにはいかなかった。だからルビィは一人でスクールアイドルをはじめることをためらったのでした。

 

明確に語られてはいませんでしたが、自分がスクールアイドルを始めることで花丸がまた一人になってしまうことを心配していた。という見方もできそうです。

 

スクールアイドルに対して何かを抱えているダイヤを気にして立ち止まり、花丸とスクールアイドルになるために立ち止まり、スクールアイドルに踏み出せなかったルビィでしたが…

 

その背中を押したのは「自分のキモチを大事にして」という花丸の言葉でした。

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花丸の願い通りルビィはスクールアイドル部に入り、スクールアイドルへの一歩を踏み出しました。

 

しかし、まだルビィのやりたいことは叶っていませんでした。 ルビィにとっては「一緒に」というのが大事なのですから。

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ルビィは自分のキモチ=花丸とスクールアイドルをやりたい、を花丸にぶつけ、花丸と一緒にスクールアイドルになることができました。

 

 

・メンバーになった後

5話以降はストーリーの主役にはならなかったものの、メンバーに新情報をもたらす花陽ポジションでした。ストーリーの進行上ルビィに焦点が当たらないのも仕方ない…

 

 と思いきや、1期でルビィにとって大事なターニングポイントがもう一つ

 

・ダイヤの過去を知った

8話〜9話で2年前にダイヤに何があったかをルビィは知りました。

 

7話で東京に行くルビィにとってダイヤは「頼れるお姉ちゃん」でした。ルビィがスクールアイドルを続けるのは嫌ではないのか?という問いにダイヤは暖かく返し、出発前に励ましの言葉をくれました。

8話では東京から帰ってきて暖かく迎えてくれたダイヤに緊張の糸が切れて泣きつき、そのまま眠ってしまう。

ここまでのダイヤはまさに傷のないダイヤモンドそのものです。少なくともルビィにとっては。

 

そこから目を覚ましてダイヤの過去を知り、ダイヤもまた不完全な一人の人間なのだと知りました。

さらに9話のダイヤ加入シーンではそれまでとは逆にルビィがダイヤを導くことになりました。一緒にスクールアイドルを好きでいる姉を取り戻す最後の一手はダイヤの本当の姿を知ったルビィ自身が行う、ここはなかなか良い展開だったと思います。

 

未熟DREAMのダイヤ・ルビィ・花丸担当のパートの歌詞

 

言葉だけじゃ足りない

そう言葉すら足りない故に

すれ違って

離れてしまったことが

悲しかったの ずっと気になってた

 

ダイヤについての歌詞ですが

ダイヤがスクールアイドルをやめた理由を「東京のライブがうまくいかなかった」とだけ聞かされ、スクールアイドルへの想いでダイヤとすれ違って離れてしまったルビィにも当てはまるのではないでしょうか。

 

やっと姉と昔のようにスクールについて語れるようになったルビィ、同学年の善子・花丸と絡みつつダイヤと姉妹ならではのやりとりも見せてくれました。

 

ただ、正直な意見を書くなら、

姉の過去を知ったことについてその後の話で少しでも焦点を当てるべきだったのでは?と思います。

現に鞠莉は9話のエピソードを11話で生かして活躍しているし、13話の1年生の楽屋シーンでルビィに何か語らせることもできたんじゃないかなと思います。

 

アニメ1期のルビィに関してはあちこちで言われているようにもったいない扱いになってしまいました。

魅力や良さが伝わりにくく、4話で見せたパワーが回を追うごとに弱くなっていったように感じられます。

ルビィを立ててその回のメインがおろそかになるのは本末転倒ですが、ルビィのメイン回は4話でやっているのでノルマは達成していますが、2期につなぐためにまずは1期終盤で黒澤姉妹の関係の変化を予感させるくらいはあっても良かったのではと思います。

 

◯2期に期待すること

・ルビィの武器を再確認

1期はルビィをいまいち生かしきれていませんでした。だから2期ではもう一度ルビィの武器を見つめ直してストーリーに組み込んでほしいです。

 

で、ルビィの武器とはなにかといえば「スクールアイドルへの想い」です。

 

G'sでのメンバー紹介でも君ここの自己紹介でもルビィはとにかくスクールアイドルについて語り、「スクールアイドルが好き」 というイメージを確固たるものにしました。

サンシャイン‼︎開始当初はまだダイヤがスクールアイドルに興味が無い設定だったので、スクールアイドルに対してメンバーで一番情熱を持っていたのはルビィでした。

 

G'sではその後、ルビィに「犬が苦手」「衣装担当」といった要素が追加されていっい たのですが

ラブライブ!は媒体ごとに設定が変わる

このルールが無情にもルビィに襲いかかりました。

 

アニメ以降のラブライブ!サンシャイン‼︎で

花丸と幼馴染といえば?

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善子です。

 

Aqoursで犬が苦手なメンバーといえば?

f:id:gleebear:20170728052830p:image 

梨子です。

 

Aqoursの衣装担当は?

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曜です。

 

初期ルビィに与えられた要素はことごとく他のメンバーに奪われました。アニメがメインコンテンツとなっている現状からするとこれらが公式の設定です。

 

そんな中、初期から残り続けるルビィの設定が

「スクールアイドルが好き」です。

他の色々なものは取られてもスクールアイドルへの想いだけは残りました。

 

アニメではダイヤもスクールアイドル好きになったのですが、それでも一人でステップの練習をするシーンがあるのはダイヤではなくルビィです。スクールアイドルへの意思が強調されるシーンがあるのもルビィです。同じスクールアイドル好きであってもストーリーでの重みはルビィの方が格段に上です。

 

ルビィのスクールアイドルにかける想いを試すようなエピソードを盛り込むことできっとルビィは生き生きとするはずです!

 

・姉妹回

ダイヤの方でも書きましたが、姉妹回をやってほしいです。メンバーに姉妹がいるというなら姉妹回はもはや義務だと思います。

 

少し話を戻して、ルビィは1期でダイヤもまた不完全なのだと知りました。

ダイヤが語るまで寝ていたのをわざわざ目を覚まさせたくらいなので8話でルビィがダイヤの過去を知ったことはなんらかの形で関わってくるはずです。(できれば1期終盤で少しでもその辺りの姉妹のやりとりを入れてほしかったですが)

 

前回のダイヤについての記事でダイヤの課題を「支えられ、託す」ことだと書きました。ダイヤがその課題を達成するためには色々なものを背負ったダイヤを支え、託されるに足る人がいなければなりません。

そして、ダイヤを支え、背負ったものを託されるのは誰か?

生徒会の仕事や次期生徒会長の座、廃校問題はAqoursのメンバーでも良いですが、黒澤家に関するものはルビィに託されることになります。

 

「スクールアイドルならルビィもお姉ちゃんのライバルになれるかもしれない」と君ここの自己紹介でルビィが言っていたようにAqoursの中では二人が対等になることも、ルビィがダイヤを超えることもありえます。姉との関係を変えるきっかけがAqoursなのです。

 

もう何度も書いているのですが、ダイヤとルビィはどちらかの物語を進める時に必然的にもう片方がキーパーソンになる関係であってほしいです。

  

・「がんばルビィ」はここぞという時に 

「がんばルビィ」

いいフレーズだと思います。

でも、「がんばルビィ」って言わせておけばいいというものでもないです。

私たちが見たいのは黒澤ルビィであって、「がんばルビィ」という動きではないのです。

 

まずは黒澤ルビィの物語ありきで考えてほしい。

黒澤ルビィがスクールアイドルとして努力して悩み、そこから何かを得る中に「がんばルビィ」を組み込むならまだしも、特に物語に関わらないでがんばルビィだけさせてルビィを扱ったような気にならないでほしいです。

 

 

 

書きにくかった1期→2期のルビィについてはここで終わりにします。

冒頭からがんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒したわけですが、ルビィの魅力は「がんばルビィ」というフレーズではないです。スクールアイドルへのひたむきな姿勢、姉のダイヤとの関係の変化、それを2期で見せてくれることを祈ります。

 

次回は果南です。これまでの5人を書きながらあとの4人もなんとなく方向は考えていたのですが、果南はルビィとは違う意味で難しいです。

これまたいつできるかは不明なのですが2期開始までに9人全員終わらせたいです。

 

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となっています。

【2期準備記事】黒澤ダイヤ〜後悔と後輩が変えたもの〜

ラブライブ!サンシャイン‼︎アニメ2期を前に一人ずつ1期でのストーリーを振り返りつつ2期への期待を書いていく記事、

次回は7月はじめに〜などと言っておきながら気づけば7月も中盤になりました。大丈夫まだ大丈夫アニメ2期には間に合う。

 

第4回は浦の星女学院の生徒会長にしてスクールアイドル、

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黒澤ダイヤです。

 

◯1期を振り返って

・スクールアイドルは認めない

1話で生徒会長として千歌に立ちはだかったダイヤ。

 

曜によるとダイヤはスクールアイドルが好きではないらしく、ダイヤにいかにスクールアイドルの素晴らしさを伝えて説得するかがサンシャイン‼︎の物語の鍵になると多くの視聴者は予感した…はずです。

 

やけにラブライブ!のレギュレーションに詳しかったりしましたが、スクールアイドルを嫌う生徒会長というポジションにかつての絢瀬絵里を重ねた人も多かった…のではないかと思います。

 

しかし、そんなダイヤのイメージは2話にして崩れ去ることとなります。

千歌の「μ's(ユーズ)」発言によって。

 

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ダイヤさんはめちゃくちゃスクールアイドルが好きでした

特にμ'sに対しては

「スクールアイドルにとっての伝説、聖域、聖典、宇宙にも等しき生命の源」というくらい好きでした。もうこれは信仰といってもいいと思います。

 

とはいえ、なんとなくわかってしまうのがラブライバーの悲しいところ。

劇場のスクリーンで、東京ドームで、「今が最高!」をするμ'sを見た時、私たちは思ったはずです。

「ああ、やっぱりμ'sってすごいな」と。

 

想いを同じくする同志が

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確かにそこにいました。

 

さらには

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私は断然エリーチカ!生徒会長でスクールアイドル、クールですわあ!

と絵里推しを熱く宣言したり、

 

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お手製の衣装でダンスタ絵里を再現!していたり、かなり重度のラブライバーっぷりが判明していきました。

 

恐らく輝夜コールとかスノハレオレンジのタイミングとかをものすごい顔で語ってくれるはずです。

 

アニメから入った人には想像できないかもしれませんが、ダイヤはもともと

「スクールアイドル?私は興味ないですが、勝手にやってくださいな。」

といった感じのキャラだったのでまるっきり正反対とも言える改変でしたね。

 

そんなこんなで私たちの興味は

「ダイヤさんはスクールアイドルが大好き。では、なぜスクールアイドル活動に反対をするのか?」

へと移りました。

 

・止められなかった後悔

スクールアイドルが好きなダイヤがスクールアイドル活動に反対するのはなぜか。

それは3年生の過去とともに明らかになっていきました。

 

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かつてダイヤは幼馴染の果南と鞠莉とともにスクールアイドルAqoursを立ち上げ、浦の星女学院を統廃合から救おうとしていました。憧れのμ'sのように。

ダイヤにとってスクールアイドルはまさに夢の舞台。

しかし、行き着いた先は

 

スクールアイドルを続けるために鞠莉は将来を捨てようとし、

鞠莉の将来を心配した果南は嘘をついてでもスクールアイドルをやめさせようとしたが、

果南の嘘は鞠莉をより一層スクールアイドルに縛り付け、

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仲良しだった3人はスクールアイドルをはじめたことでバラバラになってしまいました。

 

スクールアイドルは素晴らしいものであったはずなのにスクールアイドルが3人の仲を引き裂いてしまった。

 

「スクールアイドルは素晴らしい」だけで鞠莉の将来も、果南の危うさも、スクールアイドルを続けていく大変さもダイヤには見えていなかったのです。

一時期は「もう見たくない」と思うほどにスクールアイドルはダイヤにとって忌むべき現実の象徴となってしまった。

 

しかし、それでもスクールアイドルを嫌いにはなれなかった。

実はダイヤは自分から「スクールアイドルが嫌い」とは一回も言っていないのです。(もし、言っていたらすみません)

 

ただ、憧れや夢といった綺麗なものばかりを追いかけていたかつての自分のような勘違い、スクールアイドルの一面だけを見て素晴らしいとしか思わない勘違いを許すわけにはいかなかった。

 「憧れだけではどうにもならない」それがダイヤが後悔から学んだことでした。

 

だから、スクールアイドルになろうとする人に反対をしていた。反対をしてそれで引き下がるようならそこまでの覚悟。かつての3年生組のようになる前に引き返してスクールアイドルを好きなままでいた方がいい。

 

・止まらない後輩

千歌に対してもただの憧れでスクールアイドルを目指しているとしかダイヤは思わなかった。だから反対をした。

千歌の場合、μ'sの呼び間違いもあるのでそれこそ勘違いしてスクールアイドルを目指している後輩というイメージが強かったのでしょう。

 

しかし、千歌は諦めなかった。

ファーストライブでは鞠莉の出した難題を結局クリアできなかったものの、客を集めるために手を尽くし、

少ないながらも集まった客に全力で答えようとしました。

 

さらに途中アクシデントはあったものの、ダイヤ自身やみとねーの助けで乗り切ったばかりか最後は鞠莉の難題をクリアしてしまった。

 

困難を知ってそれでも輝こうとする。見てくれる人に最高のパフォーマンスで応えようとする。周りはそれを応援する。

それはダイヤがかつて見たスクールアイドルの素晴らしさでした。 

ダイヤもかつては千歌のようにスクールアイドルが好きで、それしか見えていませんでした。しかし、何見えていないからこそ前に進めると信じていた。

 

かつての自分と同じようにスクールアイドルに憧れる周りも見えない後輩、千歌は止めたにもかかわらずスクールアイドルとして走り出してしまった。

 

さらに千歌たちのグループ名「Aqours」はかつてダイヤがスクールアイドルをしていた時のグループ名でした。

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砂浜にダイヤが書いた文字を千歌はグループ名として選んだのです。

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やったねダイヤさん!

 

そんな千歌に自分と同じ失敗はしてほしくない。ダイヤは生徒会長として千歌たちの新しいAqoursを見守っていきます。

 

・TOKYOでつながる後悔と後輩

そんな矢先にルビィから聞いたAqoursのTOKYO行き。

 

この時、ダイヤが鞠莉の意見を気にしていましたが、鞠莉は「みんながよければ理事長として許可を出す」→鞠莉個人としてではなく、理事長としての回答で、しかも責任逃れともとれる答え方をしました。直接会って話しても鞠莉は2年前の失敗の本当の原因がわかっていなかった。

 

鞠莉は果南が歌えなかったのが原因だと思っていたし、果南もダイヤもそうなるようにしていたので無理もないですが、ダイヤ相手にまで理事長として接して「止めたければ止めればいい」ですからね。

 

「変わっていませんわね。あの頃と」とダイヤが鞠莉を非難したのも当然です。

過去への後悔と反省が今のダイヤを作ったとも言えるわけで、対する鞠莉は2年前と同じく建前を並べて体裁よく振る舞おうとする。同じく東京で失敗をした二人であったけれどダイヤと鞠莉は真逆のスタンスともいえます。

 

結局、千歌たちを東京に行かせたダイヤでしたが、東京で千歌たちを待っていたのは厳しい現実でした。

自分には何もないという劣等感からスクールアイドルに救いを求めた千歌は、スクールアイドルもまた何もない自分を実感するだけの場所なのだと思い知らされて東京から帰ってきました。

 

かつてのダイヤがそうだったように、抱いていた想いがまっすぐだったからこそ、その向こう側にある現実は心を突き刺したのです。

 

ダイヤは千歌たちに(果南と鞠莉のことについて真実は隠しつつでありましたが)自分もまた現実に打ちのめされたスクールアイドルの先輩であることを告げました。

生徒会長ではなくスクールアイドルの先輩として、千歌たちに接することを決めたのです。

 

そして、第9話「未熟DREAMER

 

真実を千歌たちの前で明かし、今まで果南と鞠莉と千歌たちを見守ってきたダイヤは、

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果南と鞠莉の和解を見届け

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二年前の後悔から解放されAqoursに加入しました。

 

10話以降はまあ、2年間ためていたものがシャイニー☆していたので…

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良かったね!ダイヤさん!

 

◯2期に期待すること

 ・ダイヤは「支えられ、託す」ことが課題

9話でダイヤの抱えていた問題はひと段落したわけですが、2期になったらダイヤはダイヤでなんらかの課題が出るのだと思います。

そこで、ダイヤの課題ってなんだろうと考えると、

 

なぜ2年後の今になって3年生のいざこざは解決したのか?

というのが切り口になるのではないかと思います。

 

(メタな話をすると2年前に解決していたらサンシャイン‼︎の話が成立しないんですが…)

 

スクールアイドルをはじめたことから果南と鞠莉の亀裂は生まれました。だから自分のようにスクールアイドルをはじめようとする人にきつく当たったダイヤですが、

 

ダイヤの物語を考えると「2年前は解決できなかった事件が今になって解決できた」というのが重要なのだと思います。

 

というか、2年前にダイヤがすっごい有能でめちゃくちゃ頑張っていればかなまり問題は起きてないんですよね。

 

2年前、果南も鞠莉も互いを大切に想っていることをダイヤは知っていました。

二人の気持ちを知っているダイヤが間に入って仲裁できれば、留学を断ってケガをしてまでスクールアイドルをする鞠莉を止めることができれば、鞠莉に果南の気持ちを誤解なく伝えていれば、もしくはスクールアイドルを続けることで3人の気持ちをまとめることができれば、あそこまで事態がこじれることはなかった。

 

とは書いたものの、少なくともそんな能力もエネルギーも当時のダイヤにはなかったというか、そんなのアニメ初期の曜でも無理だろうと思います。

 

 9話冒頭の2年前のAqoursが終わったシーン

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そこでもダイヤは何も言うことができませんでした。

果南や鞠莉と話はしたかもしれませんが、二人を止めることができなった。

  

言葉だけじゃ足りない、どころか言葉すら足りない

そう思っていながらダイヤは見守り続けることしかできなかった。

 

そうしてダイヤが2年間ずっと気になってたいざこざがアニメ1期でようやく解決しました。

 

2年前と今の違いはどこか?

 

3人とも少し大人になって相手の気持ちを考えられるようになったというのもありますが、

一番の違いは後輩の存在です。

ダイヤの状況を変えてきたのは後輩でした。

 

千歌はもちろん、

 

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ダイヤが真相を話すまでの流れに持って行った梨子、

 

妹としてスクールアイドルへの意志をダイヤに示して

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Aqoursにダイヤが関わらざるをえない状況をつくったのはルビィ、

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スクールアイドルになろうとするルビィとダイヤを会わせたのは花丸、

 

曜や善子も直接ではないけれどダイヤがAqoursと関わるきっかけになりました。

 

今になってダイヤが動き出せたのは後輩がいたからなんですよね。2年前なら3人だけの問題だったところに後輩たちが入り込んできた。

果南と鞠莉を見守って2年間止まっていたダイヤを力づくで動かしてきたのが千歌たちです。

 

だから、ダイヤの物語は後輩=自分の後ろについてきていずれは未来を託していく存在、との関係がキーポイントになるのではないかと思います。

 

1期でも例えば、ダイヤの加入シーンで「生徒会長だからスクールアイドルをやっている時間はない」と言ったダイヤに千歌が「鞠莉さんと、果南ちゃんと、あと6人もいるので」と言っていたり、

 

11話でダイヤがプール掃除の手配を忘れてAqoursにプール掃除をやってもらったり、ダイヤが仕事をためこんでいるシーンがあったり、責任感から一人で抱え込むダイヤには「支えられ、託す」ことが必要だととれるシーンがあります。

 

・2期ではどう「支えられて、託す」のか

ダイヤは「支えられて、託す」ことが課題と考えて2期のダイヤ回はこんな風になるのかなというのを2つほど挙げておきます。

 

①黒澤姉妹回

個人回ではなく姉妹回です。ダイヤが一人でしょいこんでるものは「黒澤家」だったり「姉」だったりでどうやってもルビィと切り離せないです。

 

2話で2人の掘り下げをやるのが理想ですね。1話目で片方の視点から事件の発端〜途中経過を、2話目でもう片方の視点から解決編をやる。

一部時系列がかぶってて「この時こっちの視点ではこうだったんだ」みたいなのもあるといいです。

 

②次期生徒会長は誰なのか

生徒会長という立場であり、3年生で卒業するダイヤにとっては後任者の育成も課題となるでしょう。ダイヤの後任となる生徒会長は誰か?

ベタな展開ですがやはり千歌ですかね。

 

6話や9話で千歌とダイヤが話をしていたあの感じからすると千歌とダイヤの関係は師弟関係というのがぴったりで、なんだかんだダイヤも千歌を認めているところもあって後任者として千歌を選ぶのが想像できてしまいます。

 千歌は穂乃果に、ダイヤは絵里に憧れているのでほのえりをなぞる展開もあるかと思います。

 もしくはルビィという線も?

こっちはルビィが自ら次期生徒会長になろうとする展開なら熱いです。浦の星の生徒数を考えると1年生が次期生徒会長というのもあり得る話です。

 

…というところで今回はお開きにします。

 

アニメ2期前に一人ずつ書いていこうとはじめたこの企画も次回で5人目です。次回はルビィ…がんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒せねば!

 

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