【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第8話「HAKODATE」

ラブライブ!サンシャイン‼︎9話放送されましたね。

燃えました。とくにライブシーン!

というわけで8の感想です。

すみません。明らかにほぼ1週遅れているわけですね…。

ここからがんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒でペースを取り戻すことが今の私の目標であります。

 

○アバンパート

前回のラブライブ !サンシャイン‼︎は鞠莉。

 

ちなみに次の次(10話ですね)は鞠莉回です!

 

さて、今回はサブタイトルからして北海道に行くのですが、

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いきなり吹雪です。

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鞠莉が昇天しかけたり、

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善子が謎の避けるべししたり、

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千歌はどう見ても銀行強盗だったり、

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寒さに永遠の眠りにつきかけたり、

 

前回が嘘のようなネタをかましましたが。

 

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Aqours、北海道に無事到着です。

 

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そして、オープ二ング!

 

○前半パート 

そもそもなぜAqoursが北海道に来たのか?

 

北海道地区予選に招待されたみたいです。

決勝進出者の特権ですね。

 

さらに…次回予告で物議を醸したシーン

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ぽっちゃり系の花丸!

どうやら重ね着をしまくった結果こうなっているようですが

 

なぜ声まで変わるのか!?

 

ああ、これ…1期7話の「TOKYO」と同じだ。

ギャグ回だ。サブタイもそっくりだし。(当時の感想)

 

で、予選会場に到着。

 

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 Saint  Snowももちろんエントリー

「函館聖泉女子高等学校」という学校のスクールアイドルらしいです。

ちなみに、

北海道では最古の歴史を持つ函館のお嬢様女

子高。東京における「学習院」のような由緒

あるエリート校。

だそうな。

やっぱエリートか。でもって伝統校か。

前回の地区予選トップ通過グループで全国ランキング8位、

当然、優勝候補です。

 

さらに、

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チェキを求められるAqours、決勝進出グループともなればこんなところ(悪意はない)でもファンがいます。

 

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 もはや顔馴染みのSaint  Snowの楽屋にやってきたAqoursです。決勝進出ともなれば楽屋にだって顔パスです。

 

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こころよく出迎える姉・聖良

決勝で戦うのはまだ先、今日は楽しんでいってほしい。

 

地区予選はあくまでも通過点、これが強者の余裕というやつです。

 

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なお、ここでもAqoursの人気は健在なようで、現地のスクールアイドルと曜鞠莉が何やら交流をしています。

 

ラブライブ!は諦めた方がいい」と酷評をして千歌のメンタルを粉々にした聖良ですが、

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今やAqoursの力を認め、当時の発言を詫びるまでになった。

 

これが強者!素直に相手の実力を評価し、自らの落ち度にはためらうことなく謝罪をする。

 

決勝はAqoursとSaint  Snowでラブライブ!の歴史に残る大会にしよう、

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と握手を交わした両グループのリーダー、

 

一方、ここまで全く話に参加しない理亞。

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本番に向けて集中しているのか、イヤホンをしているとはいえ姉の言葉も聞こえていないようです。

東京で出会った Saint  Snowの妹、理亞。

 

Aqoursに敵意丸出しで、ラブライブ!は遊びじゃない!」「こいつらバカ?」などなどきつい言葉と剥き出しのナイフのような性格で周りを威圧してきた彼女。

いつものように無愛想な振る舞いです。

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しかし、その手は震えていました。

 

それに気づいたのは

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ルビィです。

 

そんなことをしているうちに北海道地区予選がはじまりました。

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いつもとは違う、見る側として大会に参加したAqoursが楽しみにするのは

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もはや決勝進出は間違いないSaint  Snowのステージです。

 

 

 

しかし…

 

 

 

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北海道地区予選、決勝進出グループ3組に

Saint  Snowの名前はありませんでした。

 

あんなことがあったから…

 

それはAqoursにとって他人事ではなく、一歩間違えば自分たちもそうなるかもしれない。

ちなみにこの時点では Saint  Snowに何があったかは具体的に触れられていません。

 

ところで、

一度ミスをすると立ち直るのは本当に難しい

このセリフを梨子=りきゃこが言うと重みがありますね。

1stライブ2日目の「想いよひとつになれ

そこでミスをしたばかりか、ピアノ演奏を止めて、さらには曲そのものを止める事態をおこしてしまったりきゃこ。

まさに今回の理亞と同じ状況でした。そこから立ち直って演奏をやりきった。メンバーの励ましと観客の声援と何よりもりきゃこの意志で乗り越えたあの瞬間は「みんなで叶える物語」にふさわしいものでした。

 

ちなみに、普通ならばアクシデントととしてカットされてもおかしくないあの瞬間はそのまま

 

 

 

こちらのBDに収録されています。1stライブを見たことのない人は是非とも見てほしいです。

 

失敗は失敗であり、このような方向での宣伝は良くないのかもしれませんが…それでも見てほしいです。

 

さて、本編に戻ります。

 

「あんなこと」があったSaint  Snowは楽屋に戻ったもののすぐに帰ってしまったようです。

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Aqoursにチェキを要求した3人はスクールアイドルだったようです。

 

ここでSaint  Snowに起こった「あんなこと」が明らかになります。

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立ち位置を間違えたのか、接触からの転倒。

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あってはならないミスを大事な場面でしてしまった。

 

どうやら喧嘩もしていたようです。

 

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理亞の今まで決して見せることのなかった表情が動揺を示しています。

 

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まさかのSaint  Snowがしかもステージ上のミスで敗退。ホテルに向かう路面電車Aqoursはそれを噛み締めます。

 

会いに行かない方がいい。

あの二人なら大丈夫。

 

AqoursはSaint  Snowを信じて「何もしない」ことにしました。

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ただ一人、理亞の異変に気付いていたルビィ

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そして、ルビィの異変に気付いたダイヤ

 

黒澤姉妹はお互い気になることがあるようです。

 

さて、それはひとまず置いておき…

 

翌日、Aqoursは函館観光を楽しみます。

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まずは五稜郭です。

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美味しそうと謎の感想を述べる花丸

また食べています。

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善子は善子で厨二心をくすぐる五稜郭の形に大興奮。巨大な魔法陣に見立てて伝説の超巨大リトルデーモンを召喚しようとします。

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曜は…カッコいいというのは多分に服に対してでしょう。

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果南が高いところが苦手というのは意外です。

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楽しそうな9人ですが、ルビィはやはり何かが気になっています。

 

「内浦と同じ空気を感じる」、「この街はアキバに似ている」みたいなものでしょうか。

 

とはいえ、海が近い、潮の香り、坂の上の学校などなど頷ける点もあり、

 

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あ…

 

なるほど、そういうことだったんですね。

9話を見ている人にはおわかりだと思います。

 

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……

…………

 

なんで、服を着ただけで声まで変わるのか?

 

そろそろティータイムにしようと近くにあった喫茶店らしき店に入ることにしたAqours

 

花丸が苦しそうなんですが寒いのか重いのか

 

 

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そろそろ花丸につっこむのもどうかと思ってます。

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ちなみに入って服を脱いだらいつもの花丸に戻りました。

 

あと、鞠莉のぜんざいのイントネーションがおかしいような気もしますがこれはハーフ設定からでしょうか。

 

何かに気づいたルビィは奥の方に進みます。

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聞こえてきたのはすすり泣く声、その声の主は

 

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理亞?

 

なぜこんなところにいるのか?

その格好はなんなのか?

 

喫茶店に入ったと思ったら Saint  Snowの部屋があった!

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そんな急展開に驚きつつ、アイキャッチ

 

 ○後半パート

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いきなりの甘味です。

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さりげなく撮影する梨子です。

「いんすた」とかに投稿して「いいね」をもらうんですかね。いかにも「いんすたばえ」しそうずらね。

オラはまったくわからないずら。

 

はい、そして

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聖良さんがそれっぽい格好で接客してます。

 

どうやらこの店はSaint  Snowこと鹿角姉妹の実家だったようです。

 

旅館の娘、ホテルの娘、ダイビングショップの娘、地元の名家のお嬢様×2、寺の娘、教師の娘、船乗りの娘、

さらに喫茶店の娘×2

 

親が普通に会社員とかしてるのは梨子くらいですね。

 

なお、渡辺さんの感想は

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「その制服も可愛いし」

 

ぶれない!

 

花丸はまた食いまくる

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こっちもぶれない!

 

鹿角姉妹の夢はこの店を継ぐこと。

古き良き時代を感じさせる店、是非とも受け継いでいってほしい。

 

あと、できればAqoursがこの制服を着ているところも見てみたい。

 

地区予選の話もでますが、

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「食べたらさっさと出て行って!」

 理亞がラーメン屋の頑固オヤジみたいになってます。

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さらにルビィに「さっきのことを言ったらただじゃおかない」と脅しをかけて奥へと戻ってしまう。

 

最後のチャンスがダメになってしまいましたが、聖良はそれでも後悔はしていませんでした。

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それがラブライブ!なのだと、これからは理亞に託すと、聖良は静かに語ります。

 

しかし、それを否定する理亞。

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「Saint  Snowはもう終わり!スクールアイドルも続けない! 」

ラブライブ!もスクールアイドルも関係ない!」

 

一見わがままな理亞ですが、ルビィにはそうではないものが見えてしまったようです。

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同じ妹であり、理亞が泣いていたのを見たことでルビィは理亞の真意に気づきました。

 

さて…

1期4話で加入してからというもの、ルビィはどうだったのか?

がんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒というセリフを言うだけの存在にされたり、

高校1年生とは思えない幼児性をあてがわれたり、

黒澤ルビィはアニメという舞台で明らかに虐げられてきました。そこに悪意は無かったにせよ、幾らかの見せ場もあったにせよ、

彼女は不遇なまま、ここまできてしまった。

 

しかし、ここにきて、

同じ想いを持つルビィならば理亞を理解できる

という強みが生まれました。

 

さあ、ここからがルビィのターンです。

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Aqoursが来たのはラッキーピエロというファストフード店。

北海道では有名なようです。何店舗かあるようですが、有志の方々の特定によるとマリーナ末広店というところのようです。

売りは

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このめちゃくちゃ積み上がったハンバーガー!

『フトッチョバーガー』!

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ちなみにこれよりも積み上がった『超びっくりノッポハンバーガー』1日限定20食!というのもある

…らしいです(行ったことないものですみません)。

 

スクールアイドルはもうやらないとまで言ってしまった理亞、何が彼女をそこまで意固地にさせるのか?  Saint  Snowはこれからどうなるのか?

 

メンバーはそれを考えます。

 Saint  Snowは鹿角姉妹2人のグループであり、聖良が卒業したら理亞が一人でやることになる。

新しいメンバーを入れれば…しかし、そう簡単に割り切れない。

 

ここの、「新しいメンバー」について鞠莉が言い出す→「って、簡単には考えられないでしょ?」と果南が返す→「まあ…ね」と鞠莉の素が出る→「私たちもそうだった」とダイヤが過去の3年生と重ねる、という流れが秀逸です。

 

かつて3人で始めたAqoursに一番こだわったのは鞠莉です。「新しいメンバーでいい」なんて考えられていたら1期中盤のように苦しむことも無かったし、3人の仲が修復されることも無かった。

それは果南もダイヤも同じで、割り切れなかったからAqoursとして今3人は一緒にいるわけです。

 

ステージのミスはステージで取り返すしかない。

しかし、すぐ切り替えられるほど人の心は単純ではない。

自信を無くしてしまったのか?

 

誰もが理亞の心を図りかねているなか、

 

 

違うと思う。

 

ルビィが切り出します。妹として、姉とともにスクールアイドルをしてきたルビィにしかわからない気持ちがあります。

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姉と一緒に続けられないのが嫌なのではないか?

姉がいないならもう続けたくないのではないか?

 

それをルビィが言うと、単に理亞のことを言っているのとは別の意味を持つ言葉になります。

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特に姉=ダイヤにはその意味するところがわからないはずはない。

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たった一人、理亞の気持ちをわかったこと。

そこまでルビィが思い詰めていたこと。

同じ学年の2人は驚きます。

 

慌てて理亞が泣いていたことを言いかけて店を飛び出すルビィ、ルビィの真意を知ったダイヤ、

黒澤姉妹のストーリーもまた、あらたな局面を迎えました。

 

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ルビィを追いかけてきたダイヤはそっとルビィにコートをかけます。

 

姉妹揃ってスクールアイドルになることを夢見て、それが今叶っている。しかし、姉妹であるがゆえに、ダイヤとルビィとでは残された時間が違う。

 

せっかく、スクールアイドルになれたのにダイヤはもうあと少ししかスクールアイドルでいられない。

 

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ダイヤを想うルビィの目からは涙が溢れます。

 

それでもダイヤは満足していると答えました。

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果南と鞠莉と2年生と1年生と一緒に、何よりルビィと一緒にスクールアイドルをして、決勝にまで出られる。それでもう充分に幸せなのです。

 

しかし、ルビィの夢はそこで終わらない。

もっとダイヤと一緒にスクールアイドルをしたい、同じように汗をかいて、姉の背中を追いかけていきたい。

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ルビィを置いていかないで。

それは追い続けてきたルビィだから言えるわがままです。

 

終わったらどうするつもりか?

姉妹は互いにきき合いますが、その答えはどちらも出せていません。

 

場面が変わってAqoursの泊まるホテル、 

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曜は千歌に「姉」についてききます。

 

千歌は1期3話のファーストライブを思い返して答えます。

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バカチカ!といつもどおりの呼び方で、いつもどおり助けてくれたあの関係が千歌にとっての姉なのです。

生まれた時からいて、いるのが自然で、どこか気になる存在。兄や姉がいる人は大いにうなづける話だと思います。

 

 

そして、場面はまたルビィへ。

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ルビィは行きたいところがあるからと外に出ました。

 

ルビィのためにと買ったハンバーガーは花丸の胃袋へ。

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そんなに食べて大丈夫なのか?

善子の言うフラグの回収、まさかあんなことになるとは…

 

函館の街を歩きながらルビィはダイヤの話を思い出します。

 

 

終わったらどうしたいか。それはわからない。

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ただ、ルビィがダイヤにスクールアイドルになりたいと言ってきた時、ダイヤはとても嬉しかった。

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ルビィが自分の知らないところでこんなにも考えて、自分の足で答えにたどり着いた。

それがたまらなく嬉しかった。

 

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多分、1期4話のここですね。

 

はじまりは姉と一緒で、ずっと姉の背中を追いかけてきたルビィでしたが、スクールアイドルになることを決めたのはルビィ自身の意思でした。

 

ルビィが自分でスクールアイドルになることを選ぶ、1期4話で鞠莉が言っていたように、それはダイヤの希望でした。

 

 さて、

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ルビィが向かった先、昼間立ち寄った喫茶店には理亞がいました。

 

話があるからと理亞を連れ出したルビィは自分も理亞と同じように姉がいることを話します。

もちろん、理亞はダイヤがルビィの姉であること、同じグループに所属していることは知ってます。

 

しかし、

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でも、私の姉様の方が美人だし、歌もダンスも一級品だし…

 

「姉」、それは理亞にとってゆずれない誇りです。

 

ルビィも同じです。自分の姉はすごいと思う、姉の話になったらいつもの何倍も熱くなる。

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だって大好きだもん。お姉ちゃんのこと。

 

二人とも姉を思う気持ちは同じ。

 

だからルビィは理亞に伝えたいことがあります。

 

それでね、ルビィ…お姉ちゃんと話してわかったの。

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嬉しいんだって。お姉ちゃんがいなくても、別々でも、頑張ってお姉ちゃんの力無しで、ルビィが何かできたら嬉しいんだって。

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きっと、聖良さんもそうなんじゃないかな?

 

妹を想う気持ち、それはダイヤも聖良も同じ。

 

そんなのわかってる。

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だから…頑張ってきた。

姉様がいなくてもひとりでできるって。

安心してって。

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なのに…最後の大会だったのに…

 

聖良がいなくても理亞がスクールアイドルを続けることが聖良の望み。

理亞もそれはわかっている。しかし、わかっていても理亞は「自分は大丈夫だ」と言うことができなかった。大丈夫だと伝える機会を理亞自身が奪ってしまったのだから。

 

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じゃあ、最後にしなければいいんじゃないかな!

 

ルビィは理亞の手を引いて走り出します。

そこにあったのは大きなクリスマスツリー。

 

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歌いませんか?

一緒に曲を、 

お姉ちゃんに贈る曲を作って、 

この光の中でもう一度。

 

 イルミネーションが灯るツリーの前でルビィは理亞に「もう一度」ライブをやることを提案します。

 

 ツリーの光に負けないくらい眩しい姉妹の絆、そして、まさかの妹どうしでつながったAqoursとSaint  Snowの絆。

次回どうなるかを実は知っていながらも…次回が楽しみですね。などどいいつつ、

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期8話「HAKODATE」終了です。

 

そして、エンディングのあのシーンは

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黒澤姉妹です!姉妹です!お姉ちゃんと妹です!

やったぜ╭( ・ㅂ・)و̑ グッ

 

○まとめ

・サブタイトル→ギャグ回?

 サブタイトルからギャグ回を予想していただけに見事にやられました。だって「TOKYO」と「HAKODATE」ですから。

知らず知らずのうちにあの話が頭をよぎってしまっていました。

まさかここまでやってくれるとは。

 

・念願の「姉妹回」

黒澤姉妹と鹿角姉妹、今回の話は2つの姉妹が主役になりました。

 

グループ内に姉妹がいるとわかった時から「姉妹回は是非ともやってほしい」とあちこちで言われ続けてきました。

まさか、ダブル姉妹回をもってくるとは。

私自身、このブログで幾度となく姉妹回について書いてきただけに感無量です。

今回はまさに「みんなの夢」が叶った話です。

 

姉妹で同じグループ、 1年生と3年生、

2つの姉妹は共通するところがありながらも、片方は(少なくとも姉妹にとっては)終わりがきてしまい、片方はわずかながらこれからがある。

その2つの姉妹の妹どうしが姉への想いで繋がるまでの、前後編でいうなら前編が今回の話でした。

まあ、すでに9話を見てるからというのもあるのですが、この後に「妹→姉」の想いが中心となる話がくるためにもここで「姉→妹」の想いをしっかりと話してもらえたのは良かったです。

 

・さらに念願のルビィ回

2つの姉妹の物語はルビィを軸に展開しました。ルビィだからこそわかる気持ちがある、というのはなかなか熱い話の作り方だったと思います。なんだかんだ次もルビィ回ですね。

ルビィ推しの方々はここまでよく耐えました。

想いは報われるのだと、噛み締めながら9話を見ましょう。

 

次回は第9話「Awaken the Power」

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日本語訳するとめざめるパワー!

 

そして、何よりもルビりあ回です。

あと、あれとかあれとか。

 

今回は9話を見た後での記事のため、どことなく未来がわかった上での感想になった気がします。でもって、この後9話感想に取り掛かるわけですが、9話はじっくりと書きたい話でもあり…

気長にお待ちいただけると嬉しいです。

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
出典:U-NEXT
となっています。  

【2期9話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期9話を「うゆっと」楽しむポイント

先週に引き続き前回の記事ができていないのですが、最新話の記事書きます。

 

この記事はその回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

 

まずはネタバレ防止スペース

 

皆さん、すでにお気づきかもしれないですね。

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このブログは基本サンシャイン‼︎についてばかり書いているのですが、ブログ名には「音ノ木坂」が入っています。

 

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始めた当初はμ'sについても書いていく予定だったし、それなりにネタも用意してたけど、気づいたらサンシャイン‼︎で手一杯になってここまできたずらね。

 

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そんな名前詐欺ともいえるこのブログですが、新たな問題が浮上しました。 

それは…

「虹が咲はどうするか?」

 

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今のところは虹が咲学園同好会の展開は小規模だけどこれから先、大きくなっていった時に彼女たち9人についても書くのか?

今後もっと増えたらどうするのか?

 

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今…試される覚悟!!!

 

 

虹が咲学園スクールアイドル同好会もだんだん活動が本格化してきましたね。これからアニメ化もすると思います。

サンシャイン‼︎のアニメ開始をきっかけにブログをはじめたわけで、虹が咲もアニメ化を一つの目安にしようかなとは考えていますが、展開によってはそれ以前にも触れるかもしれないです。

 

あと、そろそろμ'sについてなんか書こうかなとも思います。まずは未完の2期8話記事を書かないとですが。

 

あ、ぱいちゃん武道館ライブ行きました。

ちなみに「feat.ラブライブ!」を発表する前から、というよりも受け付け開始初日にチケット申し込みしましてVIPシートでの参加でした。

 

「feat.ラブライブ!」なのでぱいちゃん本人よりもラブライブ!に偏ってしまわないか?

ぱいちゃん本人に焦点をあてたらあてたで「ラブライブ!を集客だけのために使った」と言われてしまわないか?

などなど心配だったのですが、

まさに絶妙なバランスでした。

ぱいちゃんのライブとして来た人もラブライブ!の延長のライブとして来た人も両方とも満足できるものであったと思います。

 

さらにぱいちゃんのレベルアップも感じられるライブでした。

ぱいちゃん、Pileさんは元々が歌手ということもありμ'sの中でも歌唱力には定評があります。

とはいえ、さすがに長時間のライブ(とくに動き回るμ'sでのライブ)では疲れから歌い方が力押しになってしまうことも多く、ソロの方でもその傾向がありました。

 

まあ、力押しでなんとかできるというのも実力ですし、プロとして歌ってる人にどうこう言える立場ではないのですが

今回のライブではそういう力押しになる場面が減ってきた、それでいてパワーは失われていない。出力はそのまま安定した歌になっていました。

 

さて、本題。ネタバレを覚悟できる方のみここからスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

・新曲

8話のラストから予想されているように新曲が来ます。ですが、予想を超える事態が起こります。まさに豪華絢爛。

 

・ルビィ覚醒

前回に続き、今回もルビィにスポットライトが当たります。2話を使っただけあってルビィ関連の精度は抜群です。

 

・理亞の決意

 前回はSaint  Snowの話でした。そして、今回は理亞の話です。なぜSaint  Snowではなく理亞なのか?それは見ればわかります。

あと理亞がかわいい。

 

・脂肪フラグ回収

食べたら太る、そのフラグが回収されてしまいました。

ただ、なんと言うか意外でした。でも良く考えたらなんとなく納得できる結末です。

 

・鞠莉にもある変化が

「父親を説得するには自分たちの力でやらないと」と統廃合阻止で小原家の力を使わないようにしていた鞠莉ですが、もう統廃合は決定してしまいました。

ならばそのルールはどうなるのか?

 

・次回は

まだ単独でメイン回のなかったあの子の話です。そう…鞠莉!

 

・真の驚きはその後に

ラブライブ!の展開の方向性が明らかに変わりました。おそらくその告知は地上波なら絶対に入るし一部の配信サービスでもあると思います。

まさかあの人たちがライブをするとは。

 

9話についてはこんなところです。 

まずは8話記事を書かないとですね。 

 

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となっています。

【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第7話「残された時間」

かなり遅れてしまいました。

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期7話「残された時間」の感想です。

 

2期ももう折り返しです。

折り返し地点とは方向を変えて今まで来た道を戻る起点、turnするpointです。

文字通り今回はAqoursのターニングポイントになりました。

 

○アバンパート

前回の〜は曜、またヨーソローしてます。

 

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地区予選の結果発表からはじまりました。

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もはや当たり前のようにいるアキバレポーターさんです。

 

さあ、傷だらけになりがらも必殺技を習得したAqoursは地区予選を突破して決勝に進めるのか?

 

結果は…

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地区予選、優勝!

前回は涙を飲んだ地区予選、Aqoursはリベンジを果たしました。

 

 

夢じゃないです。

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Aqoursが決勝に進出しました。

 

決勝進出を祝しての

 

前速前進〜

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ヨーソロー!

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からの敬礼!

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でオープニング

ヨーソローは何度もしてますが「からの敬礼」までやるのは珍しいです。

 

○前半パート

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緊張で何も喉を通らなかった花丸はやっとのっぽパンタイムです。

 

実はずっと食べていたようですが。

のっぽは別カウントのようです。

 

決勝に進出したことでモチベーションの上がる一同、

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地区予選のパフォーマンスが早速放送されています。

 

たくさんの人に評価されて地区予選突破をしたAqours、もう一つの目標の統廃合阻止はどうなったのか気になります。

 

鞠莉によると、

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どうもあまり状況は良くないらしいです。

 

地区予選の日がタイムリミットなのであと数時間で100人の入学希望者が集まらなければ統廃合が決定してしまいます。

 

まだ時間はある、学校に行けば正確な数もわかるとのことで

Aqoursは沼津に戻りました。

 

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時刻は午後8時、

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希望者は80人、

 

あと4時間で20人増えなければ統廃合です。

Aqoursの動画再生数は増えている一方で入学希望者は増えない。現実は非情です。

 

鞠莉がパパに掛け合ってくると出て行き

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午後9時、

 

翌日の朝5時まで期限の引き延ばしをしてもらうことができました。

 

鞠莉は父親に「決勝に進出して、動画再生数がすごいことになっている」ことを報告しました。

普通の父と娘の会話ならこれで終わり、鞠莉も父親も嬉しくないわけがないのです。しかし、互いの立場がそれを許さない。

 

小原家の特殊な親子関係。

もし、鞠莉の個人回があるならそこをやってほしいですね。

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鞠莉にこんな顔させたくらいですから。

 

 

午後の5時まで期限が延び、わずかながら希望者も増えた。

 

千歌はどうにかして希望者を増やそうと焦って駅前での呼びかけ、ライブの配信などをしようしますが、

 

待つしかない!

 

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追い詰められた千歌っちかわいい。

 

そんなこんなでタイムリミットまでの時間を9人で学校に泊まって一緒に過ごすことにしました。

 

理事長と生徒会長が揃っていると、こういう時にスムーズに事が運びます。

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日付が変わって午後1時、あと4時間です。

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果南のあぐらは予想通りですが、

善子のあぐらは意外です。なんか興奮しますね。

ではなく、

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87人、あと13人。

しかし、入学希望者は増えない。

どんなにAqoursや浦の星や内浦が魅力的だろうとそこに通うかは別の話。

 

昼から何も食べていないからと

食料調達に1年生がコンビニへ行きます。

 

2話で思いっきり3年生に噛み付いていたりしましたが、やはり年功序列は存在したのか?

 

あと、

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約1名明らかに食べてましたが…

 

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コンビニから帰る途中、1年生は自分たちはAqoursにとっての何なのかを話します。

今のAqoursを作ったのは2年生、

2年前のAqoursを作ったのは3年生、

自分たちはそこに参加をしただけの存在。

 

そこに責任を感じる花丸

花丸は運動が苦手でありながら、「やりたい」という願望から加入しました。今でもやりたいことをやる一方で力不足であると責任を感じているのかもしれません。

 

責任なんて感じなくていいだろう。少なくとも感謝しか私は感じない、と返す善子。

善子はAqoursが自分のありままを見せられる、そしてそれを受け入れてくれる場所だから加入したのです。だから、遠慮をして壁を作るくらいなら互いにありのままでぶつかりたい。そうしてくれるAqoursに感謝している。

 

いいですね。こういう何気ないところにキャラの掘り下げがあって、それが今までのことを振り返る機会をくれる。

 

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イムリミットも近づいてきました。

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入学希望者は94人、

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残り時間は40分弱

各所でツッコまれ尽くしてますが…

こんな時間に希望者が増えるってどうなのでしょう。

 

さすがの曜ちゃんも睡魔には勝てなかった

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かと思ったら起きてました。

スイマーが睡魔に…とかは言わないです。

 

千歌、曜、果南は外に出ます。

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12月の5時前の空にしては妙に明るいのですが…

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青春時代かつ、徹夜明け特有のテンションで叫びます。

 

梨子は「保証するー!」だとウ母音で叫びにくいから「保証するわー!」の方がいいんじゃないかな。

 

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で、入学希望者も97人。あと3人です。

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残りは10分。

 

9人で見守る中、98人目の申し込みが。

 

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残りは約1分。

 

あと2人、届くのか?

 

その結果は?

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タイムオーバー!

そんな気はしてたんです。

あと1ならともかく、あと2って時点で。

まず、「待ってたらギリギリ100で成功です」なんていうご都合主義はここまで神の見えざる手を否定してきたサンシャイン‼︎らしくない。

あと1で失敗などというこれもまた誰かが用意したような失敗パターンもなさそう。

となれば、あと2くらいで失敗にするかなと。

 

 

…………。

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統廃合が決まりました。

 

あと少しで届かなかった。ラブライブ!決勝に進出しても統廃合は止められなかった。

1・2年生はあと少しまってもらえば達成できると主張するものの、もう引き延ばせないのが現実と3年生は答える。

 

やれることを全部やって、それでもダメだった。

 

悔しさとやるせなさを千歌はパソコンにぶつけ…

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る寸前でなんとか止まりました。

千歌を見て、鞠莉はまた交渉に向かおうとするものの、それをやれば鞠莉は理事長でいられないかもしれない。

 

頑張ったから、全力だから願いが叶うわけではない。

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そんな現実を思い知りながらアイキャッチです。

 

○後半パート

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全校生徒の前で鞠莉は統廃合の決定を知らせました。

 

明るい声が逆に痛々しいです。

 

統廃合を阻止できなかったという事実、それが千歌にのしかかります。

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決勝進出し、456トリオに激励されるものの千歌の心は晴れない。

 

曜も梨子も千歌をどう元気付ければいいかわからない。

 

 

今は前を向こう、と練習を始めたAqours

 

ルビィが言うように3年生にとっては最後の大会、統廃合の阻止という目的は無くなったけれどラブライブ優勝という目標は無くなったわけではない。

 

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前を向いていこうとするメンバーを見て千歌も決意しました。

 

今はラブライブに集中する

 

 でも、

 

それでも嘘をつき通すことができないのが千歌です。

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千歌の目からは涙が。

 

 しかし、千歌は自分が泣いていることを自覚していない。

 絶対に学校を救う!それまでは泣かない!
2期1話での千歌の決意は千歌自身を縛ってしまったわけです。

 

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 千歌を見るメンバー、1期8話と同じく千歌の無理はメンバーにはまるわかりです。

 

とはいえ、1期8話とまったく同じというわけでは無かった。今は3年生がいます。

 

ましてや千歌は自分の感情を無かったことにしようとしている。
かつての東京のイベントの時と同じく、乗り越えるのではなく無かったことにしようとしている。

 

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3年生が率先して「立ち止まってみる」ことを提案します。

「どうするべきか」ではなく「どうしたいか」を、誰かのためでない選択を一人一人が考えてみる。

 

前に進もうとしていたAqoursですが、
千歌の涙から目をそらしてまで進むことはしませんでした。

 

統廃合が決まったのにラブライブ!に出る意味はあるのか?

一人一人がその問いへの答えを出すことにしました。

 

 そして流れる挿入歌

 

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うまくいかなくて

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泣きそうになる時は

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くちびる噛みつつ願うんだ

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「あしたは晴れ!」

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繋がりそうで 繋がらないの

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心と心

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船が夕焼けを渡るよ

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悩みを持ち去るように

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私はまだまだ頑張れる 

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消える波に語ろうか

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ほらもう大丈夫!

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家まで走って行こう

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面白いことしたくなったと

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君に伝えなくちゃ

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家に帰ったら…

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1期BD2巻特典曲、「空も心も晴れるから」

9人バージョンです。

 

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羽は9人の前に現れますが、9人はそれに気づけない。

 

 

それぞれにどうしたいかを考えた9人は自然と屋上に集まっていました。

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このシーン、無印劇場版のアキバライブ提案シーンを彷彿とさせます。

 

9人はそれぞれの答えを言います。

ラブライブ に出た方がいいというのはわかる。

でも、学校は救えなかった。

なのに決勝に出て歌って

例えそれで優勝しても…

2年前のAqoursのはじまりは統廃合の阻止のため、千歌たちも統廃合阻止を目標にここまでやってきました。

 

たしかにそうだ。

でも、千歌たちは学校を救うためにスクールアイドルを始めたわけではない。

輝きを探すため、

みんなそれぞれ自分たちの輝きを見つけるために、

そう、千歌たちのはじまりは統廃合の阻止ではない。「輝きたい」という想い、統廃合阻止とは別のものを目指して始まったのが今のAqoursです。

 

でも…

見つからない。これで優勝しても学校は無くなってしまう。

奇跡を起こして、学校を救って、だから輝けた。

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学校を救えなかったのに、輝きを見つけられるなんて思えない。

 

名前は出していませんが、ここでμ'sの輝きに千歌は言及します。

 

今はラブライブなんてどうでもいい、自分たちの輝きなんてどうでもいい。
学校を救いたい。

 

あれほどこだわり続けた輝きを捨ててでも千歌は学校を救える未来を望みます。

 

それは千歌にとって、廃校阻止という目標の達成が輝きの条件になっていたからです。

しかし、

 

それを砕いたのは意外な人物でした。

 

だったら救ってよ!

ラブライブに出て、優勝して。

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屋上で繰り広げられたAqoursだけの語り、それこに乱入したのは456トリオをはじめとする浦の星の生徒たちです。

 

できるならそうしたい!みんなともっと足掻いて、学校を存続させられたら…

千歌はもう救えないことを悔やみます。

 

ですが、救いはありました。

もう、終わりが決まってしまった学校を残すことができる可能性をAqoursは手に入れていました。

 

「救う」、ここまでの話では統廃合の阻止が学校を救うことでした。Aqoursも浦の星の生徒も統廃合の阻止で学校が救われるのだと信じてきました。

 

だから、それができなくなった時、千歌は救えなかった無力さを悔やみました。

 

しかし、

本当に統廃合阻止だけが学校を救うことなのか?

 

 

浦の星の生徒たちはAqoursに願いを伝えます。

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優勝して、"浦の星女学院スクールアイドルAqours"の名前を残してほしい。

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学校が無くなってもAqoursとともに浦の星女学院の名前を残してほしい。

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"浦の星女学院"をラブライブの舞台に永遠に刻まれる名前にしてほしい。

 

それは今なおAqoursに残された、Aqoursにしかできない救い方です。

統廃合を止められなかったけれど、Aqoursのこれまでは無駄ではなかったのです。

 

つい、数分前まで自棄になっていた千歌ですが、もう千歌は心を決めていました。

願いはまだあった。

救いは終わっていなかった。

輝きもまだまだこれから手に入るのです。

 

ここまでのやるせなさも無力さもすべてを吹き飛ばし、

千歌は高らかに宣言します。

 

優勝する!ぶっちぎりで優勝する!

相手なんか関係ない!アキバドームも、決勝も関係ない!優勝する!

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優勝してこの学校の名前を、一生消えない思い出を作ろう!

 

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千歌だけでなく、他のメンバーにも火がつきました。

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失敗を引きずりながらただ前を向いて決勝に望むのではなく、野望を抱いて決勝に望むのだから当然です。

 

一つの夢は潰えたけれど、新たな夢に気づいたばかり

未来を変えることはできないかもしれないけれど、何度も立ち上がることができる

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ただ舞うだけだった誰も気づかなかった羽を千歌が見つけ、

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水=Aqoursの色に染まったのを見届けたところで、

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期7話「残された時間」終了です。

 

エンディングのあのシーンは果南。

鞠莉ではなかったか。

 

○まとめ

ラブライブ!サンシャイン‼︎というのはもともと、廃校が決まってしまった学校のスクールアイドルの話でした。

しかし、アニメが近づくにつれ、廃校確定の設定は曖昧になり、アニメでは1期6話でμ'sと同じく廃校を阻止する話ということになりました。

 

そして、今回ついに統廃合が決定しました。 

 

ようやく、ここに戻ってきた。そんな言葉が出てしまいます。

終わってしまう学校の最後の、まるで命の最期の煌めきのような力強い輝き

それは穂乃果たちμ'sが「限られた時間の中で精一杯に輝こうとする」ことにスクールアイドルの価値を見出したことにも通じます。

 

・モブの活躍

さて、今回は今まで特に活躍してこなかったモブ生徒が未だかつてない働きをしました。まずはそこについて。

 

Aqoursのターニングポイントをモブに任せてしまっていいのか?というのは若干ありますが、「優勝して学校の名前を残す」という方向に持っていくにはモブに言わせるのも一つの手だったのかなと思います。

 

「統廃合の阻止ができなくても学校を救う方法」

そこにAqoursだけではたどり着けないことに意味があったのだと思います。少なくとも学校のために統廃合阻止を言い出してしまったアニメ版では。

 

Aqoursは統廃合阻止を目標にしてきました。

「統廃合阻止」それがAqoursが叶えようとした物語です。「輝きたい」「ラブライブ優勝」というのもありますが。

 

Aqoursは統廃合の阻止という目的ありきでここまで来たので、今回の前半部分までは統廃合阻止のために奔走してきたので、「阻止できなくても学校を救える」という発想が入り込む余地はなかった。

もしも「統廃合を阻止しなくても学校を救える」という発想がAqoursにあるならばAqoursのやっていることは何なのかという話になるわけで、 学校を救う唯一解が統廃合阻止であることがAqoursの支えになっていました。

 

だから統廃合が決定することがAqoursにとっては学校を救えないことにつながりました。

 ここで「名前を残すことで救う」に切り替えるなら、学校を救うことと統廃合の阻止を切り離して考えることが必要になるのですが、Aqoursはあくまでも「統廃合阻止=学校を救う」を貫いておいた方が良い。

 

では誰が学校を救うことと統廃合の阻止を切り離すのか?

 

正直、Aqours以外なら誰でも良いと思います。みとねーでも、しまねーでも、8話で北海道に行くならSaint Snowとのやりとりで気づいたとかでもいい。

 

 ただ、モブ生徒がやった方が展開は早くなると思います。生徒側から言い出せば「優勝して学校の名前を残す」を浦の星の総意にするためのプロセスを簡略化できるので。

ただ、私としてはこの辺りはストーリー上重要な部分なのでじっくり時間をかけてもよかったと思います。あと1話くらいかけてもいいです。

 

きっかけとなる出来事→Aqoursが「統廃合阻止はできなかったが名前を残すことはできる」と気づく→生徒たちにせめて名前を残したいと提案→みんなそう思っていた、これでストーリーとしては成り立ちますし、それくらいしてもよかったのではないかなと。

 

とはいえ、モブ生徒たちの活躍を無駄にしないためにもモブ生徒の行為に意味を持たせる考察もしていきます。

 

 ・モブ生徒=願う存在、の持つ力

ラブライブ!サンシャイン‼︎におけるモブ生徒は千歌たちAqoursに願いを託す存在として描かれています。

 

1話で劇中に登場した小道具になぞらえてAqoursを紙飛行機、モブ生徒を折り鶴に当てはめたことがありますが、

同じ紙であっても紙飛行機は飛ぶことができ、折り鶴は飛べないのです。

折り鶴にできるのは集まって千羽鶴となって、願うことだけです。

 

1話時点では私はこれを「無力」と書きました。

しかし、その後の話で、「人の想いが力を持つ」という可能性が仄めかされます。3話しかり、5話しかり、6話しかり。

ならば願うだけのモブ生徒は「願う」という力を持っていると見ることもできます。

力なき者の願いが力ある者を助ける、いわゆる元気玉やミラクルライトの原理ですね。

 

願うことがAqoursに力を与え道を示す、これはサンシャイン‼︎2期が今まで描いてきた人の想いが持つ力の一つの形です。

そして、そこから生まれるのはラブライブ!がずっと掲げてきた「みんなで叶える物語」の考え方です。願いの力で物語を動すことができるのです。

 

1期13話でモブ生徒は表舞台に出てAqoursと同じ役割を担おうとしました。しかし、それは願いを託す立場でなくなるということです。

今回はようやくモブ生徒の本来の役割である「願い」が物語において重要になりました。

 

・統廃合は意味のある必然?  

Aqoursは統廃合を阻止しようとしました。

しかし、それはできなかった。

現実は非情、できないこともあるんだ。

ということなのかもしれないのですが、ここで5話の梨子のセリフを思い出してみます。

 

この世界に偶然ってないのかもって思ったの

いろんな人がいろんな想いを抱いて

その力が見えない力になって引き寄せられて

運命のように出会う

すべてに意味がある

 

統廃合に意味があるとしたらそれはなんなのか。

そもそも、なぜ千歌たちは統廃合を阻止したかったのか。

千歌たちが残したかったものは学校だったのか。

 

さて、余談ですが…

実はμ'sは学校を廃校から救ってはいないんですよね。μ'sは学校の知名度を上げたかもしれませんがそれ以外は特に廃校阻止に何かやったわけでもない。

むしろμ'sの手によるものでない廃校阻止がμ'sの歩みを止めてしまったのが真実。

だから「μ'sは廃校を阻止したから輝けた」わけではない。

 

詳しくは、

 

 無印の1期12話を見てほしいです。

 

 

さらに、μ'sの輝きは廃校阻止とは別のところにあったのですが、それはアニメ1期、2期や

 

 劇場版でも見てもらえればわかるかと。

 千歌はそこを知らなかったがために廃校を阻止すれば輝けると思ってしまった。

果南もダイヤも鞠莉もスクールアイドルになって学校を救えると思ってしまった。

 

つまり、μ'sという先人を想定し統廃合阻止を軸とした物語は

最初から間違っていたのです。

だってμ'sは学校を救ってはいないのですから。

 

「μ'sとは別の自分たちの輝きをめざす、」1期12話で千歌たちが決めて、2期6話で千歌が悩んだことこそがサンシャイン‼︎の本当の物語です。

 

その物語では「μ'sと同じく」学校を廃校から救うという目標は不要どころかむしろ邪魔でしかない。

だから統廃合の阻止ができないのは必然なのです。

 

ではなぜ、そんな邪魔でしかない目標が立ったのか?Aqoursは統廃合阻止のためにあんなにも苦しんだのか?

そこにも意味があります。

「統廃合は止められないものである」ということがはっきりしたからです。すべてを懸けたから、Aqoursはちゃんと統廃合阻止という夢に敗れることができた。

さらに、統廃合阻止のためにやってきたことは、ラブライブに優勝して学校の名前を残すことができるチャンスにつながりました。

 

・これからどうなるのか?

2期のちょうど真ん中にして大きく方向転換をしたサンシャイン‼︎

すでに放送されている8話、そして次の9話は北海道でのSaint Snowを中心とした話であることから、ストーリーの進行に使えるのはあと4話です。

4話でまだ残っている諸々を片付けるのはやろうと思えばできなくもない。しかし、そんなに急いでやってほしくないところです。

ここは残り4話はストーリーよりもキャラの掘り下げに使って、3期or劇場版でフィナーレという形にしてほしいです。

 

 

次回は第8話「HAKODATE」

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もう放送されて4日経ってますね…書きます!

ところで、98人だったということはあと2人で100人、Saint Snowは2人なのですがまさか98+2で100!?

そんなことになったらショックで立ち直れなくなりそうですが…

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
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となっています。

【2期8話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期8話を「全速前進」楽しむポイント

実はまだ前回の7話の記事ができてないのですが、さきにこっちをやります。

というのも今回は早くなんか書きたいくらいの良回だったもので…

 

その回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

 

まずはネタバレ防止のスペース

 

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ついに、この時がきてしまったわ。

 

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 ことのぞイベント!

 

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事情説明から入ると、筆者のμ'sの推し

1番が希、2番がことりなの。

ことり推しから入って、希とことりの両方で迷う期間を経て、2期8話で希推しジョブチェンジ。それから現在まで希推しね。

 

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基本的に絡みが少ないことのぞだけにBDの小説や劇場版で絡みがあったときは震えたわ。

 

ちなみにことりのイメージカラーはグレー、希のイメージカラーはなので

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Aqours(善子鞠莉)と推しのイメージカラーがかぶっていることになりまーす。

 

μ'sの流れが繰り返された場合は今後鞠莉推しに傾いていくことも。

 

 

まずはすみません。

7話放送終了あたりから「舞MY☆TONIGHT」の記事を書いていたのですが、ことのぞがお揃いの服を着ているという稀に見る事態に遭遇しました。

他にも色々と様々な事情で時間が取れなかったところにスクフェスでイベントを走っていたために現在7話の感想記事が未完成です。

統廃合が決まったあたりまでは書けているのでもう少々お待ちください。

 

では、ネタバレ覚悟で8話について知りたい人のみスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・前回の次回予告の花丸

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 これですね。

現実でした。

なんかしかも複数回出ます。

 

Saint Snow

北海道ということで当然出ますが…

今回は彼女たちにある問題が。

 

Aqoursにも主役が

ついにあの子にスポットライトが当たりました!

Saint Snow姉妹ユニット。姉妹の気持ちは姉妹だからこそわかる。となればAqoursでは誰にスポットライトがあたるかはわかりますね?

 

・さらにあの人にもスポットライトが

あの子にスポットライトが当たったことで当然スポットライトがあたる人がいます。

ずっとやってほしかったあの組み合わせの掘り下げが今回されます。

 

・予想的中

エンディングで以前書いていたある予想が当たりました。

結構多くの人が予想していたので王道ではあると思います。

 

ということで7話と8話の感想早く書きます。

 

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となっています。 

【サンシャイン‼︎曲感想】2期第3話挿入歌「MY舞☆TONIGHT」

 ラブライブ!サンシャイン‼︎曲感想記事、2期の第3回です。

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今回は第3話挿入歌「MY舞☆TONIGHT」です。

(2018/3/8修正 歌詞の表記を歌詞カードに合わせました)

 

○この曲は…

ラブライブ!後期大会の予備予選にて Aqoursが演奏した曲です。

 

この曲については作られた経緯、演奏までの経緯、ともにストーリーに絡んできます。 

ということで、 第2話「雨の音」から振り返っていきます。

 

予備予選を控えた Aqours

彼女たちは一つの新たな試みをしました。

 

それは「グループ内で同時に2つの曲を作る」というものでした。

 

当時 Aqoursは学校説明会でライブをする予定でしたが、「ラブライブ!で演奏する曲は未発表のものに限る」という制約から学校説明会用の曲とは別に予備予選用の曲を作る必要がでたのです。

 

しかし、2曲同時に曲を作るというのは思っていた以上に大変でした。

それまで2年生がやっていた曲作りですが…

いざ、2曲同時にやってみると全く進みません。

そこで提案されたのが、1・3年生も曲を作るという2ライン体制です。

 2年前に3人でスクールアイドルをしていた3年生がいる=3年生も曲を作れるという状況をうまく利用しました。

 

かくして、1・3年生でラブライブ!予備予選のための曲を作ることになったのですが、

 

そこで新たな問題が…

 

それは価値観の違い

 

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外で体を動かすことが好きで、みんなでわいわい楽しめる曲にしたい果南と鞠莉、

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静かに落ち着いて、互いの考えを交わして思索を深め合うことが好きで、テーマ性を重視した曲を作りたい善子と花丸、

 

「いい曲をつくりたい」という気持ちは同じはずなのに、やりたいことも作りたい曲の方向性も噛み合わないために、曲作りどころか話し合いすらもまともに進みません。

 

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そんな1・3年の関係に変化をくれたのは急に降り出した雨でした。

 

雨やどりのために6人は花丸の知り合いのお寺に行ったのですが、そこで雨漏りに襲われます。慌ててて茶碗やら皿やらで雨漏りに対処する6人。 

いつのまにか1・3年は協力していました。

 

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雨漏りにも一通り対処したころ、6人はある音に気づきます。

 

形も大きさもばらばらな器にタイミングもばらばらに落ちる水滴、それらは一つの音楽を奏でていました。

 

ばらばらでも、むしろばらばらだから、それらが一つになれば音楽になる。

 

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違ったままで一つになった6人は予備予選のための曲を完成させました。

 

しかし、

 

話はそう簡単には終わりませんでした。

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鞠莉の元にある知らせが届き、物語は第3話「虹」に進みます。

 

 鞠莉に届いた知らせ、学校説明会の一週間延期によりAqoursは学校説明会とラブライブ!予備予選を同じ日に行わなくてはならなくなりました。

 

両方とも出る手段はないか、どちらかを諦めるしかないのか、様々な可能性を模索した結果

次善の策として学校説明会と予備予選で2チームに分かれることになりました。

 

これで良かったのか?誰もが疑問に思いながらも学校説明会と予備予選に挑む Aqours

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予備予選には2年生と黒澤姉妹が挑みます。

 

予備予選突破を目指して5人はステージへ。

 

 

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しかし、応援してくれる浦の星の生徒は学校説明会でこられない。拍手もまばら。

改めて5人では足りないことを実感することに…

 

そんな時、

勘違いしないように

というセリフとともに

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学校説明会で来れないはずの4人、この曲を作るためにぶつかり合った善子・鞠莉・花丸・果南が駆け付けました。

 

学校説明会はどうするのか?こっちにきて間に合うのか?

というのはまた別のお話。

 

9人揃った Aqoursは予備予選に挑みます。

 

○曲調

昨今のオタクどもに人気のジャンル、和ロックです。和ロックの定義はあまりはっきりしないのですが、まあ和楽器+ロックとか和風の音階+ロックとかいう解釈でいきます。


μ'sでは『私たちは未来の花』、『だってだって噫無情』といった「和っぽい」かつ「勢いの良い」曲がありました。

 Aqoursでは「未熟DREAMER」が和風でした。※衣装や演出に左右されるところが大きく、曲そのものは出だしを除くと音の構成など見てもそれほど和風ではないかなとも思います。

 

この「MY舞☆TONIGHT」はそうしたなんとなく和っぽい曲の系譜を引いています。そして、明らかに和ロックを意識したと思われる曲になっています。

日本の

 

さらに、1・3年生が作ったのが和ロックというのも高ポイント。和ロックは和風の音とロックという一見噛み合わないものを合わせたジャンルです。噛み合わなかった1・3年生が協力して作るにふさわしいジャンルです。

 

○衣装

和風というのはもちろん、花魁のような華やかさが目を引きます。

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さらに注目なのは、

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ルビィがはじめて衣装作成に関わったということです。

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ダイヤさんの衣装には特に力を入れたようです。

 

いつものごとくベースは共通しつつも細かなところに違いがあります。

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花丸がノースリーブだったり。

 

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善子の腕に黒猫のブレスレットがついてたり。

 

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果南の髪飾りはイルカだったり

 

個人的にグッときたのは

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鞠莉の腰のしめ縄!

 

 みなさんもグッとくるポイントを探してみましょう。

 

○映像(とか歌詞とか)

現状の公開部分が短いのですがまた一言ずつでもコメントしていきながら

 

この曲は尺八と琴の音色からはじまります。すぐに和風とわかります。これはダイヤの意見でしょうか。

 

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はい、このフォーメーション

黒澤姉妹がセンターです。

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黒澤姉妹がセンターです!

 

踊れ 踊れ

熱くなるため

ひとは生まれたはずさ

サビのメロディを出だしに持ってくるパターンです。

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ダイヤの口元アップ

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ルビィの口元アップ

後ろのメンバーがなにやら技の予備動作のような構えをしているのがカッコいい。

 

姉妹の腕の交差する向こうには花丸。

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そこから一旦カメラが引いて

 

花丸のアップになるのですが

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花丸のこのポーズ、覚えおいてください。

 

「生まれたはずさ」のあたりで黒澤姉妹です。

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1・3年生をつなぐという方向で考えたときに黒澤姉妹を軸にする動きが生まれたのでしょう。

今までは学年を分けて3人ずつ、もしくはルビィは花丸とセットだったことが多く、ありそうでなかった動きです。

 

そして前奏

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ポーズを決めていく。

ここ好きです。

 

いま 小さく燃えてる

まだ 小さな焔が

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花丸・ダイヤ・ルビィ、

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鞠莉・善子・果南

で手の向きと動きが真逆になっています。

小さいということを2回言っている。強調しているということはこの後の2番では大きい何かが出るのでしょうか。

 

ひとつになれば

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ここの振り付け、一つになれば→手を1にして入れ替わる

のですが、これをやるのは1・3年の6人、

というより、2年生の3人は後方待機(ただ立っているわけではないですが)です。

互いの立場、すれ違い、曲を作った1・3年の経緯がここに表れています。

 

奇跡が生まれ

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善子の決めポーズからのダイヤさんソロ

善子とダイヤさんをなにかと組ませる意向は今回も健在です。

 

この世界はいつも

諦めない心に

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2年生が前に出ます。ローアングルすぎです。

 

答えじゃなく

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ルビィアップ、このポーズは花丸と同じです。

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この曲はこのように焔をイメージした場面転換が使われます。

 

道を探す

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鞠莉のエアギター

多分ここは鞠莉の意見でしょう。

 

手掛かりをくれるから

最後まで強気で行こう

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ここまでは3列が基準でしたが2列にフォーメーションチェンジ

ただし、1・3年生を前に出して、前6後3という形です。この曲は1・3年生の曲、なんだかんだで2年生がおいしいとこ取りをしてきた従来の曲とは違うのです。

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とはいえ、千歌アップもします。

 

踊れ 踊れ

熱くなるため 人は生まれてきたの?

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サビ突入。「踊れ」で飛び上がる動き。とても好きです。

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メンバー一人ずつのアップで妙な光の粒子が見えるのですがこれはいったい何なのか?動きからして汗ではなさそう。

 

踊れ 踊れ

きっとそうだよ

だから夢見て踊ろう

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「踊れ」で飛び上がるのいいですね。

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そしてやはり謎の粒子。

 

MY舞☆TONIGHT (DANCING TONIGHT)

最高の

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衣装の一部が発光します。多分ライブでやる気です。

 

MY舞☆TONIGHT (DANCING TONIGHT)

今日にしよう

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上から見るとこんな動きになるそうな。ライブではスタンド席の人が得をする箇所ですね。

 

ここで終了。1分40秒。

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短い気もしますが、短いながらも気になったフレーズもあります。

 

・小さな焔が一つになれば奇跡が生まれる。

 

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焔というのはロウソクの火からの発想でしょう。

一つ一つは焔、火だが…二つ合わされば炎になる。炎となったガン○スターは無敵だ。

ではなく、2話を経て1・3年が真っ先に言いたい言葉がこれだったのでしょう。

 

・この世界はいつも、諦めない心に答えじゃなく道を探す手がかりをくれる

 

これは図らずもこの後の千歌に通じます。諦めなかった千歌が見つけたのは道でした。

 

・きっと熱くなるため人は生まれてきた。だから夢見て踊ろう。

 

サビのフレーズですが、まだまだこの奥に伝えたい言葉がある気がします。

フルで聴けばその先の言葉が明らかになるのでしょうか。

 

○まとめ

本格的に和を意識したであろうメロディといい、和ロックというジャンルの選択といい、衣装といい、 高評価間違いない曲かと思います。

今まで2年生ありきで進んできたAqoursに変化が起きた曲でもありますね。

ただ現状はまだ歌詞が弱いかなという気もします。

とはいえ、フルで聴く前に判断もできないのでまずは発売日を心待ちにします。

 

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となっています。

 

 

 

【2期7話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期7話を「ゾウサモナク」楽しむポイント

この記事ではその回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

以下ネタバレ防止スペース

 

 

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いつものごとく最速の感想なのだけれど、今回は結構な急ぎで書いてるわ

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というのも、筆者が明日開催のとあるカードゲームイベントに行くのだけど諸々の準備がまだなの。

 

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ああ、例の28点入れたら勝ちの「キャンセル!」とか叫ぶ、白とか黒とかゆうやつ?

 

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元々カードゲームはそれなりにやってたけれど、「ラブライブ!」が参戦しているカードゲームってことで興味を持って今はそれがメインよ。

 

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どんなに良いデッキ、完璧なプレイングをしても負けるときは負けるいわゆる「運ゲー」の要素が強いのが特徴ね。

 

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しかし、その中でいかに「運」ではない部分で勝ちを引き寄せるかという楽しみ方もあれば

ファンデッキでガチデッキを倒すことも一応は可能という楽しみ方もある

 

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ここまで書いといてなんだけど別にそんなに強くないけどね。わかる人にはわかるように書くと「クライマックス8枚戻りしたのに4点とか5点が通る」「3連続でクライマックスをトリガー」っていうのが多発するのが筆者のヴァイスシュヴァルツらしいよ。

 

 

以前どこかで書いた気もしますが、ヴァイスシュヴァルツやってます。

どっちかというとファンデッキ寄りのプレーヤーで勝率とか勝てるデッキとかきかれると困るんですが…。

明日は弱いなりにがんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒してきます。

 

 

ここから先はネタバレ覚悟の方のみスクロール

 

 

 

 

 

 

 

Aqoursのルート確定 

これが見たかった。

その一言が今回のすべてです。サンシャイン‼︎のストーリーって2通りのルートが予想されていたかと思うんですが、今回でルート確定します。

 

・予選突破は?統廃合阻止は?

あまり書くのは避けたいのですが、人生そんなに甘くないです。

 

・まさかの挿入歌

意外な曲が挿入歌として使われました。

 

・鞠莉回だったの?

鞠莉がおいしいポジションだったような、そうでないような。

 

・「それまで泣かない!泣くもんか!」

2期1話で千歌が言ったセリフ、統廃合阻止までは泣かないという決意ですが、あるシーンでこのセリフが効いてきます。

【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第6話「Aqours WAVE」

今までのやり方では乗り越えられない強大な試練、

そして知る、あまりの危険さに封印された必殺技の存在、

かつてその技に挑み、大切なものを失った先輩は反対をする。

それでも挑戦したいんだと、危険を承知でひたむきに挑戦する姿はいつしか反対していたはずの先輩の心を動かしていく。

 

だが、あと一歩何かが足りずに成功しない。

そんな時、訪れる一つの気づき

 

そして、満を持して披露される

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新必殺技!

 

まさかラブライブ!でこんな展開があるとは。

 

熱いです!

燃えつきるほどヒートです!

少年のハートをわしづかみにすること間違い無しのラブライブ!サンシャイン‼︎第6話「Aqours WAVE」感想記事、今回も駄文100%でお送りします。

 

○アバン

前回のラブライブ!サンシャイン‼︎はルビィ。

5話、本当に良かった。

 

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パソコンを食い入るように見つめる1・2年生。

また何かあるのか?と思ったら

 

地区予選の会場発表でした。

 

地区予選は前回と同じ会場、日本ガイシホールで行われることになりました。

まさに前回のリベンジです。

 

その頃、3年生は…

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なにやら問題発生の予感。

 

前回、50人を達成して余裕かと思われた統廃合回避、現在の入学希望者は57人。一気にペースが落ちました。

 

あと一ヶ月足らずで100人を集めなければいけない。ちなみにその期限はラブライブ!地区予選の日でもあるようです。

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つまり、次の地区予選が…

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Yes, last chance!

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そこに懸けるしかないということですね。

 

ラストチャンス!知らぬ間に電車は動き出していたり、街の灯に自分を重ねてみたり…

 

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そんな感じでオープニングです。

 

○前半パート

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地区予選に向けて練習にも気合いが入ってます。今回の練習の指揮は鞠莉です。

曲作りだけでなくダンス指揮も複数人でできるのがAqoursの強みです。

 

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腕の角度を合わせたい。このポーズは後々ちゃんと出てきましたが、それよりも…

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でけえ!国木田山脈は今日も雄大にそびえ立っています。

渡辺さんも思わずガン見です。

 

そんな渡辺曜さんがあるものを発見しました。

 

ネットで全国大会出場が有力視されているグループなるものがあったようです。

 

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その中にはあのSaint Snowも。さすがは北海道の期待の星です。

前回の地区大会ではトップ通過、決勝では8位入賞したそうな。

 

こいつらも成長してた!東京のイベントで9位だったのが全国のトップレベルまでいった。

是非ともその経緯をスピンオフ作品とかで見てみたいです。

姉の聖良は今回がラストチャンス。

最後にかけてみたいんだ!このままじゃ終われないから!

キブミーアチャーーンス!

 

 

 

ラストチャンス

ラストチャンス

 

 

 宣伝は基本です。

 

 

そして、Aqoursも有力グループに入っていました。

 

予備予選(マイマイ)のパフォーマンスが評価されているようです。

 

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ふふふ…

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このヨハネの堕天使としての闇能力を持ってすれば

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その程度造作もないことです!

 

はい、いつものやつ

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そう、造作もないことです!

 

 

 

 

増えたぁぁぁぁ!?

 

まさかの梨子が、厨二病に感染です。

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きっかけは前回のあれですね。

 

ここにリトルデーモン・リリーが誕生しました。

ようこそ、深遠なる闇の世界へ。

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うぇるかむ とぅ へるぞーん♡

 

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1期のこれが嘘みたいな厨二っぷりです。

 

 

 

さて、梨子がこちら側になったことをもっと祝福したいところですが、そうも言っていられない新事実が。

 

地区予選の審査は会場とネットの投票で行われるらしいです。

会場には出場校の生徒が応援に来る、ということは会場の投票は生徒数の多い学校の方が有利。梨子を入れても75人の浦の星は圧倒的に不利…ということらしいです。

 

ならば地域の人たちの協力で…と思いましたが、それは鞠莉の言う「自分たちで」に反するのでNGなのでしょうか?

 

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圧倒的に不利な状況、それを打開する鍵が前回も出てきたこのノートのようです。

 

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ダイビングショップ兼自宅(リアルではカエル館)前で夜風に吹かれる果南、

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あのノートもあります。

 

 

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ダイヤと鞠莉がやってきました。かつてスクールアイドルをしていた3人にはこの窮地を打開する策がある、ということですね。

 

かつてのAqoursにまつわるノート、そこに書かれているものを成功させられれば今のAqoursはさらに上を目指すことができる。

 

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可能性に懸けるしかない、あの頃と想いは変わっていないと言う鞠莉

学校の存続のためにやれることはやる、それが生徒会長としての義務だ、それに今は9人いるのだと言うダイヤ

 

それでも果南は挑戦を拒否します。

高みを目指していたのは果南も同じ、しかし届かなかったばかりか鞠莉のケガの原因を作ってしまった。

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鞠莉はケガをしているのに無理をしてまでスクールアイドルにこだわった。それは鞠莉自身の未熟さですが、そうさせてしまった責任は果南にだってあった。

鞠莉がどのような経緯でケガを負ったにしろ、果南が高みを目指してしまったことが鞠莉に危険を冒させてしまった。

 

ましてや今は1・2年生もいます。

かつてAqoursの挑戦したもの、となれば反対する者はいないでしょう。それは後輩たちを危険な目に合わせることになる。

ケガをする者が出るかもしれない。

 

届かないものに手を伸ばしたばかりにかつてのAqoursはバラバラになってしまった。

今のAqoursもかつてのAqoursのように亀裂が走ってしまうかもしれない。

 

1期8話で果南が言った「誰かが傷つく前に諦めるべき」という意見はかつての果南への言葉でもあったのでしょう。

 

果南は挑戦を拒否します。

 

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おそらくは2年間大事に持っていたであろうノートを海に捨てる果南

 

ノートさえなくなればもう届かないものに挑戦して誰かを傷つけないですむ。

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しかし、それをさせまいと鞠莉は海に飛び込みます。

 

見事にノートを回収した鞠莉は

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過去を否定しないと果南に言います。

 

鞠莉にとって2年前のAqoursとしての日々は輝かしい未来を犠牲にしてまで掴んだものでした。それが鞠莉を執着させ、歪ませてしまったものだったとしても鞠莉にとって2年前の Aqoursは意味のあるものだった。

 

1期9話あたりのテンションでいくとこの後に延々とかなまりダイについての考察を書くところですが、まだ前半パートも終わってないので

 

あの時に夢見たことをやり遂げて私たちのAqoursを完成させたい

 

という鞠莉の言葉を胸に刻んで次のシーンへ

 

梨子が何やら唸ってますが、

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しいたけに念を送ってこっちを向かせたかったようです。

すっかり堕天してやがる。

 

前回まで犬を見るだけで逃げ出していたのがこうなるのだから人生はわからないものです。

 

千歌は電話中、

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相手はもちろんSain Snowの聖良です。

 

生徒数の少ない浦の星はどうしたらいいか。

聖良の答えは「圧倒的なパフォーマンスで生徒数のハンデを逆転する」です。

 

ならば技術を磨けばいいかといえばそうでもない。

「技術的にどんなに高いレベルにあってもラブライブ!を形づくった先駆者ほどの輝きはない。手の届かない光がある。」と聖良は付け加えました。

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余談ですが、久しぶりに理亞も登場しました。

 

千歌はメンバーにききます。

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私たち= Aqoursの輝きとはなんなのか?

 Aqoursらしさとはなんなのか?

 

それを見つけることが大切だとわかったのに、それがなんなのか形になっていない。

 

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それを聞いた3年生、

かつてのAqoursが成し遂げられなかった

かのノートに記されし、禁断の技の存在を明かします。

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最高のタイミングで舞い込んできたなにやら少年誌っぽい展開に千歌は食いつきますが、

 

果南は反対します。

危険で、センターはもちろん他のメンバーにも負担が大きい。そこまでしてやる意味はあるのか?

 

ここからはもはや少年誌ならばおなじみの展開

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今そこまでしなくていつやるの?

 

今でしょ!

※アニメに林修は出ていません。このセリフもありません。

 

今こそ足掻いてやりたいことは全部やる時だと千歌は食い下がり、ダイヤと鞠莉の後押しもあって、

危ないと感じたら棄権してでも止める

という条件のもと千歌は封印された技に挑むことになりました。

 

さて、練習にとりかかる千歌ですが、

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ふすまをぶっ飛ばすほどの勢いで失敗します。

 

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家では練習できず砂浜で練習する千歌、

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見守るかなまり、

かつての失敗を知りながらも今の可能性を信じる鞠莉、かつての失敗を知るからこそ今の可能性を潰したくない果南。

あの時やりたかったことの命運を後輩に託して

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ここでアイキャッチ

 

○後半パート

 

浦の星の体育館での練習、

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挑戦を決めてから5日、失敗続きの千歌は明らかに無理をしています。

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なぜそこまでするのか。

 

1期3話でのファーストライブ、さらにそれから先も何度も千歌は周りに助けられてここまで来ました。

メンバーはもちろん、浦の星の生徒たち、地域の人たちにも。

そんな人たちへの恩返しをしたいと千歌は挑戦を続けますが、

 

うまくいない。千歌を心配する曜と梨子に果南は「二人で止めれば」と言います。

 

しかし、二人は千歌が頑張るその根底にあるコンプレックスを知っている。だから止められない。

曜が千歌の普通コンプレックスに気づいている。これはさらっと重要な情報が出ました。

 

輝いている周りの人を見ているだけの無力感、

自分を卑下するあまり自分自身も輝いているのだと気づかない劣等感、

一歩引いてしまう臆病さ、

自称「普通怪獣ちかちー」

それが千歌です。

しかし、それゆえに自分の力でなんとかしようと思う。

届くはずのものまで届かないと思い込んで、それでも手を伸ばす。

 

果南にとって妹とも言える千歌のひたむきさが果南を動かします。

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果南は千歌にある条件を伝えました。

 

その夜、梨子は千歌がまた練習に出かけたことを知り、

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千歌の練習を見守る曜と合流しました。

 

果南が千歌に出した条件、それは

明日の朝までにできなければ諦める

 というものでした。

 

挑戦していたからこそ、果南は千歌が無理をしていることを、無理をしてでもやり遂げたい気持ちを、無理をした先にある危険を、理解できてしまう。

 

あと少しなのにできない。

どこがダメなのか?千歌は悩みます。

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千歌に手を差し伸べる梨子と曜、

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1年生も駆けつけてきました。

 

成功しなければと意気込む千歌、

 

しかし、飛べない。

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みんな応援してくれているのにどうしてできないのか?なにもできていないのに終わりたくない!

千歌を襲うのは焦りと無力感。今まで何度も「何もできない」と思い知らされてきた千歌にとってのトラウマの引き金です。

 

だが、それを打ち砕く存在が今の千歌にはいました。

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普通怪獣りこっぴー! 

普通怪獣ヨーソロー!

 

お前たちのような普通がいるか!とツッコミかけましたが…彼女たちもまた千歌と同じ普通に過ぎないのです。

 

千歌にとって一番足りないものを気づかせるために、二人はラブライブ!サンシャイン‼︎の根幹とも言える、しかし千歌が見落としている重要な事実を千歌に伝えます。

 

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千歌のおかげで Aqoursは始まった

のです。

 

千歌は自分を「普通」と卑下するが、普通と思い込んでいながらも千歌は諦めずに挑みつづけた。「何もできないから何もしない」ではなく「何もできないから何かしたい」ともがき続けた。

それが8人のメンバーや学校や地域を動かしたのがラブライブ!サンシャイン‼︎です。

 

1期8話でもあったように、千歌と一緒にいることを「自分で決めて」Aqoursは9人になったのです。助けたくて千歌を助けたのです。

だから千歌は恩返しなどしなくて良い、千歌の思うままに飛べばいいのです。

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千歌の前に来る1年生、よく見るとボロボロです。千歌が成功すると信じていたから自分のポジションの練習をしていたのでしょう。

 

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夜が明けて、果南との約束の時間です。

3年生もボロボロ。

反対していた果南ですが…もうこの時点で果南の答えも出ていたようです。

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やってきたことの意味に胸を張って千歌は駆け出します。その先に待つのは果南、

 

挑戦することで失うものを知り、同じ思いはさせまいと千歌を止めようとした果南、

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「ありがとう。千歌。」

抗いつづけて可能性を見せてくれた千歌を、意志を受け継いでくれた千歌を、感謝の言葉で果南は迎えます。

 

そして、誕生した伝説のフォーメーションを引っさげて、演奏されるのは

Aqoursの地区予選曲

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「miracle wave」です。

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これ、あんちゃんが飛ぶんですよね。

果南が言ってましたが、センター以外も負担の大きい曲っぽいです。

 

無事に演奏も終了し、

千歌が色々言ってましたが、最後の一言

みんな信じてくれてありがとう

これだけでもうお腹いっぱいです。

 

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果たして、 Aqoursは地区予選を突破できるのか?統廃合阻止は達成できたのか?

そんな不安も後回しに今は余韻に浸りつつ、ラブライブ!サンシャイン‼︎2期第6話「 Aqours WAVE」終了です。

 

○まとめ

ラブライブ!は青春スポコンアニメ」と言われてかなり経ちますが、ここまでスポコンをやるのは初めてな気がします。

この話では二人のメンバーに焦点が当てられました。千歌と果南です。

 

・千歌

今回千歌は何度も飛ぼうとしては失敗しました。そして、千歌自身が今までの自分を肯定したことで飛べた。

「飛べるかどうか」このフレーズはラブライブ!をμ'sから応援してきた人にはピンとくるものがあると思います。無印劇場版では穂乃果が「飛ぶ」シーンが二つありました。

今回の千歌の飛べるまではその二つと重なります。

 

無印劇場版冒頭のシーンで穂乃果は何度も水たまりを「飛ぶ」ことに失敗しては、「どうしてできないのか」とやけになります。そんな時、どこかから聴こえてきた歌によって穂乃果の思考は「なぜできないのか」から離れます。そして、穂乃果は水たまりを飛ぶことができました。

 千歌も「なぜできないのか」に気を取られ、やけになっていました。「なぜできないのか」を問いつづける限り、千歌は飛べなかった。

 

劇場版で穂乃果が2回目に「飛んだ」のは物語の終盤、「いつだって飛べるあの頃のように」でおなじみのシーンです。

アニメ2期でμ'sは3年生の卒業とともに活動を終えることを決めました。しかし、劇場版でスクールアイドルとして成功を修めたμ'sは3年生の卒業後も活動を続けることを周囲から期待されます。

周りの期待に応えるためにどうあるべきか。μ'sを終わらせることは間違いなのか。穂乃果は悩みます。

結局、穂乃果はμ'sを終わらせるという自分たちの選択を信じました。周りの期待のため以外に飛ぼうとしたことで穂乃果は「飛ぶ」ことができました。

千歌は周りの期待に応えるために飛ぼうとしました。そして飛べなかった。

 

「なぜ、できないのか」と問うことも周りの期待に応えることも大事です。しかし、千歌に必要なのは自分を認めることでした。

1期の頃から千歌のテーマは「無力感」です。何もできないというコンプレックスが千歌の根幹にあり、何もできないからこそ何かを成し遂げたいというのが千歌の原動力です。

曜と梨子の言葉によって千歌は普通である自分を否定ではなく肯定しました。

コンプレックスを抱きながらも走り続けたここまでの道が千歌の武器である、これが今後の鍵になるはず。

 

・果南

5話で「2年前のことが果南の中で引っかかっているならそこで一波乱あるかも」と書いていたのがまさかこんなに早く実現するとは。

 

「自分のせいで誰かが傷つく」というのが果南にとっての急所のようですね。2年前の鞠莉の一件しかり、自分の選択のせいで不幸になるであろう人がいるなら選択すること自体が悪になる。

2期にしてようやく果南自身の掘り下げがされてきたかなという感じがします。

 

1期8話あたりの記事で「果南が止まっているなら、それを動かすのは普通コンプレックスを抱きながらも挑戦する千歌なんじゃないか」と書いたのですが、

【考察記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 第8話「くやしくないの?」 - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室

実現しました。1期9話で果南はあまり挫折してなかったかのような描かれ方をしていて、盛大に外したと思っていましたが…。

実はがっつり挫折が尾を引いていたようで、当時の私の考察はそれほど的外れではなかったようです。

 

果南にとって今のAqoursは可能性の塊なのだと思います。だから、かつて自分たちが越えられなかった壁に挑戦させるわけにはいかなかった。

可能性を守るために夢を見ない。

今回判明した果南の現実的な一面ですが、

鞠莉の可能性のためには廃校阻止という夢を捨てたのはもちろん、家のために休学をしたり1期でも果南は現実側の人間でした。

 

「夢を見て、届かないものに手を伸ばして、できるかどうかわからないけどやってみる。 」

などというのは今の果南のするところではない。ノートを大事に抱えながら、失敗する恐怖から挑戦することを否定するしかなかった。

先輩という立場からしても、果南は夢を見ることができなかった。

 

しかし、果南が届かないと諦めたものに千歌は挑戦し続け、果南の心をまた夢に引き戻してくれた。

 

だから「良くやった」でも「お疲れ様」でもなく、「ありがとう、千歌」なのです。

 

次回は第7話「残された時間」

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6話ラストが100人ノルマの期限なので統廃合するかどうかは答えが出るはず。

統廃合関連だとして鞠莉回でしょうか?

….鞠莉回ですよね!

 

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