【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第9話「Awaken the Power」

2017年も終わりが近づく今日このごろ、

今更ながらに9話感想です。

11話が放送され、2期もあと残り2話ですが…

ちょっと昔の記憶を掘り返しながらお付き合いください。

 

○アバンパート

前回の…は無しです。そのかわり、

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中合わせに立つルビりあです。

 

互いに姉がいて、姉と一緒にスクールアイドルを目指して、スクールアイドルとなった二人。

 

ずいぶんと仲良くなったようで、本編開始前にして相当なルビりあ成分が供給されます。

 

ここの二人の掛け合いは9話を見終わってから改めて見ると感慨深いものがあります。

 

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 そしてオープニング。

 

○前半パート

前回のラストでは「一緒に」「もう一度」ライブをすることを提案したルビィ

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二人だけでやる、というわけではなく、花丸と善子にも協力をしてもらうようです。

 

ルビィが言った「一緒に」には花丸と善子も入っているということですね。

 

ルビィの話を二つ返事で受ける花丸、協力するつもりでもあえてもったいつける善子、それをわかった上で善子を放置するルビまる、1年生の関係がよくわかります。

 

 Saint  Snow側でも動きが。

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聖良が店番を頼もうとしたが理亞はどこかへ行ってしまったようです。

 

理亞はどこへいったのか?

 

一週間ぶりの登場、ラッキーピエロ

 

そして、理亞は

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二人も来るなんて聞いてない…とすねています。

てっきりルビィと二人きりだと思っていたようで…

善子と花丸とはまだまともに話したこともないですからね。ルビィとだってまだ打ち解けているとは言い難い段階でアウェー感は計り知れないです。

 

ぷくぷくしてる理亞ちゃん可愛い。

 

みんなでワイワイするのは好きじゃないと愚痴る理亞ですが…

 

花丸のナイスアシストが決まります。

それは…

自分たちも仲間だずら作戦!

過去のぼっち経験(主に善子の)を暴露し、さらに(狙ってではないにしろ)自分の方言を晒して

 

あ…この人たちも私と同じなんだ…

 

と思ってもらう。

そう…口で「私もぼっちで…」などと言ってにこやかに近づいてくるやつは大抵信用できない!

なぜならお前らは真のぼっちの苦悩を知らないからだ!コミュニケーションは楽しいとか…爆散しろ!

やるなら花丸たちのように身を削れ!

 

…少々取り乱しました。

 

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理亞も心を開いてくれたようで良かったです。

 

さらに理亞の考える新曲のイメージが明らかに。

私は負けない

何があっても

愛する人とあの頂に立って

必ず勝利の雄叫びをあげようぞ!

今まで詞も曲も聖良まかせだった理亞は独特な歌詞を書きますね。私は好きですよ。

「あげようぞ!」いいと思います。

 

善子としては直接的すぎるのがマイナスになようですが。私は好きですよ。いっそパンクに走って雄叫びをあげるのもありだと思います。

 

Aqoursはまだ決勝大会があり、こんなことをしている時間はないのでは?

理亞は指摘しますが…

 

時間はない。しかし、ルビィはそれでもここでライブをしたいのです。 Saint Snowのためにも、ダイヤのためにも、自分たちのためにも。

 

 しかし、ここでタイムリミットが。

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Aqoursの函館滞在日は終了。梨子から善子へ早く戻るように催促が。

 

このまま理亞を放っておいて帰るわけにはいかない!幸い今は冬休みということで…

 

このまま1年生は函館に残ることにしました。

 

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さらに、ラッキーピエロのシーンでは8話でAqoursが会った謎の二人組が。

 

そういえば、今年いっぱいだったタイムリミットを7話で迎えているのですが…まだ年が終わったわけではないようです。

 

前回はクリスマスツリーがあって今は冬休みということは12月20日付近ですかね。

 

理亞がふさぎ込んでいてどうしようもない。

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てきぱき動いているし、部屋の準備はりきっているっぽいですが気のせいでしょう。

 

だったら、2・3年も残ろうという話になりかけますが、

 

ルビィがなんとか阻止。

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黒子を掻くクセとやらがやっと出てきました。

 

1年生どうしの交流を深めるのも良いのではないかという話の運びになり、計画遂行の段取りは整いました。

 

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帰りの飛行機の中、函館という地での体験を振り返る2年生。遠く離れた地のスクールアイドルとの交流は良い刺激になったようです。

 

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一方、ダイヤさんの動揺は凄まじく、ルビィの写真を見てはため息をついています。

 

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鞠莉からは1年生がAqoursを捨て理亞と「Saint Aqours Snow」なるユニットを組むというトンデモ予想まで飛び出します。

 

 この中で唯一の妹キャラの千歌は1年生のやろうとしていることに検討がついているらしいのですが。

 

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1年生組は理亞の部屋に到着しました。

はりきって準備をしていた理亞はまたもや素直になれない。

 

そこで1年生組が見つけたもの、

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スノードームです。

 

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ちなみに浦の星女学院購買部にて販売されております。

 ラブライブ!サンシャイン!!「浦の星女学院購買部」

 

 

雪の結晶、それはSaint  Snowのシンボル

聖良と理亞がスクールアイドルになることを決めた幼い日。

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あの日、雪の結晶が二人のシンボルになった

 

千歌の言う「輝き」みたいなものですね。

 

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しかし、理亞の失敗によってSaint  Snowの決勝出場は無くなってしまった。

 

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またあの時の後悔が込み上げる理亞でしたが、

 

ルビィがスノードームを綺麗と褒めたことで理亞が言ったセリフ、

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「当たり前でしょ。姉様が見つけてきたんだから。ほら、あなたの姉より上でしょ?

 

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ここから姉自慢バトルの第二幕がはじまります。

 

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普段は到底見せないルビィの強気な一面、

花丸も善子も驚きます。

 

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と、その「姉」の聖良が様子を見に現れました。

 

ここで動いたのは意外にも

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善子!

忘れている人もいるかもしれませんが、善子ママは教師。

普段は先輩に敬語を使わない、そもそも言葉がおかしい善子ですがいざとなれば礼儀正しく振る舞えるのです。

 

ひとりひとりが持つ隠された一面、

まだ気づいていない隠されたパワー、

それに目を向けたとき、4人の曲作りのテーマが見つかりました。

 

テーマから曲を考える。Aqoursの曲作りのやり方は1年生に受け継がれているということですね。

 

 

その頃、沼津では…

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1年生の帰りが遅いのですっかり元気を無くしてしまったダイヤさん。

 

1年生は自分たちだけで何かをやろうとしているんじゃないかと千歌は考えています。

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何かできるのだと証明したい、妹キャラというのはもちろん、何もできないことに悩んできた普通コンプレックスがあるから千歌には1年生の気持ちがわかる。

 

 

 

そして、場面はまた1年生サイドへ

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ルビィと理亞の作詞もついに完成。

善子と花丸は寝てしまってます。

 

花丸は夢の中でも食べてます。

 

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陰ながら見守っていた聖良も満足そう。

 

作曲・編曲もどうにかなったようで…

多分、隠された力が発揮されたか梨子あたりに依頼したかでしょう。

 

これで曲作りはクリア。しかし、まだまだやらなければいけないことがあります。

 

イベントでパフォーマンスするには選考会に合格しないといけない。

まったく見ず知らずの人の前で自分たちの企画の説明をし、評価を受ける。

大の大人でさえ難しいことをやらなければルビィたちの目指すステージは実現できない。

 

不安と緊張に震えるルビィと理亞

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その手を握る花丸と善子

すべて自分たちの力でやる、決意を胸にルビィと理亞はオーディションに挑みます。

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善子と花丸も見守ります。

 

決意を胸に挑むオーディション、

しかし、今まで経験したこともない状況

決意とは裏腹に言葉はうまく出てこない。

 

 

その時、ルビィは呟きます。

「おねえちゃん」と。

 

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ダイヤはいつもルビィの前を走って道を教えてくれた。

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くじけそうになったら励ましてくれた。

 

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今までを思い出し、

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ルビィは改めて知ります。

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ずっとダイヤがルビィに勇気をくれていたことを。

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そして、今もダイヤの存在がルビィを支えていることを。

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それを実感したときルビィは姉からもらった勇気を振り絞ります。

自分の力で立つために。

 

 

なぜなら、

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ルビィが自分の力で立ち上がることを「うれしい」と確かにダイヤはそう言ったのだから。

そんなダイヤのために何かできることを見せてあげたいから。

 

姉への想いを胸にルビィは巣立ちます。

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私たちはスクールアイドルをやっています。

今回はこのクリスマスイベントで、遠くに暮らす別々のグループの2人が手を取り合い、新たな歌を歌おうと思っています。

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大切な人に贈る歌を。

 

究極の人見知り、かつてそう呼ばれていたルビィが前を向いて力強く立っている。

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善子も花丸もルビィの成長に涙しています。

 

そして、理亞を見つめる2人の少女

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一体誰なのか?

 

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というところでアイキャッチ

 

○後半パート

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選考会後に公園で集まる1年生4人。

謎の二人組についてはひとまず保留です。

 

必ず満員にすると大見得をきったおかげで選考会は合格。クリスマスイベントへの出場が決まりました。

 

さらに、理亞がリトルデーモン10号に決まりました。

 

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ここでも花丸は食べる!そこまで食べたのだから当然フラグは回収、次回はダイエット回か?

 

と思いきや、

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なんか、シーソーの傾きがおかしい。

 

善子1人と花丸・ルビィが釣り合っている?

そう…まさかのフラグ回収

 

花丸が食べている傍らで恐らくは一緒に食べていたであろう善子。無自覚ながら相当な量を食べたのでしょう。

 

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善子が脂肪フラグを回収しました。

 

なお、ここのシーソーの様子から善子の体重を考察している方々によると63〜69kgくらいらしいです。

にしてはぱっと見変わらないような。

 

曲もできた、イベント参加も決まった。

これで計画も最終段階です。鞠莉に連絡を取り、ダイヤを再び函館に戻してもらいます。

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ここでもホクロを掻くクセが。

 

イベント参加の告知のために地元のラジオ番組に出演します。

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またアキバレポーターさんがいます。ここまでくるとおなじ顔の姉妹が何人もいるんじゃないか。

 

 グループ名は「Saint Aqours Snow」

 

ん?まさか鞠莉が吹き込んだのでしょうか。

 

善子は

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北の大地、結界ととともに亡者が蘇りし鐘が鳴りし…

平常運転

 

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花丸はずらを言わないようにしてもなぜか語尾がずらに。

 

宣伝も終わり、

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さあ、ようやく謎の二人組がまともにエンカウントしました。

 

二人組の正体は理亞のクラスメイト。

なお、ここでのクラスメイトとは「同じクラスだけど特に親しいわけでもない、仲が良いわけでも悪いわけでもない微妙な間柄」という意味です。

 

Aqoursには強気だった理亞ですがルビィの陰に隠れてしまい、なんとも言えない空気が漂います。

 

二人組の片割れの子が何かを言いかけようとした時、

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ルビィが動くっ!

 

それをきっかけに謎の二人組、理亞のクラスメイトは理亞と話をします。

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期待を裏切ってしまったことを謝る理亞にクラスメートは言いました。

 

Saint Snowは学校の、私たちの誇りなのだ」と。

 

高みを目指してただひたすらに上を見続けた Saint Snowでしたが、

彼女たちもまたファンに愛され、学校とともにある「スクールアイドル」になっていたのですね。

 

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理亞はやっと前を見ることができました。理亞の前にはまだ理亞を信じてくれる人も助けてくれる人もいた。

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友が壁を打ち破ったカタルシスにルビィの姉への気持ちも高まります。

 

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その頃、ダイヤは再び函館に降り立ち、

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聖良とともに、ある場所へ。

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そこに待っていたのは彼女たちの「妹」

姉を想い、友とともに壁を乗り越え、この1話で大きなものを得た2人の妹です。

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2人の妹から姉へのクリスマスプレゼントが手渡されました。

姉からもらったもの、姉と過ごした日々を胸に作りあげたライブです。

 

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さらに、ここにいないはずのAqoursメンバーも勢揃いです。

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善子と梨子の仲も相変わらずです。

 

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なお、ここまでの費用やら交通手段やらは小原家が用意したようです。

 

統廃合が決定した今、「小原家には頼らない」縛りも無くなったので小原家の力だって迷わず使います。

 

「太っ腹」という言葉にすかさず善子の体重いじりをする花丸、

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善子の「うにゃーーー」が可愛い。

 

妹からの思いもよらぬクリスマスプレゼント

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姉はもちろん喜んで受け取ります。

 

さらに、千歌によるとまだルビィと理亞に内緒のサプライズがあるようで…

 

長い道のりでしたが…ようやくここまで来ました。

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ルビィと理亞、今回の主役二人が背中合わせになり、

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AqoursSaint Snowの二人の妹から二人の姉へ贈るライブがスタートです。

 

曲名は「Awaken the Power」

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詳しくは曲感想記事で。

…ちゃんと、書きますよ!感想が2話分溜まってますが。

 

いいですね。こういうの。函館ライブ楽しみです。

 

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ルビりあのソリが終わった途端に駆け込んでくる他のメンバー(もちろんダイヤと聖良も)!

 

まあ、ここら辺は突っ込むのも野暮でしょう。

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姉と妹のシーンにほっこりできれば満足です。

 

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こうして、ライブも終わり、

 Saint Snowの物語の締めくくりへ。

 

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理亞は聖良に自分の見つけた答えを告げます。

 

私…Saint Snowはやっぱり続けない。

 

だって、これは姉様との想い出だから。

 

世界に一つにしかない雪の結晶だから。

 

だから、新しいグループで違う雪の結晶を見つけて、姉様にもみんなにも喜んでもらえるスクールアイドルグループを作る!

 

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見てて!

 

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姉とだから Saint Snowはここまで来られた。代わりはいないのです。

それに、理亞が目指すものは理亞自身の夢。姉とともに目指したSaint Snowのものではないのだと思います。

だから、 Saint Snowはここで終わりにする。

 

それはかつてμ'sが自らを終わりにすると決めた時の考え方に近いのかもしれません。

 

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理亞の決意をきき、聖良はダイヤと語ります。

 

理亞は恥ずかしがり屋で誰ともなかなか話せなかったのだと。

そんな理亞が自分の手でメンバーを集めて自分の夢を叶えようとしている。

 

それはまぎれもなく、「自立」なのです。

 

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ダイヤと聖良、二人の姉が妹の新しい羽ばたきを、雪の結晶のはじまりを祝福したところで。

 

2週間遅れとなりましたが、ラブライブ!サンシャイン‼︎2期第9話「Awaken the Power」終了です。

 

○まとめ

・2期でも1番の良回(暫定)

今回は前回に引き続き、AqoursSaint Snowの二つの姉妹が話の中心になりました。前回が前後編の前編なら今回は後編です。

現在、11話まで放送されていますが、この話は2期でも1番の見せ場になったのだと思います。

12話、13話であっさり超えてくれるならそれでもよしですが。

 

Saint Snowの目指したもの

μ'sやA-RISEのようなスクールアイドルになる、そのためには勝ち続けるしかない。

μ'sやA-RISEみたいになるにはどうしたらいいかは勝って高みに至った時にわかる。

 

1期でAqoursと話した時、聖良も理亞も「勝つこと」が大事なのだと言っていました。

勝つためにひたすら技術を追い求めたSaint Snow、彼女達は地区予選を通過することはできなかった。

そして、Saint Snowが勝つ機会はもう無くなってしまった。

 

しかし、そうなって初めてSaint Snow、とくに理亞は「勝つこと」以上のものを見つけられたのだと思います。そして、それこそがμ'sやA-RISEが大切にしたものなのだと想います。

 

「勝つ、高みを目指す」そうAqoursに言った Saint Snowは自分たちの夢のためにスクールアイドルをしていました。

しかし、その道の先で Saint Snowは学校の誇りになっていました。自分たち以外の誰かに力を与えられる存在になっていました。

地区予選敗退後に Saint Snowを責める者も蔑む者もおらず、Aqoursも学校の生徒も彼女達は誇り高き敗者なのだと評価した。

 

それはSaint Snowの魅力は「勝つ」という結果ではなかったからだと思います。

高みを目指してストイックに努力し続けた姿勢、それが Saint Snowのファンを生み、 Saint Snowの輝き、鹿角姉妹流に言うと雪の結晶になっていきました。

その雪の結晶は Saint Snowとファンのどちらが欠けても完成しなかったでしょう。

 

Saint Snowは彼女たちの目指した答え、ファンによって支えられ、自分たちの道を誇れるスクールアイドルになることができました。

もっとも、理亞は今回の後半パートまで気付いていなかったようですし、聖良だって多分意識はしてないですが。

 

ただ、2期になってから聖良の変化を感じるようになったのは私だけではないでしょう。5話の千歌との電話でも「技術では埋められないなにか」に気付いているようでしたし、地区予選を通過できなかった、勝つことはできなかったのに聖良はやりきった顔をしていました。

 

Saint Snowは終わりを迎え、理亞は新しいスクールアイドルグループとして活動していくことになりました。

多分、理亞はこの先も勝つことを目指してスクールアイドルをするでしょう。しかし、理亞はただ勝つためのスクールアイドルにはならないはずです。

かつてA-RISEがそうであったように、勝利を願う人々の存在を知り、その人のために勝利する、自分たちと応援してくれるファンのための勝利を目指すスクールアイドルになれるはずです。

 

 ・自立したふたりの妹

ルビィと理亞、姉に依存していた2人の妹は今回の話を通して自立しました。

しかし、それは姉を捨てるということではありませんでした。

姉への想いを胸に、姉からもらった力で、姉がいなくても前に進めることを、姉に伝え、姉になにかを与えようとしました。

(姉のゲシュタルト崩壊しそうです)

 

自立とは捨てることではなく、与える側になること。

 

これは何も姉妹に限ったことではないのだと思います。7話で1年生が話していた「自分たちはAqoursのために何ができるか」という話にもつながると思います。

 

選考会でルビィが「姉からもらい続けていた」ことに気づくことで「遠く離れたスクールアイドルどうしの共演を与える」という主張をしたり、理亞が「姉様から教えてもらった」ことを全部使って「姉様のためのライブをやる」と言っていたり、

自立って与える側になることなんだなと改めて実感しました。

 

・最後に…

もっと早くに書き上がると思ってましたが、

すでに11話まで放送されてしまいました。

2週間遅れという事態になり危機感はあるものの、次回は鞠莉が大いに絡む話であり、筆が乗った結果なんだかんだ時間がかかることが予想されます。

 

ということで、次回は第10話「シャイニーを探して」

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気長にお待ちください。

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
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出典:U-NEXT
となっています。

【2期11話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期11話を「浦女魂!」に楽しむポイント

ついに11話まできましたね。

 

その回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

以下ネタバレ防止スペース

 

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ラブライブ!サンシャイン‼︎2期もあと3話になったわけだけど…

これで終わっちゃうのかまだまだ続くのか。微妙なところだよね。

 

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やっぱり気になるわよね。

2期の残りはあくまでも統廃合関連とキャラの掘り下げに使って、3期、もしくは劇場版でラブライブ!決勝関連を片付けて物語を締めくくるというのが理想ではある。

 

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でも、決勝大会を1話、その後の締めくくりで1話あれば話を終わりにできる。その場合も劇場版はありえるんだけど。

 

ラブライブ!サンシャイン‼︎アニメ3期はあるのか?そんなことが話題になる時期ですね。

3期をやるとしたらどうなるか?

 

というわけで考えてみました。

 

1話:ラブライブ!勝戦を目の前にちょっとした問題

2話〜10話:個人回を1人ずつやる

11話:ラブライブ!勝戦前の決意

12話:ラブライブ!勝戦

13話:ラスト締めくくり

 

というわけで意外と13話分まだいける!

内容がどうとかいうのは頑張ってもらうとして、実はまだまだいけるのではないかと。

 

ただ、2期までの作中での時間経過と3期での時間経過が合わなくなるのでどうしても3期が間延びしてしまう感は否めない。

いっそ、ループ展開で8話使うとか、今までのストーリーを1人ずつ回想していくとか、総集編やるとか、

そんなのも…無しですね。

 

あと、各話の感想記事ですが。

ここ1週間ほどまともに時間がとれずに2週間遅れという事態になってます。9話の半分くらいまではできているので引き続き進めていきます。

 

では、11話のみどころ。

ネタバレ覚悟の人はこのままスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・学園祭らしきものの正体

10話の次回予告で何やら学園祭らしきものをやってました。なぜこんな時期に学園祭なのか?

 

・あのキャラが増える

みんな大好きなあのキャラが…増えます。

 

・今回は誰の話

誰、というよりはサブタイトルどおり浦の星女学院という場所のための話です。

 

・鞠莉回としての側面も

前回は鞠莉回でしたが、今回の話もテーマとしては鞠莉回だったと想います。

 

・カップリング重視?

今までアニメで出てきたカップリングを網羅していました。カップリングごとに比重の違いは多少ありましたが。

 

・エンディング

これをやるために1話使ったのかというくらいです。最後まで気を抜かずに、できればちゃんとコンディションを整えて、のど飴など舐めながらエンディングに備えましょう。

【2期10話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期10話を「ロックオーン」に楽しむポイント

この記事はその回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

以下ネタバレ防止スペース。

 

 

 

その少女はなんでも手に入れることができた。

 

家がお金持ちだからなんでも買えた。

 

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少女の名前は「小原鞠莉

世界的なホテルグループ、ホテルオハラのご令嬢である。

 

でも、鞠莉はひとりだった。なんでも手に入るかわりにひとりだった。

 

そんな鞠莉のひとりの日々に、二人の少女が現れた。

 

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果南とダイヤ、ニッポンのウチウラで出会った二人は

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 鞠莉が通うことになる学校のクラスメイトでもあった。

 

その日から鞠莉はひとりではなくなった。

 「友達」ができた。

お金では買えないものをたくさん知った。

 

高校生になり、

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学校の統廃合阻止のためにとスクールアイドルに誘われて、同じ夢を追いかけた。

 

しかし、彼女は知る。

 

「お嬢様」だから、彼女は手に入れないといけないものがあることを。

手放さないといけないものがあることを。

 

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彼女はそれでも手放すことを拒んだ。

「果南とダイヤとスクールアイドルを続けたい」そのためには将来なんてどうでも良かった。

 

しかし、その選択は鞠莉自身を追い詰め、

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一緒にいたいと願った果南とダイヤによって、鞠莉の願いは否定されてしまう。

 

鞠莉が手に入れたかったもの、鞠莉が手に入れないといけないもの、果南とダイヤが手に入れてほしいと願ったもの

 

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互いの気持ちと願いがすれ違ったまま、鞠莉は二人と離れ離れになる。

 

なんでも手に入るはずだった鞠莉は一番ほしかったものを手に入れられなかった

 

…はずだった。

 

鞠莉は諦めなかった。

 

 もう一度果南とダイヤと一緒にスクールアイドルをやる

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そのためにニネンブゥリに帰ってきた。

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理事長という地位を手に入れた。

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後輩のスクールアイドル活動すら利用した。

 

しかし、鞠莉は一番大切なものを手に入れていなかった。

 

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ダイヤは鞠莉に真実を語る。

 

果南とダイヤが何を思い、鞠莉を留学に送りだしたのか。

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それを知った鞠莉は、果南に気持ちをぶつける。

 

そして、

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あの時一番必要だったもの、気持ちをぶつける勇気をやっと鞠莉は手に入れた。

 

そして、鞠莉にはもう一つ大事なものがあった。

鞠莉とっての思い出の場所、浦の星女学院

 

統廃合の迫った学校を守るため鞠莉は頑張った。しかし、

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 鞠莉が頑張ってもどうにもならないほど事態は深刻になっていた。

 

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統廃合の決定、それを一度は受け入れた鞠莉。

 

けれども、千歌は、Aqoursはまだ抗うことをやめなかった。

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鞠莉もまた、Aqoursに賭けることにした。 

 

入学希望者を100人集めたら統廃合は取りやめる。その条件でAqoursは統廃合阻止に挑み、そして…。

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そして…

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 統廃合が決定する。

 

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救えなかった悔しさに鞠莉は涙するが、

 

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ラブライブ!に優勝して名前を残すことで学校を救う、その道がまだ残されていた。

 

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北海道にも行った。

 

そんなこんなで鞠莉回です。

 

あと、ファンミ…実は行けてないです。

まず、現地当選は千葉の一回のみなのに加えて

ライブビューイング行こうにもどういうわけかファンミの日に限って外せない用事が入るというテイタラク!

 

さて、ネタバレ覚悟の方のみスクロールを

 

 

 

 

 

 

 

 

・3年生の昔話

幼い頃の3年生3人のエピソードが今につながる。ベタな展開ですがやはり見逃せない。鞠莉にとっての果南とダイヤは何なのか。

 

・あの人たちがまた登場

あの人たちがまた出ます。前回、前々回の逆ですね。関係性の変化にも注目です。

 

・まさかのスキルが

3年生=誕生日がくれば18歳、鞠莉は6月生まれ、鞠莉は留学して海外にいた、鞠莉はアメリカの国籍を取得している可能性がある。

実はこの条件から鞠莉は「あること」が許されています。次回予告で実は少しヒントが出てました。

 

・3年生のこの先

今回の話では3年生の今後について触れられます。

3年生が何を選んだのか。これを考えると成長したんだなと。3人とも私の予想とは違う部分もあり、それでも3人あわせての選択は「ああ、やっぱり」と思いました。

 

・高海家と小原家の家族事情

千歌の家庭と鞠莉の家庭の新情報が公開されました。

 

鞠莉が絡むと長くなりますね。10話感想はどうなるのか。その前にまずは9話の記事書かねば。

【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第8話「HAKODATE」

ラブライブ!サンシャイン‼︎9話放送されましたね。

燃えました。とくにライブシーン!

というわけで8の感想です。

すみません。明らかにほぼ1週遅れているわけですね…。

ここからがんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒でペースを取り戻すことが今の私の目標であります。

 

○アバンパート

前回のラブライブ !サンシャイン‼︎は鞠莉。

 

ちなみに次の次(10話ですね)は鞠莉回です!

 

さて、今回はサブタイトルからして北海道に行くのですが、

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いきなり吹雪です。

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鞠莉が昇天しかけたり、

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善子が謎の避けるべししたり、

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千歌はどう見ても銀行強盗だったり、

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寒さに永遠の眠りにつきかけたり、

 

前回が嘘のようなネタをかましましたが。

 

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Aqours、北海道に無事到着です。

 

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そして、オープ二ング!

 

○前半パート 

そもそもなぜAqoursが北海道に来たのか?

 

北海道地区予選に招待されたみたいです。

決勝進出者の特権ですね。

 

さらに…次回予告で物議を醸したシーン

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ぽっちゃり系の花丸!

どうやら重ね着をしまくった結果こうなっているようですが

 

なぜ声まで変わるのか!?

 

ああ、これ…1期7話の「TOKYO」と同じだ。

ギャグ回だ。サブタイもそっくりだし。(当時の感想)

 

で、予選会場に到着。

 

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 Saint  Snowももちろんエントリー

「函館聖泉女子高等学校」という学校のスクールアイドルらしいです。

ちなみに、

北海道では最古の歴史を持つ函館のお嬢様女

子高。東京における「学習院」のような由緒

あるエリート校。

だそうな。

やっぱエリートか。でもって伝統校か。

前回の地区予選トップ通過グループで全国ランキング8位、

当然、優勝候補です。

 

さらに、

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チェキを求められるAqours、決勝進出グループともなればこんなところ(悪意はない)でもファンがいます。

 

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 もはや顔馴染みのSaint  Snowの楽屋にやってきたAqoursです。決勝進出ともなれば楽屋にだって顔パスです。

 

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こころよく出迎える姉・聖良

決勝で戦うのはまだ先、今日は楽しんでいってほしい。

 

地区予選はあくまでも通過点、これが強者の余裕というやつです。

 

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なお、ここでもAqoursの人気は健在なようで、現地のスクールアイドルと曜鞠莉が何やら交流をしています。

 

ラブライブ!は諦めた方がいい」と酷評をして千歌のメンタルを粉々にした聖良ですが、

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今やAqoursの力を認め、当時の発言を詫びるまでになった。

 

これが強者!素直に相手の実力を評価し、自らの落ち度にはためらうことなく謝罪をする。

 

決勝はAqoursとSaint  Snowでラブライブ!の歴史に残る大会にしよう、

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と握手を交わした両グループのリーダー、

 

一方、ここまで全く話に参加しない理亞。

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本番に向けて集中しているのか、イヤホンをしているとはいえ姉の言葉も聞こえていないようです。

東京で出会った Saint  Snowの妹、理亞。

 

Aqoursに敵意丸出しで、ラブライブ!は遊びじゃない!」「こいつらバカ?」などなどきつい言葉と剥き出しのナイフのような性格で周りを威圧してきた彼女。

いつものように無愛想な振る舞いです。

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しかし、その手は震えていました。

 

それに気づいたのは

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ルビィです。

 

そんなことをしているうちに北海道地区予選がはじまりました。

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いつもとは違う、見る側として大会に参加したAqoursが楽しみにするのは

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もはや決勝進出は間違いないSaint  Snowのステージです。

 

 

 

しかし…

 

 

 

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北海道地区予選、決勝進出グループ3組に

Saint  Snowの名前はありませんでした。

 

あんなことがあったから…

 

それはAqoursにとって他人事ではなく、一歩間違えば自分たちもそうなるかもしれない。

ちなみにこの時点では Saint  Snowに何があったかは具体的に触れられていません。

 

ところで、

一度ミスをすると立ち直るのは本当に難しい

このセリフを梨子=りきゃこが言うと重みがありますね。

1stライブ2日目の「想いよひとつになれ

そこでミスをしたばかりか、ピアノ演奏を止めて、さらには曲そのものを止める事態をおこしてしまったりきゃこ。

まさに今回の理亞と同じ状況でした。そこから立ち直って演奏をやりきった。メンバーの励ましと観客の声援と何よりもりきゃこの意志で乗り越えたあの瞬間は「みんなで叶える物語」にふさわしいものでした。

 

ちなみに、普通ならばアクシデントととしてカットされてもおかしくないあの瞬間はそのまま

 

 

 

こちらのBDに収録されています。1stライブを見たことのない人は是非とも見てほしいです。

 

失敗は失敗であり、このような方向での宣伝は良くないのかもしれませんが…それでも見てほしいです。

 

さて、本編に戻ります。

 

「あんなこと」があったSaint  Snowは楽屋に戻ったもののすぐに帰ってしまったようです。

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Aqoursにチェキを要求した3人はスクールアイドルだったようです。

 

ここでSaint  Snowに起こった「あんなこと」が明らかになります。

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立ち位置を間違えたのか、接触からの転倒。

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あってはならないミスを大事な場面でしてしまった。

 

どうやら喧嘩もしていたようです。

 

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理亞の今まで決して見せることのなかった表情が動揺を示しています。

 

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まさかのSaint  Snowがしかもステージ上のミスで敗退。ホテルに向かう路面電車Aqoursはそれを噛み締めます。

 

会いに行かない方がいい。

あの二人なら大丈夫。

 

AqoursはSaint  Snowを信じて「何もしない」ことにしました。

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ただ一人、理亞の異変に気付いていたルビィ

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そして、ルビィの異変に気付いたダイヤ

 

黒澤姉妹はお互い気になることがあるようです。

 

さて、それはひとまず置いておき…

 

翌日、Aqoursは函館観光を楽しみます。

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まずは五稜郭です。

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美味しそうと謎の感想を述べる花丸

また食べています。

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善子は善子で厨二心をくすぐる五稜郭の形に大興奮。巨大な魔法陣に見立てて伝説の超巨大リトルデーモンを召喚しようとします。

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曜は…カッコいいというのは多分に服に対してでしょう。

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果南が高いところが苦手というのは意外です。

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楽しそうな9人ですが、ルビィはやはり何かが気になっています。

 

「内浦と同じ空気を感じる」、「この街はアキバに似ている」みたいなものでしょうか。

 

とはいえ、海が近い、潮の香り、坂の上の学校などなど頷ける点もあり、

 

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あ…

 

なるほど、そういうことだったんですね。

9話を見ている人にはおわかりだと思います。

 

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……

…………

 

なんで、服を着ただけで声まで変わるのか?

 

そろそろティータイムにしようと近くにあった喫茶店らしき店に入ることにしたAqours

 

花丸が苦しそうなんですが寒いのか重いのか

 

 

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そろそろ花丸につっこむのもどうかと思ってます。

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ちなみに入って服を脱いだらいつもの花丸に戻りました。

 

あと、鞠莉のぜんざいのイントネーションがおかしいような気もしますがこれはハーフ設定からでしょうか。

 

何かに気づいたルビィは奥の方に進みます。

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聞こえてきたのはすすり泣く声、その声の主は

 

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理亞?

 

なぜこんなところにいるのか?

その格好はなんなのか?

 

喫茶店に入ったと思ったら Saint  Snowの部屋があった!

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そんな急展開に驚きつつ、アイキャッチ

 

 ○後半パート

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いきなりの甘味です。

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さりげなく撮影する梨子です。

「いんすた」とかに投稿して「いいね」をもらうんですかね。いかにも「いんすたばえ」しそうずらね。

オラはまったくわからないずら。

 

はい、そして

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聖良さんがそれっぽい格好で接客してます。

 

どうやらこの店はSaint  Snowこと鹿角姉妹の実家だったようです。

 

旅館の娘、ホテルの娘、ダイビングショップの娘、地元の名家のお嬢様×2、寺の娘、教師の娘、船乗りの娘、

さらに喫茶店の娘×2

 

親が普通に会社員とかしてるのは梨子くらいですね。

 

なお、渡辺さんの感想は

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「その制服も可愛いし」

 

ぶれない!

 

花丸はまた食いまくる

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こっちもぶれない!

 

鹿角姉妹の夢はこの店を継ぐこと。

古き良き時代を感じさせる店、是非とも受け継いでいってほしい。

 

あと、できればAqoursがこの制服を着ているところも見てみたい。

 

地区予選の話もでますが、

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「食べたらさっさと出て行って!」

 理亞がラーメン屋の頑固オヤジみたいになってます。

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さらにルビィに「さっきのことを言ったらただじゃおかない」と脅しをかけて奥へと戻ってしまう。

 

最後のチャンスがダメになってしまいましたが、聖良はそれでも後悔はしていませんでした。

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それがラブライブ!なのだと、これからは理亞に託すと、聖良は静かに語ります。

 

しかし、それを否定する理亞。

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「Saint  Snowはもう終わり!スクールアイドルも続けない! 」

ラブライブ!もスクールアイドルも関係ない!」

 

一見わがままな理亞ですが、ルビィにはそうではないものが見えてしまったようです。

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同じ妹であり、理亞が泣いていたのを見たことでルビィは理亞の真意に気づきました。

 

さて…

1期4話で加入してからというもの、ルビィはどうだったのか?

がんばルビィ⌒°( ・ω・)°⌒というセリフを言うだけの存在にされたり、

高校1年生とは思えない幼児性をあてがわれたり、

黒澤ルビィはアニメという舞台で明らかに虐げられてきました。そこに悪意は無かったにせよ、幾らかの見せ場もあったにせよ、

彼女は不遇なまま、ここまできてしまった。

 

しかし、ここにきて、

同じ想いを持つルビィならば理亞を理解できる

という強みが生まれました。

 

さあ、ここからがルビィのターンです。

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Aqoursが来たのはラッキーピエロというファストフード店。

北海道では有名なようです。何店舗かあるようですが、有志の方々の特定によるとマリーナ末広店というところのようです。

売りは

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このめちゃくちゃ積み上がったハンバーガー!

『フトッチョバーガー』!

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ちなみにこれよりも積み上がった『超びっくりノッポハンバーガー』1日限定20食!というのもある

…らしいです(行ったことないものですみません)。

 

スクールアイドルはもうやらないとまで言ってしまった理亞、何が彼女をそこまで意固地にさせるのか?  Saint  Snowはこれからどうなるのか?

 

メンバーはそれを考えます。

 Saint  Snowは鹿角姉妹2人のグループであり、聖良が卒業したら理亞が一人でやることになる。

新しいメンバーを入れれば…しかし、そう簡単に割り切れない。

 

ここの、「新しいメンバー」について鞠莉が言い出す→「って、簡単には考えられないでしょ?」と果南が返す→「まあ…ね」と鞠莉の素が出る→「私たちもそうだった」とダイヤが過去の3年生と重ねる、という流れが秀逸です。

 

かつて3人で始めたAqoursに一番こだわったのは鞠莉です。「新しいメンバーでいい」なんて考えられていたら1期中盤のように苦しむことも無かったし、3人の仲が修復されることも無かった。

それは果南もダイヤも同じで、割り切れなかったからAqoursとして今3人は一緒にいるわけです。

 

ステージのミスはステージで取り返すしかない。

しかし、すぐ切り替えられるほど人の心は単純ではない。

自信を無くしてしまったのか?

 

誰もが理亞の心を図りかねているなか、

 

 

違うと思う。

 

ルビィが切り出します。妹として、姉とともにスクールアイドルをしてきたルビィにしかわからない気持ちがあります。

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姉と一緒に続けられないのが嫌なのではないか?

姉がいないならもう続けたくないのではないか?

 

それをルビィが言うと、単に理亞のことを言っているのとは別の意味を持つ言葉になります。

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特に姉=ダイヤにはその意味するところがわからないはずはない。

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たった一人、理亞の気持ちをわかったこと。

そこまでルビィが思い詰めていたこと。

同じ学年の2人は驚きます。

 

慌てて理亞が泣いていたことを言いかけて店を飛び出すルビィ、ルビィの真意を知ったダイヤ、

黒澤姉妹のストーリーもまた、あらたな局面を迎えました。

 

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ルビィを追いかけてきたダイヤはそっとルビィにコートをかけます。

 

姉妹揃ってスクールアイドルになることを夢見て、それが今叶っている。しかし、姉妹であるがゆえに、ダイヤとルビィとでは残された時間が違う。

 

せっかく、スクールアイドルになれたのにダイヤはもうあと少ししかスクールアイドルでいられない。

 

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ダイヤを想うルビィの目からは涙が溢れます。

 

それでもダイヤは満足していると答えました。

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果南と鞠莉と2年生と1年生と一緒に、何よりルビィと一緒にスクールアイドルをして、決勝にまで出られる。それでもう充分に幸せなのです。

 

しかし、ルビィの夢はそこで終わらない。

もっとダイヤと一緒にスクールアイドルをしたい、同じように汗をかいて、姉の背中を追いかけていきたい。

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ルビィを置いていかないで。

それは追い続けてきたルビィだから言えるわがままです。

 

終わったらどうするつもりか?

姉妹は互いにきき合いますが、その答えはどちらも出せていません。

 

場面が変わってAqoursの泊まるホテル、 

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曜は千歌に「姉」についてききます。

 

千歌は1期3話のファーストライブを思い返して答えます。

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バカチカ!といつもどおりの呼び方で、いつもどおり助けてくれたあの関係が千歌にとっての姉なのです。

生まれた時からいて、いるのが自然で、どこか気になる存在。兄や姉がいる人は大いにうなづける話だと思います。

 

 

そして、場面はまたルビィへ。

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ルビィは行きたいところがあるからと外に出ました。

 

ルビィのためにと買ったハンバーガーは花丸の胃袋へ。

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そんなに食べて大丈夫なのか?

善子の言うフラグの回収、まさかあんなことになるとは…

 

函館の街を歩きながらルビィはダイヤの話を思い出します。

 

 

終わったらどうしたいか。それはわからない。

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ただ、ルビィがダイヤにスクールアイドルになりたいと言ってきた時、ダイヤはとても嬉しかった。

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ルビィが自分の知らないところでこんなにも考えて、自分の足で答えにたどり着いた。

それがたまらなく嬉しかった。

 

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多分、1期4話のここですね。

 

はじまりは姉と一緒で、ずっと姉の背中を追いかけてきたルビィでしたが、スクールアイドルになることを決めたのはルビィ自身の意思でした。

 

ルビィが自分でスクールアイドルになることを選ぶ、1期4話で鞠莉が言っていたように、それはダイヤの希望でした。

 

 さて、

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ルビィが向かった先、昼間立ち寄った喫茶店には理亞がいました。

 

話があるからと理亞を連れ出したルビィは自分も理亞と同じように姉がいることを話します。

もちろん、理亞はダイヤがルビィの姉であること、同じグループに所属していることは知ってます。

 

しかし、

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でも、私の姉様の方が美人だし、歌もダンスも一級品だし…

 

「姉」、それは理亞にとってゆずれない誇りです。

 

ルビィも同じです。自分の姉はすごいと思う、姉の話になったらいつもの何倍も熱くなる。

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だって大好きだもん。お姉ちゃんのこと。

 

二人とも姉を思う気持ちは同じ。

 

だからルビィは理亞に伝えたいことがあります。

 

それでね、ルビィ…お姉ちゃんと話してわかったの。

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嬉しいんだって。お姉ちゃんがいなくても、別々でも、頑張ってお姉ちゃんの力無しで、ルビィが何かできたら嬉しいんだって。

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きっと、聖良さんもそうなんじゃないかな?

 

妹を想う気持ち、それはダイヤも聖良も同じ。

 

そんなのわかってる。

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だから…頑張ってきた。

姉様がいなくてもひとりでできるって。

安心してって。

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なのに…最後の大会だったのに…

 

聖良がいなくても理亞がスクールアイドルを続けることが聖良の望み。

理亞もそれはわかっている。しかし、わかっていても理亞は「自分は大丈夫だ」と言うことができなかった。大丈夫だと伝える機会を理亞自身が奪ってしまったのだから。

 

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じゃあ、最後にしなければいいんじゃないかな!

 

ルビィは理亞の手を引いて走り出します。

そこにあったのは大きなクリスマスツリー。

 

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歌いませんか?

一緒に曲を、 

お姉ちゃんに贈る曲を作って、 

この光の中でもう一度。

 

 イルミネーションが灯るツリーの前でルビィは理亞に「もう一度」ライブをやることを提案します。

 

 ツリーの光に負けないくらい眩しい姉妹の絆、そして、まさかの妹どうしでつながったAqoursとSaint  Snowの絆。

次回どうなるかを実は知っていながらも…次回が楽しみですね。などどいいつつ、

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期8話「HAKODATE」終了です。

 

そして、エンディングのあのシーンは

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黒澤姉妹です!姉妹です!お姉ちゃんと妹です!

やったぜ╭( ・ㅂ・)و̑ グッ

 

○まとめ

・サブタイトル→ギャグ回?

 サブタイトルからギャグ回を予想していただけに見事にやられました。だって「TOKYO」と「HAKODATE」ですから。

知らず知らずのうちにあの話が頭をよぎってしまっていました。

まさかここまでやってくれるとは。

 

・念願の「姉妹回」

黒澤姉妹と鹿角姉妹、今回の話は2つの姉妹が主役になりました。

 

グループ内に姉妹がいるとわかった時から「姉妹回は是非ともやってほしい」とあちこちで言われ続けてきました。

まさか、ダブル姉妹回をもってくるとは。

私自身、このブログで幾度となく姉妹回について書いてきただけに感無量です。

今回はまさに「みんなの夢」が叶った話です。

 

姉妹で同じグループ、 1年生と3年生、

2つの姉妹は共通するところがありながらも、片方は(少なくとも姉妹にとっては)終わりがきてしまい、片方はわずかながらこれからがある。

その2つの姉妹の妹どうしが姉への想いで繋がるまでの、前後編でいうなら前編が今回の話でした。

まあ、すでに9話を見てるからというのもあるのですが、この後に「妹→姉」の想いが中心となる話がくるためにもここで「姉→妹」の想いをしっかりと話してもらえたのは良かったです。

 

・さらに念願のルビィ回

2つの姉妹の物語はルビィを軸に展開しました。ルビィだからこそわかる気持ちがある、というのはなかなか熱い話の作り方だったと思います。なんだかんだ次もルビィ回ですね。

ルビィ推しの方々はここまでよく耐えました。

想いは報われるのだと、噛み締めながら9話を見ましょう。

 

次回は第9話「Awaken the Power」

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日本語訳するとめざめるパワー!

 

そして、何よりもルビりあ回です。

あと、あれとかあれとか。

 

今回は9話を見た後での記事のため、どことなく未来がわかった上での感想になった気がします。でもって、この後9話感想に取り掛かるわけですが、9話はじっくりと書きたい話でもあり…

気長にお待ちいただけると嬉しいです。

 

この記事内の画像については、個別に表記していないものはすべて
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
出典:U-NEXT
となっています。  

【2期9話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期9話を「うゆっと」楽しむポイント

先週に引き続き前回の記事ができていないのですが、最新話の記事書きます。

 

この記事はその回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

 

まずはネタバレ防止スペース

 

皆さん、すでにお気づきかもしれないですね。

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このブログは基本サンシャイン‼︎についてばかり書いているのですが、ブログ名には「音ノ木坂」が入っています。

 

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始めた当初はμ'sについても書いていく予定だったし、それなりにネタも用意してたけど、気づいたらサンシャイン‼︎で手一杯になってここまできたずらね。

 

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そんな名前詐欺ともいえるこのブログですが、新たな問題が浮上しました。 

それは…

「虹が咲はどうするか?」

 

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今のところは虹が咲学園同好会の展開は小規模だけどこれから先、大きくなっていった時に彼女たち9人についても書くのか?

今後もっと増えたらどうするのか?

 

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今…試される覚悟!!!

 

 

虹が咲学園スクールアイドル同好会もだんだん活動が本格化してきましたね。これからアニメ化もすると思います。

サンシャイン‼︎のアニメ開始をきっかけにブログをはじめたわけで、虹が咲もアニメ化を一つの目安にしようかなとは考えていますが、展開によってはそれ以前にも触れるかもしれないです。

 

あと、そろそろμ'sについてなんか書こうかなとも思います。まずは未完の2期8話記事を書かないとですが。

 

あ、ぱいちゃん武道館ライブ行きました。

ちなみに「feat.ラブライブ!」を発表する前から、というよりも受け付け開始初日にチケット申し込みしましてVIPシートでの参加でした。

 

「feat.ラブライブ!」なのでぱいちゃん本人よりもラブライブ!に偏ってしまわないか?

ぱいちゃん本人に焦点をあてたらあてたで「ラブライブ!を集客だけのために使った」と言われてしまわないか?

などなど心配だったのですが、

まさに絶妙なバランスでした。

ぱいちゃんのライブとして来た人もラブライブ!の延長のライブとして来た人も両方とも満足できるものであったと思います。

 

さらにぱいちゃんのレベルアップも感じられるライブでした。

ぱいちゃん、Pileさんは元々が歌手ということもありμ'sの中でも歌唱力には定評があります。

とはいえ、さすがに長時間のライブ(とくに動き回るμ'sでのライブ)では疲れから歌い方が力押しになってしまうことも多く、ソロの方でもその傾向がありました。

 

まあ、力押しでなんとかできるというのも実力ですし、プロとして歌ってる人にどうこう言える立場ではないのですが

今回のライブではそういう力押しになる場面が減ってきた、それでいてパワーは失われていない。出力はそのまま安定した歌になっていました。

 

さて、本題。ネタバレを覚悟できる方のみここからスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

・新曲

8話のラストから予想されているように新曲が来ます。ですが、予想を超える事態が起こります。まさに豪華絢爛。

 

・ルビィ覚醒

前回に続き、今回もルビィにスポットライトが当たります。2話を使っただけあってルビィ関連の精度は抜群です。

 

・理亞の決意

 前回はSaint  Snowの話でした。そして、今回は理亞の話です。なぜSaint  Snowではなく理亞なのか?それは見ればわかります。

あと理亞がかわいい。

 

・脂肪フラグ回収

食べたら太る、そのフラグが回収されてしまいました。

ただ、なんと言うか意外でした。でも良く考えたらなんとなく納得できる結末です。

 

・鞠莉にもある変化が

「父親を説得するには自分たちの力でやらないと」と統廃合阻止で小原家の力を使わないようにしていた鞠莉ですが、もう統廃合は決定してしまいました。

ならばそのルールはどうなるのか?

 

・次回は

まだ単独でメイン回のなかったあの子の話です。そう…鞠莉!

 

・真の驚きはその後に

ラブライブ!の展開の方向性が明らかに変わりました。おそらくその告知は地上波なら絶対に入るし一部の配信サービスでもあると思います。

まさかあの人たちがライブをするとは。

 

9話についてはこんなところです。 

まずは8話記事を書かないとですね。 

 

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となっています。

【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 2期第7話「残された時間」

かなり遅れてしまいました。

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期7話「残された時間」の感想です。

 

2期ももう折り返しです。

折り返し地点とは方向を変えて今まで来た道を戻る起点、turnするpointです。

文字通り今回はAqoursのターニングポイントになりました。

 

○アバンパート

前回の〜は曜、またヨーソローしてます。

 

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地区予選の結果発表からはじまりました。

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もはや当たり前のようにいるアキバレポーターさんです。

 

さあ、傷だらけになりがらも必殺技を習得したAqoursは地区予選を突破して決勝に進めるのか?

 

結果は…

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地区予選、優勝!

前回は涙を飲んだ地区予選、Aqoursはリベンジを果たしました。

 

 

夢じゃないです。

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Aqoursが決勝に進出しました。

 

決勝進出を祝しての

 

前速前進〜

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ヨーソロー!

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からの敬礼!

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でオープニング

ヨーソローは何度もしてますが「からの敬礼」までやるのは珍しいです。

 

○前半パート

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緊張で何も喉を通らなかった花丸はやっとのっぽパンタイムです。

 

実はずっと食べていたようですが。

のっぽは別カウントのようです。

 

決勝に進出したことでモチベーションの上がる一同、

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地区予選のパフォーマンスが早速放送されています。

 

たくさんの人に評価されて地区予選突破をしたAqours、もう一つの目標の統廃合阻止はどうなったのか気になります。

 

鞠莉によると、

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どうもあまり状況は良くないらしいです。

 

地区予選の日がタイムリミットなのであと数時間で100人の入学希望者が集まらなければ統廃合が決定してしまいます。

 

まだ時間はある、学校に行けば正確な数もわかるとのことで

Aqoursは沼津に戻りました。

 

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時刻は午後8時、

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希望者は80人、

 

あと4時間で20人増えなければ統廃合です。

Aqoursの動画再生数は増えている一方で入学希望者は増えない。現実は非情です。

 

鞠莉がパパに掛け合ってくると出て行き

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午後9時、

 

翌日の朝5時まで期限の引き延ばしをしてもらうことができました。

 

鞠莉は父親に「決勝に進出して、動画再生数がすごいことになっている」ことを報告しました。

普通の父と娘の会話ならこれで終わり、鞠莉も父親も嬉しくないわけがないのです。しかし、互いの立場がそれを許さない。

 

小原家の特殊な親子関係。

もし、鞠莉の個人回があるならそこをやってほしいですね。

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鞠莉にこんな顔させたくらいですから。

 

 

午後の5時まで期限が延び、わずかながら希望者も増えた。

 

千歌はどうにかして希望者を増やそうと焦って駅前での呼びかけ、ライブの配信などをしようしますが、

 

待つしかない!

 

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追い詰められた千歌っちかわいい。

 

そんなこんなでタイムリミットまでの時間を9人で学校に泊まって一緒に過ごすことにしました。

 

理事長と生徒会長が揃っていると、こういう時にスムーズに事が運びます。

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日付が変わって午後1時、あと4時間です。

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果南のあぐらは予想通りですが、

善子のあぐらは意外です。なんか興奮しますね。

ではなく、

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87人、あと13人。

しかし、入学希望者は増えない。

どんなにAqoursや浦の星や内浦が魅力的だろうとそこに通うかは別の話。

 

昼から何も食べていないからと

食料調達に1年生がコンビニへ行きます。

 

2話で思いっきり3年生に噛み付いていたりしましたが、やはり年功序列は存在したのか?

 

あと、

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約1名明らかに食べてましたが…

 

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コンビニから帰る途中、1年生は自分たちはAqoursにとっての何なのかを話します。

今のAqoursを作ったのは2年生、

2年前のAqoursを作ったのは3年生、

自分たちはそこに参加をしただけの存在。

 

そこに責任を感じる花丸

花丸は運動が苦手でありながら、「やりたい」という願望から加入しました。今でもやりたいことをやる一方で力不足であると責任を感じているのかもしれません。

 

責任なんて感じなくていいだろう。少なくとも感謝しか私は感じない、と返す善子。

善子はAqoursが自分のありままを見せられる、そしてそれを受け入れてくれる場所だから加入したのです。だから、遠慮をして壁を作るくらいなら互いにありのままでぶつかりたい。そうしてくれるAqoursに感謝している。

 

いいですね。こういう何気ないところにキャラの掘り下げがあって、それが今までのことを振り返る機会をくれる。

 

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イムリミットも近づいてきました。

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入学希望者は94人、

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残り時間は40分弱

各所でツッコまれ尽くしてますが…

こんな時間に希望者が増えるってどうなのでしょう。

 

さすがの曜ちゃんも睡魔には勝てなかった

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かと思ったら起きてました。

スイマーが睡魔に…とかは言わないです。

 

千歌、曜、果南は外に出ます。

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12月の5時前の空にしては妙に明るいのですが…

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青春時代かつ、徹夜明け特有のテンションで叫びます。

 

梨子は「保証するー!」だとウ母音で叫びにくいから「保証するわー!」の方がいいんじゃないかな。

 

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で、入学希望者も97人。あと3人です。

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残りは10分。

 

9人で見守る中、98人目の申し込みが。

 

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残りは約1分。

 

あと2人、届くのか?

 

その結果は?

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タイムオーバー!

そんな気はしてたんです。

あと1ならともかく、あと2って時点で。

まず、「待ってたらギリギリ100で成功です」なんていうご都合主義はここまで神の見えざる手を否定してきたサンシャイン‼︎らしくない。

あと1で失敗などというこれもまた誰かが用意したような失敗パターンもなさそう。

となれば、あと2くらいで失敗にするかなと。

 

 

…………。

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統廃合が決まりました。

 

あと少しで届かなかった。ラブライブ!決勝に進出しても統廃合は止められなかった。

1・2年生はあと少しまってもらえば達成できると主張するものの、もう引き延ばせないのが現実と3年生は答える。

 

やれることを全部やって、それでもダメだった。

 

悔しさとやるせなさを千歌はパソコンにぶつけ…

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る寸前でなんとか止まりました。

千歌を見て、鞠莉はまた交渉に向かおうとするものの、それをやれば鞠莉は理事長でいられないかもしれない。

 

頑張ったから、全力だから願いが叶うわけではない。

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そんな現実を思い知りながらアイキャッチです。

 

○後半パート

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全校生徒の前で鞠莉は統廃合の決定を知らせました。

 

明るい声が逆に痛々しいです。

 

統廃合を阻止できなかったという事実、それが千歌にのしかかります。

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決勝進出し、456トリオに激励されるものの千歌の心は晴れない。

 

曜も梨子も千歌をどう元気付ければいいかわからない。

 

 

今は前を向こう、と練習を始めたAqours

 

ルビィが言うように3年生にとっては最後の大会、統廃合の阻止という目的は無くなったけれどラブライブ優勝という目標は無くなったわけではない。

 

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前を向いていこうとするメンバーを見て千歌も決意しました。

 

今はラブライブに集中する

 

 でも、

 

それでも嘘をつき通すことができないのが千歌です。

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千歌の目からは涙が。

 

 しかし、千歌は自分が泣いていることを自覚していない。

 絶対に学校を救う!それまでは泣かない!
2期1話での千歌の決意は千歌自身を縛ってしまったわけです。

 

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 千歌を見るメンバー、1期8話と同じく千歌の無理はメンバーにはまるわかりです。

 

とはいえ、1期8話とまったく同じというわけでは無かった。今は3年生がいます。

 

ましてや千歌は自分の感情を無かったことにしようとしている。
かつての東京のイベントの時と同じく、乗り越えるのではなく無かったことにしようとしている。

 

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3年生が率先して「立ち止まってみる」ことを提案します。

「どうするべきか」ではなく「どうしたいか」を、誰かのためでない選択を一人一人が考えてみる。

 

前に進もうとしていたAqoursですが、
千歌の涙から目をそらしてまで進むことはしませんでした。

 

統廃合が決まったのにラブライブ!に出る意味はあるのか?

一人一人がその問いへの答えを出すことにしました。

 

 そして流れる挿入歌

 

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うまくいかなくて

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泣きそうになる時は

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くちびる噛みつつ願うんだ

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「あしたは晴れ!」

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繋がりそうで 繋がらないの

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心と心

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船が夕焼けを渡るよ

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悩みを持ち去るように

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私はまだまだ頑張れる 

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消える波に語ろうか

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ほらもう大丈夫!

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家まで走って行こう

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面白いことしたくなったと

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君に伝えなくちゃ

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家に帰ったら…

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1期BD2巻特典曲、「空も心も晴れるから」

9人バージョンです。

 

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羽は9人の前に現れますが、9人はそれに気づけない。

 

 

それぞれにどうしたいかを考えた9人は自然と屋上に集まっていました。

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このシーン、無印劇場版のアキバライブ提案シーンを彷彿とさせます。

 

9人はそれぞれの答えを言います。

ラブライブ に出た方がいいというのはわかる。

でも、学校は救えなかった。

なのに決勝に出て歌って

例えそれで優勝しても…

2年前のAqoursのはじまりは統廃合の阻止のため、千歌たちも統廃合阻止を目標にここまでやってきました。

 

たしかにそうだ。

でも、千歌たちは学校を救うためにスクールアイドルを始めたわけではない。

輝きを探すため、

みんなそれぞれ自分たちの輝きを見つけるために、

そう、千歌たちのはじまりは統廃合の阻止ではない。「輝きたい」という想い、統廃合阻止とは別のものを目指して始まったのが今のAqoursです。

 

でも…

見つからない。これで優勝しても学校は無くなってしまう。

奇跡を起こして、学校を救って、だから輝けた。

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学校を救えなかったのに、輝きを見つけられるなんて思えない。

 

名前は出していませんが、ここでμ'sの輝きに千歌は言及します。

 

今はラブライブなんてどうでもいい、自分たちの輝きなんてどうでもいい。
学校を救いたい。

 

あれほどこだわり続けた輝きを捨ててでも千歌は学校を救える未来を望みます。

 

それは千歌にとって、廃校阻止という目標の達成が輝きの条件になっていたからです。

しかし、

 

それを砕いたのは意外な人物でした。

 

だったら救ってよ!

ラブライブに出て、優勝して。

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屋上で繰り広げられたAqoursだけの語り、それこに乱入したのは456トリオをはじめとする浦の星の生徒たちです。

 

できるならそうしたい!みんなともっと足掻いて、学校を存続させられたら…

千歌はもう救えないことを悔やみます。

 

ですが、救いはありました。

もう、終わりが決まってしまった学校を残すことができる可能性をAqoursは手に入れていました。

 

「救う」、ここまでの話では統廃合の阻止が学校を救うことでした。Aqoursも浦の星の生徒も統廃合の阻止で学校が救われるのだと信じてきました。

 

だから、それができなくなった時、千歌は救えなかった無力さを悔やみました。

 

しかし、

本当に統廃合阻止だけが学校を救うことなのか?

 

 

浦の星の生徒たちはAqoursに願いを伝えます。

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優勝して、"浦の星女学院スクールアイドルAqours"の名前を残してほしい。

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学校が無くなってもAqoursとともに浦の星女学院の名前を残してほしい。

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"浦の星女学院"をラブライブの舞台に永遠に刻まれる名前にしてほしい。

 

それは今なおAqoursに残された、Aqoursにしかできない救い方です。

統廃合を止められなかったけれど、Aqoursのこれまでは無駄ではなかったのです。

 

つい、数分前まで自棄になっていた千歌ですが、もう千歌は心を決めていました。

願いはまだあった。

救いは終わっていなかった。

輝きもまだまだこれから手に入るのです。

 

ここまでのやるせなさも無力さもすべてを吹き飛ばし、

千歌は高らかに宣言します。

 

優勝する!ぶっちぎりで優勝する!

相手なんか関係ない!アキバドームも、決勝も関係ない!優勝する!

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優勝してこの学校の名前を、一生消えない思い出を作ろう!

 

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千歌だけでなく、他のメンバーにも火がつきました。

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失敗を引きずりながらただ前を向いて決勝に望むのではなく、野望を抱いて決勝に望むのだから当然です。

 

一つの夢は潰えたけれど、新たな夢に気づいたばかり

未来を変えることはできないかもしれないけれど、何度も立ち上がることができる

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ただ舞うだけだった誰も気づかなかった羽を千歌が見つけ、

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水=Aqoursの色に染まったのを見届けたところで、

ラブライブ!サンシャイン‼︎2期7話「残された時間」終了です。

 

エンディングのあのシーンは果南。

鞠莉ではなかったか。

 

○まとめ

ラブライブ!サンシャイン‼︎というのはもともと、廃校が決まってしまった学校のスクールアイドルの話でした。

しかし、アニメが近づくにつれ、廃校確定の設定は曖昧になり、アニメでは1期6話でμ'sと同じく廃校を阻止する話ということになりました。

 

そして、今回ついに統廃合が決定しました。 

 

ようやく、ここに戻ってきた。そんな言葉が出てしまいます。

終わってしまう学校の最後の、まるで命の最期の煌めきのような力強い輝き

それは穂乃果たちμ'sが「限られた時間の中で精一杯に輝こうとする」ことにスクールアイドルの価値を見出したことにも通じます。

 

・モブの活躍

さて、今回は今まで特に活躍してこなかったモブ生徒が未だかつてない働きをしました。まずはそこについて。

 

Aqoursのターニングポイントをモブに任せてしまっていいのか?というのは若干ありますが、「優勝して学校の名前を残す」という方向に持っていくにはモブに言わせるのも一つの手だったのかなと思います。

 

「統廃合の阻止ができなくても学校を救う方法」

そこにAqoursだけではたどり着けないことに意味があったのだと思います。少なくとも学校のために統廃合阻止を言い出してしまったアニメ版では。

 

Aqoursは統廃合阻止を目標にしてきました。

「統廃合阻止」それがAqoursが叶えようとした物語です。「輝きたい」「ラブライブ優勝」というのもありますが。

 

Aqoursは統廃合の阻止という目的ありきでここまで来たので、今回の前半部分までは統廃合阻止のために奔走してきたので、「阻止できなくても学校を救える」という発想が入り込む余地はなかった。

もしも「統廃合を阻止しなくても学校を救える」という発想がAqoursにあるならばAqoursのやっていることは何なのかという話になるわけで、 学校を救う唯一解が統廃合阻止であることがAqoursの支えになっていました。

 

だから統廃合が決定することがAqoursにとっては学校を救えないことにつながりました。

 ここで「名前を残すことで救う」に切り替えるなら、学校を救うことと統廃合の阻止を切り離して考えることが必要になるのですが、Aqoursはあくまでも「統廃合阻止=学校を救う」を貫いておいた方が良い。

 

では誰が学校を救うことと統廃合の阻止を切り離すのか?

 

正直、Aqours以外なら誰でも良いと思います。みとねーでも、しまねーでも、8話で北海道に行くならSaint Snowとのやりとりで気づいたとかでもいい。

 

 ただ、モブ生徒がやった方が展開は早くなると思います。生徒側から言い出せば「優勝して学校の名前を残す」を浦の星の総意にするためのプロセスを簡略化できるので。

ただ、私としてはこの辺りはストーリー上重要な部分なのでじっくり時間をかけてもよかったと思います。あと1話くらいかけてもいいです。

 

きっかけとなる出来事→Aqoursが「統廃合阻止はできなかったが名前を残すことはできる」と気づく→生徒たちにせめて名前を残したいと提案→みんなそう思っていた、これでストーリーとしては成り立ちますし、それくらいしてもよかったのではないかなと。

 

とはいえ、モブ生徒たちの活躍を無駄にしないためにもモブ生徒の行為に意味を持たせる考察もしていきます。

 

 ・モブ生徒=願う存在、の持つ力

ラブライブ!サンシャイン‼︎におけるモブ生徒は千歌たちAqoursに願いを託す存在として描かれています。

 

1話で劇中に登場した小道具になぞらえてAqoursを紙飛行機、モブ生徒を折り鶴に当てはめたことがありますが、

同じ紙であっても紙飛行機は飛ぶことができ、折り鶴は飛べないのです。

折り鶴にできるのは集まって千羽鶴となって、願うことだけです。

 

1話時点では私はこれを「無力」と書きました。

しかし、その後の話で、「人の想いが力を持つ」という可能性が仄めかされます。3話しかり、5話しかり、6話しかり。

ならば願うだけのモブ生徒は「願う」という力を持っていると見ることもできます。

力なき者の願いが力ある者を助ける、いわゆる元気玉やミラクルライトの原理ですね。

 

願うことがAqoursに力を与え道を示す、これはサンシャイン‼︎2期が今まで描いてきた人の想いが持つ力の一つの形です。

そして、そこから生まれるのはラブライブ!がずっと掲げてきた「みんなで叶える物語」の考え方です。願いの力で物語を動すことができるのです。

 

1期13話でモブ生徒は表舞台に出てAqoursと同じ役割を担おうとしました。しかし、それは願いを託す立場でなくなるということです。

今回はようやくモブ生徒の本来の役割である「願い」が物語において重要になりました。

 

・統廃合は意味のある必然?  

Aqoursは統廃合を阻止しようとしました。

しかし、それはできなかった。

現実は非情、できないこともあるんだ。

ということなのかもしれないのですが、ここで5話の梨子のセリフを思い出してみます。

 

この世界に偶然ってないのかもって思ったの

いろんな人がいろんな想いを抱いて

その力が見えない力になって引き寄せられて

運命のように出会う

すべてに意味がある

 

統廃合に意味があるとしたらそれはなんなのか。

そもそも、なぜ千歌たちは統廃合を阻止したかったのか。

千歌たちが残したかったものは学校だったのか。

 

さて、余談ですが…

実はμ'sは学校を廃校から救ってはいないんですよね。μ'sは学校の知名度を上げたかもしれませんがそれ以外は特に廃校阻止に何かやったわけでもない。

むしろμ'sの手によるものでない廃校阻止がμ'sの歩みを止めてしまったのが真実。

だから「μ'sは廃校を阻止したから輝けた」わけではない。

 

詳しくは、

 

 無印の1期12話を見てほしいです。

 

 

さらに、μ'sの輝きは廃校阻止とは別のところにあったのですが、それはアニメ1期、2期や

 

 劇場版でも見てもらえればわかるかと。

 千歌はそこを知らなかったがために廃校を阻止すれば輝けると思ってしまった。

果南もダイヤも鞠莉もスクールアイドルになって学校を救えると思ってしまった。

 

つまり、μ'sという先人を想定し統廃合阻止を軸とした物語は

最初から間違っていたのです。

だってμ'sは学校を救ってはいないのですから。

 

「μ'sとは別の自分たちの輝きをめざす、」1期12話で千歌たちが決めて、2期6話で千歌が悩んだことこそがサンシャイン‼︎の本当の物語です。

 

その物語では「μ'sと同じく」学校を廃校から救うという目標は不要どころかむしろ邪魔でしかない。

だから統廃合の阻止ができないのは必然なのです。

 

ではなぜ、そんな邪魔でしかない目標が立ったのか?Aqoursは統廃合阻止のためにあんなにも苦しんだのか?

そこにも意味があります。

「統廃合は止められないものである」ということがはっきりしたからです。すべてを懸けたから、Aqoursはちゃんと統廃合阻止という夢に敗れることができた。

さらに、統廃合阻止のためにやってきたことは、ラブライブに優勝して学校の名前を残すことができるチャンスにつながりました。

 

・これからどうなるのか?

2期のちょうど真ん中にして大きく方向転換をしたサンシャイン‼︎

すでに放送されている8話、そして次の9話は北海道でのSaint Snowを中心とした話であることから、ストーリーの進行に使えるのはあと4話です。

4話でまだ残っている諸々を片付けるのはやろうと思えばできなくもない。しかし、そんなに急いでやってほしくないところです。

ここは残り4話はストーリーよりもキャラの掘り下げに使って、3期or劇場版でフィナーレという形にしてほしいです。

 

 

次回は第8話「HAKODATE」

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もう放送されて4日経ってますね…書きます!

ところで、98人だったということはあと2人で100人、Saint Snowは2人なのですがまさか98+2で100!?

そんなことになったらショックで立ち直れなくなりそうですが…

 

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©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
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となっています。

【2期8話視聴前に】ラブライブ!サンシャイン‼︎2期8話を「全速前進」楽しむポイント

実はまだ前回の7話の記事ができてないのですが、さきにこっちをやります。

というのも今回は早くなんか書きたいくらいの良回だったもので…

 

その回のネタバレをなるべくしないように、最新回を見る際に押さえておきたいポイントを記事にしてみよう。という感じでやります。

押さえておきたいポイントということはそれに関することが起きるわけで、遠回しなネタバレなるかもしれないです。そこはご了承ください。

 

まずはネタバレ防止のスペース

 

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ついに、この時がきてしまったわ。

 

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 ことのぞイベント!

 

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事情説明から入ると、筆者のμ'sの推し

1番が希、2番がことりなの。

ことり推しから入って、希とことりの両方で迷う期間を経て、2期8話で希推しジョブチェンジ。それから現在まで希推しね。

 

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基本的に絡みが少ないことのぞだけにBDの小説や劇場版で絡みがあったときは震えたわ。

 

ちなみにことりのイメージカラーはグレー、希のイメージカラーはなので

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Aqours(善子鞠莉)と推しのイメージカラーがかぶっていることになりまーす。

 

μ'sの流れが繰り返された場合は今後鞠莉推しに傾いていくことも。

 

 

まずはすみません。

7話放送終了あたりから「舞MY☆TONIGHT」の記事を書いていたのですが、ことのぞがお揃いの服を着ているという稀に見る事態に遭遇しました。

他にも色々と様々な事情で時間が取れなかったところにスクフェスでイベントを走っていたために現在7話の感想記事が未完成です。

統廃合が決まったあたりまでは書けているのでもう少々お待ちください。

 

では、ネタバレ覚悟で8話について知りたい人のみスクロールを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・前回の次回予告の花丸

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 これですね。

現実でした。

なんかしかも複数回出ます。

 

Saint Snow

北海道ということで当然出ますが…

今回は彼女たちにある問題が。

 

Aqoursにも主役が

ついにあの子にスポットライトが当たりました!

Saint Snow姉妹ユニット。姉妹の気持ちは姉妹だからこそわかる。となればAqoursでは誰にスポットライトがあたるかはわかりますね?

 

・さらにあの人にもスポットライトが

あの子にスポットライトが当たったことで当然スポットライトがあたる人がいます。

ずっとやってほしかったあの組み合わせの掘り下げが今回されます。

 

・予想的中

エンディングで以前書いていたある予想が当たりました。

結構多くの人が予想していたので王道ではあると思います。

 

ということで7話と8話の感想早く書きます。

 

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