【考察記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 第6話「PVを作ろう」
なるべく早く投稿しようとはしていますが、次回放送日投稿が習慣になりつつあります。
ラブライブ!サンシャイン‼︎第6話「PVを作ろう」考察記事です。
これはすでに視聴済みであることを前提に、その話で気になったことを妄想をまじえながら、書いていくという記事です。
今回は特に妄想多めです。
感想については別記事で用意してますのでライトな記事をご所望であればこちらへ
【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 第6話「PVを作ろう」 - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室
・なぜ6話で廃校問題を出してきたのか
前や後ではなくてなぜ6話なのか。1話の時点で出すこともできたはずです。
6話に廃校問題を持ってくることになんらかの意味があるのではないか。
①1〜5話でなかった理由
これは千歌自身の動機をある程度成熟させる必要があったからだと思います。
『スクールアイドルは「普通」の人だって輝ける』
『私もこの人たちのように輝きたい』
これが千歌がスクールアイドルを始めた動機です。
「この人たち(μ's)のように」とついてはいますが、「輝きたい」という気持ちは嘘ではない。
千歌がずっと持っていた「普通」へのコンプレックスも踏まえた千歌だけの動機です。
5話では地味で普通だと思っていたメンバーの中にも魅力があることを梨子に語るなど「普通」について千歌は考えてきたのですが、
6話で千歌の前に廃校問題という、μ'sと同じになれる(かもしれない)要素が現れたのです。
目の前にぶら下がった廃校問題ばかりを追いかけ「普通」という言葉と向き合うことをやめてしまえば、千歌にとってのスクールアイドル活動は単なるμ'sのコピーになってしまう。
千歌が自分の本来の動機を忘れずにいられるかを描くために千歌自身の動機でスクールアイドルをしている期間を作ったのではないでしょうか。
千歌が自分の動機を忘れずにいられるかは半々です。廃校問題やったーで浮かれたかと思いきや、6話の最後では内浦について「何も無いと思っていたけど違う」と言っていました。
何も無いということが思い込みに過ぎないと気づいた千歌が自分の中に何かを見つける展開は十分ありえます。
②7話以降でない理由
千歌自身の動機と廃校問題を付き合わせるならもっと後でいいのではないか。
ということでなぜ7話以降ではないのかです。
私の予想ですが、3年生組の加入前に学校を廃校問題に陥らせる必要があったのだと思います。
3年生組の加入を描くにあたっては、廃校によって浦の星が無くなるかもしれないことが前提での色々な要素が必要になる。これ以上先延ばしにできないぎりぎりのラインが廃校関係なしに加入させられる6人が揃った次の回の6話だったのではないでしょうか。
・3年生スクールアイドルやってた説ほぼ確定
数回に渡り書いてきた3年生スクールアイドルやってた説ですが、
確定とみて良さそうです。
ここからはスクールアイドルをやっていたことを前提に、3人の間に何があったのかを考えていきます。
・幼少時の回想シーン
3人とも小さい頃に会っている。幼馴染なのか一時的なものなのか。
鞠莉が転校を繰り返していた設定が生きているなら、一時期住んでいた内浦で地元の同い年の子との忘れられない一夏の思い出があったということかもしれません。
4話とは鞠莉と果南の立場が逆です。
この回想の前後の鞠莉のセリフ
「この学校は無くさない。私にとってどこよりも大事な場所なの」
からすると、
ここは浦の星女学院に関係する場所のようです
ちなみに浦の星女学院の屋上からの景色。
うーん。どことなく似ているような。
ただ、そうなると鞠莉の回想の時点では浦の星女学院はなかったことに。
後で書く入学希望者の推移のグラフも10年前までしか出てなかったので浦の星女学院はそれほど歴史が長くないのかもしれません。
浦の星女学院が私立ということは浦の星女学院の設立に鞠莉や小原家が関わっているのかもしれないです。
・鞠莉とダイヤの会話の「あの時」
今回2箇所あった鞠莉とダイヤの会話で、「あの時」という言葉が出ていました。
鞠莉は「あの時も言ったでしょ?私は諦めないと。今でも決して終わったとは思っていない。」
ダイヤは「逃げてるわけじゃありませんわ。あの時だって」
2人の間で、そして恐らく果南にも重大な出来事があった「あの時」
鞠莉が諦めないと言い、ダイヤが逃げていたことを否定するあの時
多分、
この時関連か
この時関連です。上の方が本命です。
上の方で予想しますと、
ライブで果南になんらかのトラブルがあり、続行が困難になる。鞠莉は果南の回復を待っての再開を主張するがダイヤはライブを中止にする。
果南は自分のせいでライブが中止になったことに責任を感じてスクールアイドル部を辞める。
果南の嫌がるスクールアイドルを続けることはできないとダイヤはスクールアイドル活動自体の中止を決める。
スクールアイドルが嫌いになったことにして、果南のせいではなく、ダイヤのせいでスクールアイドル部が無くなったことにした。
鞠莉にはダイヤのその行動が逃げていると感じられた。「なんとかして3人でまたスクールアイドルができないか」そう思っていた鞠莉だったが転校することになり、「私は諦めない。いつかまたスクールアイドルを3人でやろう。」と言い残して浦の星を去っていった。
鞠莉が主人公みたいになってるのは現状、鞠莉が2番目に好きなキャラなので。
色々細かいところはぼかして書いてます。
・ライブで果南に何があったのか?
ダイヤの回想でわざわざ果南をアップにしてるくらいなので果南に何があったのかと思いますが、使えそうな情報は
・客席から声はしていた
・事件が起こったと思われるのは、
笑顔で客席の方に向いた後に
何か意外なものを見たような果南
胸の前で手を組んでいるような果南と
果南の方を向いているダイヤと鞠莉、というシーン
・千歌をはじめ、主要人物のほとんどは3年生組のスクールアイドル活動を知らない
これによって幾つかの可能性、客がいなかった、そもそも果南はやる気ではなかった、などは否定できます。
千歌たちが知らなかったことを考えるとライブ会場は地元ではないのかもしれません。
①親にばれた?
果南の家族がスクールアイドル活動、もしくはダイヤや鞠莉と仲良くすることを禁止していて、果南はスクールアイドル活動を隠していた。だから千歌たちは知らなかった。
隠していたはずの家族がライブ会場に来ていてしかも険悪な雰囲気だった。それを見て果南は歌えなくなってしまったのかもしれないです。
②声が出なくなった?
正直に言うとネットで拾った説です。異変発生後の果南のポーズは声が出なくなったように見える。緊張や体調不良で声が出なくなるのはあり得る話です。さらに初ライブの失敗によってステージに立つたびにその時の記憶が蘇るという悪循環にも陥りかねない。
・「私は果南のストーカー」
「ストーカー」というのが何らかの出来事を通じて鞠莉と果南を繋ぐ言葉になった。
3話の「バカチカ」みたいなものでしょう。
予想ですが、この「ストーカー」に関するやりとりが
このシーンの前後にあったのではないかと思います。
例えば、
鞠莉が内浦にやってくる。好奇心旺盛な鞠莉は果南に興味を持ち、なにかとちょっかいを出す。
↓
果南は嫌がるが、それでも果南に付きまとう鞠莉。ある日、怒った果南が鞠莉に「ストーカー」発言。鞠莉は果南の気持ちを考えていなかったことに気づく。
↓
一方、果南は鞠莉が今まで転校続きで距離の取り方がわからなかったこと、付きまとったのは嫌がらせではなかったことを知る。
果南とダイヤは人のいない丘で一人佇む鞠莉を見つける。
↓
「見つけた、ストーカーさん」
※セリフは適当です。
それ以来、鞠莉は「果南のストーカー」になった。
「バカチカ」「普通」からして言葉に特別な意味を持たせるのが好きなようなのでこのくらいの仕込みはしていると思います。
書きながら思ったのですが、鞠莉は昔引っ込み思案だったパターンもあるかもしれません。その場合、ストーカーという言葉にどう持っていくかが問題ですが。
・3年生組加入を阻むルール
ここから3年生組をどう加入させるかですが、3年生組を縛るルールのようなものがあってそれを打ち破らないと3年生組の加入は難しい。
ここで一旦、ルールの整理をしてみます。
元ネタがわかる方は「嘘だっ!」とでも叫んで下さい。
ルールX:果南を気遣うダイヤと鞠莉のすれ違い
ダイヤと鞠莉は互いに仲は良いものの、果南や果南の抱える事情に対してのアプローチですれ違いがある。
果南のために立ち止まるがそれは逃げではないとするダイヤ、逃げていても解決しないと果南のためにあえて踏み込みにくい話題を出していく鞠莉。どちらの行為が行きすぎてしまってもAqoursの勧誘どころではなくなってしまう。
ルールY:自らの力でスクールアイドル活動を再開させようとする鞠莉の強い意志
今のところ、これはさほど影響していませんが、千歌たちとは別の思惑が動いているというのは警戒したほうが良さそうです。鞠莉の筋書きにそぐわない行為を千歌たちがした場合、鞠莉とAqoursが対立する事態にもなりかねません。
ルールZ:過去にスクールアイドルとなり、挫折したという事実
果南はもちろん、ダイヤと鞠莉にとっても過去に一度やってダメだったことはトラウマとなっている。果南は「スクールアイドル」という言葉に敏感に反応し、ダイヤはスクールアイドル以外での廃校回避をやろうとしている。鞠莉は鞠莉で諦めずにスクールアイドルをやることにこだわっているのが気がかりです。
・浦の星の生徒数
浦の星の入学希望者と入学者のデータです。
現在の人数は3年38人+2年25人(24人と梨子)+1年12人の75人です。
残っているのは多分10年前までです。
なのでグラフの方を見れば年度ごとの入学者がわかるし、それを合計すれば大体の生徒数がわかるのではないかと思ったのですが、
このグラフ、少々やっかいです。
赤と青がセットになっており赤が志望者、青が入学者かと思ったのですが、
右から3つ目の数値が50人を超えています。目測ですが、赤が65人で青が60人くらいでしょうか。
以降右から2つ目は赤が45人で青が40人、
一番右は赤が20人で青が15人。
数字で書いてある方と違います。 数字の方から考えていくことにします。
※転入・転出したのは鞠莉と梨子以外にはいないものとします。
1年前(千歌と曜が入学)
3年42人or43人
2年37人(鞠莉がいないので)
1年24人
計 103人or104人
2年前(ダイヤ・鞠莉・果南が入学)
数字は出ていませんが、他の年度から「志望したが入学しないのが毎年2〜3人」として、
3年48人or49人
2年42人or43人
1年38人
計 130人〜128人(鞠莉の転校で1人減ります)
何の役に立つかはさておき、人数だけでも出しておきます。
・しいたけがベッドにいた件
千歌の家に集まったときに布団の中にいるのが千歌だと思ったらしいたけだった。
捉え方によってはこのシーンに悪意めいたものが見えてしまう。
捉え方に幅が出てしまうのはこのシーンで明らかになっていない要素が多すぎるからなのですが、
①「あれ?千歌ちゃん?」は誰のセリフ?
曜の声のようですが、りきゃこ(梨子ではなく)の声にも聞こえなくもない。
曜の声だとしたら本当に千歌が布団の中にいると思っていたのか、わざと驚いたふりをしているのか。
②あの状況はどうやってできたのか。
梨子は1年生組と曜の後に部屋に来て、その時千歌は部屋にいなかった。なおかつ、しいたけが布団の中にいた。これがどういう状況で成立するのか。
しいたけは自分で障子を開けられないと考えると、障子が開いていたか、だれかが開けたところにしいたけが入ってきたか。
誰かが開けたところにしいたけが入ってくるなら、その人物が一旦外に出たすきにしいたけが入りでもしない限りはしいたけが部屋に入るのを目撃する人物がいることになる。
加えて、うまいこと部屋に入って布団に潜り込めたとしても誰かが布団をめくれば千歌ではなくしいたけなことはわかってしまう。
あれを「誰もしいたけがベッドにいると気づかなかったから仕方ない」とするには、しいたけが誰にも目撃されず、なおかつ誰にもばれないまま1年生組と曜がベッドを取り囲むという状況が必要になる。
そんな状況は果たしてあるのか。
※ただし、目撃されても問題ない人物が一人います。次の③で。
③ベッドにしいたけが寝ていると知っていたのは誰か
曜と1年生組の両方か、片方か、どっちも知らなかったのか。
1年生組は曜の「しいたけいないよ。ね、千歌ちゃん」に
このような反応をしています。1年生組は知っていた、もしくは布団の下にいるのは千歌ではないと思っていた
ちなみにこのシーンの登場人物で志満ねーは別に考えたほうが良さそうです。
志満ねーは今までの梨子としいたけの関係、とくに5話の騒動に立ち会っていないのでしいたけがいても特に
あとは、
このシーンで梨子の誤認を誘発するきっかけを作った曜は
犬嫌いの梨子が千歌の部屋に来る状況を作った張本人でもある。
これらを合わせて想像されるもっとも悪意めいたシナリオが、
曜は千歌に近づいてきた梨子が気に入らなかった。梨子の犬嫌いを知った曜はそれを使った嫌がらせを考える。
犬嫌いの梨子を千歌の部屋に来させる。梨子を家に帰らせて仕込みの時間を稼ぐ。しいたけを千歌の布団に隠して、千歌には一旦外に出てもらう。1年生組には黙っていてもらう。
梨子がやってきた。ベッドにいるのは千歌、そう思い込ませて部屋に入れる。残されたスペースの関係上、梨子は千歌のベッドに座るしかない。あとはタイミングを見計らって布団をはがせば梨子としいたけのご対面である。
しかし、予想外のタイミングで千歌が帰ってきたので「あれ?千歌ちゃん!(まだ早いよ)」。もしくは、驚いて千歌が布団の下にいたと思い込んでいたことにした。
もっと悪意のあるシナリオもできそうです。
一方、もっとも悪意のないシナリオが、
千歌の部屋で作戦会議をすることになり、千歌は準備をするために他の5人よりも先に帰る。
準備を終えた千歌は部屋から出る、千歌が部屋にいないタイミングでしいたけが千歌の部屋に接近し、千歌の部屋に入りたそうなそぶりを見せる。これを見た志満ねーは千歌の部屋の障子を開けてあげる。よろこんで部屋に入り千歌の布団に潜り込むしいたけ。(もしくは千歌が障子を閉め忘れてしいたけが侵入)
千歌の部屋に向かう前に家に寄ろうと梨子は別行動に、千歌は5人と合流しようとするがすれ違いで合流できない。
結果、1年生組と曜が先に千歌の部屋に着く。ベッドの上の物体については千歌が寝ているのだと4人とも誤認。周囲にしいたけが見当たらないことに安心しきってしまう。実は背後にいたのだが…。
そして、梨子が到着。曜の「しいたけいないよ。ね、千歌ちゃん。」発言にベッドをみた1年生組は
(ん?これは本当に千歌なのか?)
と思うものの時すでに遅し。梨子がベッドに腰掛けてしまった。そして、千歌が障子から顔を出した時点で曜も真実に気づく。
どちらも無理があるので、曜は本当に気づいてなかった、1年生組はおかしいと思っていたが曜がわざとやっているのかもしれないと思い言い出さなかった、くらいがちょうどいいのかもしれません。
曜が意外と鈍いかもしれないのはあり得る話です。
4話で明らかに隠れていなかったルビィを見つけた千歌を褒めていた前例もあるので。
仮に曜がわざと梨子をしいたけのいる部屋に呼び込んだとしても悪意は無かったと思います。強制的に触れ合わせて慣れさせようというショック療法みたいな考え方でやったのかもしれないです。
・物語を動かすのは梨子→千歌
今回もまた梨子によって千歌が何かに気づくというストーリーでした。
千歌の心情やストーリーの展開は千歌と梨子の間で動いていて、曜はその流れを手助けをするのがここまでのラブライブ!サンシャイン‼︎なのですが、次回からは後半戦。3年組が加入したら曜が千歌に気づきを与える展開も欲しいです。
ということで第6話「PVを作ろう」考察記事でした。3年生組が絡むと妄想がはかどります。
第7話については、放送日および翌日がとあるイベントと被ってしまいました。
横浜にてしろとかくろとか「キャンセル!」とかやってるかと思います。
時間を見つけて書くようにはしますが普段以上に遅れることになるかもしれません…。
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出典:U-NEXT
となっています。