【サンシャイン‼︎曲感想】第9話『未熟DREAMER』

かつて…浦の星女学院には1つのスクールアイドルグループがありました。

 

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幼い頃から喜びも悲しみも分かちあってきた3人の少女、松浦果南、黒澤ダイヤ、小原鞠莉は学校を統廃合から救うため、スクールアイドルとして立ち上がったのです。

 

彼女たちのグループ名は「Aqours

 

しかし、彼女たちのグループ、Aqoursは思わぬ形で終わりを迎えます。

互いを大切に想いあったがためのメンバーどうしのすれ違い。互いに言葉が足りず、それゆえに想いを誤解しあい、気持ちはすれ違っていった。

 

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花火大会のライブを目の前に、Aqoursはその活動を終えました。

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彼女たちの想いを綴った花火大会のための曲は

ホワイトボードにその歌詞の一部を残したまま、誰に聴かれることもなく、永遠に闇の中に葬られる……

 

はずだった!

 

2年の時を経て、「Aqours」はまた浦の星女学院に誕生しました。

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図らずも彼女たちの後を継ぐことになった、新たなリーダー高海千歌によって始まったスクールアイドルに

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すれ違う2人を見ていることしかできなかったかつてのメンバーの一人、黒澤ダイヤの手によって「Aqours」の名が付けられたのです。

 

もちろん、今のAqoursを作ったのは2人だけではありません。

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6人それぞれがそれぞれの想いをもって集まったのがAqoursです。

 

新たなAqours

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6人のメンバーの心を一つにし、

かつてのAqoursと同じく夏祭りのライブに挑みます。

 

 

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そして、時を同じくしてかつてのAqoursと今のAqoursの道は交わり、

 

Aqoursは9人で一つになりました。

 

 

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かつて闇の中に葬られ、

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それでも浦の星のスクールアイドルを待ち続けた歌は

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9人となったAqoursの手によって今、ここに帰ってきました。

かつてと同じく、花火大会のライブの曲として。

 

さて、9話挿入歌『未熟DREAMER』感想記事です。

 

 ・曲までの流れ

上でもう書いてます。しかし、ここまでの9話がこの曲のための前ふりだったと言っても過言でではない。それくらいこの曲はAqoursの今までとこれからを歌っています。

 

・衣装

花火大会や夏祭りがテーマということで和風の衣装になっています。

 

この曲は今までのAqoursとこれからのAqoursを歌っている曲と書きましたが、それは衣装にも表れています。

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曲の開始のシーン、3年生組の衣装はかつてのAqoursが着ていた衣装です。

2年前の花火大会で着られることのなかった衣装はこうしてかつてのAqoursの旅立ちを飾ることができました。

 

3年生組の衣装は

それぞれのソロパート後に1・2年組のメンバーの歌を経て、

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 新たな衣装に変わります。

3年生組をかつてのAqoursと言ってきましたが、この瞬間をもって3年生組は今のAqoursへと変わりました。

 

せっかくなので浦ラジ!!!ネタも書くと、

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この衣装は基本的に片足だけハイソックスなのですが、

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ルビィは両足にソックス、かわりにダイヤはソックス無しです。

 

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「お姉ちゃん!ルビィ、両足ソックスがいい!」

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「しょうがないですわね。私のを使いなさい。」

といったやり取りでもあったのでしょうか。

 

・歌詞

この曲ほど歌詞が意味を持つ曲もないでしょう。

細かいフレーズは後々追っていきますが、

3年生組のことを表していたり、1・2年にも一部あてはまったり、9人でのこれからを歌っていたりという、「言葉としての意味」はもちろん、

消えかかりながらも2年前のAqoursと今のAqoursをつないでくれた「存在としての意味」もあります。

 

 

では、『未熟DREAMER』スタートです。

 

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琴の音に合わせて画面に広がる波紋

 

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タイトルから激しいのを想像しがちですが、6
話挿入歌『夢で夜空を照らしたい』に続き、ゆったりとした曲調です。

 

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それに合わせてゆらゆらと踊るAqours

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ここからは3年生ひとりひとりのターン

まずは、果南&千歌・曜

 

いつもそばにいても 伝えきれない想いで

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心 迷子になる

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いつも側にいても、それでも鞠莉にすべてを伝えきることはできなかった。

すべてを伝えることができなかった果南は嘘をつき、自分を悪者にした。しかし、その嘘が鞠莉をさらにスクールアイドルに縛りつけてしまった。

 

 ナミダ

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久しぶりに帰ってきたAqoursの部室で果南は2年前歌えなかった歌の歌詞をもう一度書き直します。

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 本編で鞠莉がなぞっていた箇所、

ナミ「ダ」ですね。

 

 忘れてしまおう 歌ってみよう
一緒にね

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果南と一緒に歌うのはこちらも「いつも側にいる」千歌と曜。

この2人にもまた、伝えきれない想いがあります。それが今後どうなるのか。

 

次はダイヤ&ルビィ・花丸

言葉だけじゃ足りない 

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そう 言葉すら足りない

ゆえにすれ違って 離れて

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ダイヤはすれ違い続ける果南と鞠莉をそばで見てきました。

今回は果南と鞠莉にスポットライトが当たりましたが、そうやってすれ違う二人をどうすることもできなかった後悔が今のダイヤを作ったのでしょう。

 

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果南の元にダイヤが来ました。

 

しまったことが 悲しかったの

 ずっと気になってた

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「ずっと気になってた」がダイヤの2年間だったのだと思います。

ダイヤと一緒に歌うのはルビィと花丸。

この二人もまた、一度はすれ違って離れてしまったことがあります。

第4話、花丸はルビィのスクールアイドルになる夢を叶える為にルビィから離れようとしました。その結末は皆さんご存知だと思います。

 

 

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鞠莉も来てかつてのAqoursメンバーが揃いました。ホワイトボードにはここまでの歌詞が書かれています。

 

3年生パート最後は鞠莉&梨子・善子

わかってほしいと願う

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気持ちが止まらなくて

きっと傷つけたね

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「果南はくじけるような人じゃない」「学校を救うために留学はしない」それらは鞠莉の想いではあっても本当に言いたいことではなく、本当に言いたいことは言わなくてもわかってほしいと願っていたのが鞠莉でした。

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このポーズは鞠莉なりの2人へのメッセージなのでしょう。

 

それでも

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部室前に1・2年生が揃いました。

 

諦めきれない 自分のわがまま
今は隠さないから

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鞠莉と一緒に歌うのは梨子と善子

Guilty Kissが揃ってしまいました。

梨子はピアノを諦めきれなかったから、

善子は堕天使キャラを諦めきれなかったから、どちらも諦めきれなかったのがAqours加入につながりました。

 

力を合わせて夢の海を

泳いで行こうよ

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3年生組が揃いました。

 

ここの歌詞は

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 このシーンでおなじみです。

 

今日の海を

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ここで9人Aqoursのリーダー、千歌がセンターに

 

どんな未来かは 誰もまだ知らない

でも 楽しくなるはずだよ

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花火の打ち上げが始まりました。 

 

 

みんなとなら乗り越えられる

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「みんな」です。HiH、ダイダイ、夢夜空で一度も歌詞に使われなかった「みんな」というフレーズがとうとう使われました。

2枚目の隣とハイタッチするのはmoment ringの「すべてがつながって」が似た振り付けだった気がします。

 

これからなんだね

お互い 頑張ろうよ

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CGが続いていましたが、ここで手書きです。

 

どんな未来かは
誰もまだ知らない
でも 楽しくしたいほんとに

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この曲は歩いたり屈伸したりが多いです。

 

みんなとなら

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また「みんな」です。この構図は

 

 

『君のこころは輝いてるかい』のジャケット絵を連想させます。並び順が変わってますが。

ぐるーっと出てくる一瞬に9人の性格や関係性を詰め込んだ良シーンです。

 

無理したくなる

成長したいな まだまだ

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ここも一瞬に色々詰め込まれています。

君ここでは

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出典:君のこころは輝いてるかい?PV

梨子に千歌が寄りかかっていましたが、逆になっています。

なにより、

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ようちかりこの3人になっています。

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二人きりの花園で眠りにつく果南と鞠莉

ここでも姉妹アピールのダイヤとルビィ

隣ではなく前後配置の善子と花丸

ようちかりこがセットになると残りはやはりこの組み合わせになります。

 

未熟DREAMER

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柿田川花火大会の目玉、

ナイアガラ大瀑布です。

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ちなみに今年のを偶然撮っていました。

 

やっと一つになれそうな僕たちだから

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ダイヤと鞠莉と果南。

2年という時間はかかりましたが、やっと一つになれそうです。

そして、「僕たち」は9人Aqoursのことでもあります。9話をかけて私たちの知るAqoursはやっと一つになりました。

 

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音に合わせてノックをするかのような動き

 

本音ぶつけ合うとこから始めよう

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今回は3年生組が本音をぶつけ合いましたが、

1・2年生組も本音をぶつけ合うのでしょう。

 

そのとき見える光があるはずさ

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まだ続きそうなところでアウトロ

フルだとどうなるのでしょうか。

 

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ゼロから6人の新たなスタートをしたAqours

今回は「やっと一つに」なれました。

 

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ナイアガラ大瀑布の終了とともに曲終了。

 

 『未熟DREAMER』、2年前のAqoursは互いに未熟であったためにすれ違いました。

浦の星にまた誕生したAqoursですが、2年前の件は解決したとはいえ、まだまだ未熟な9人はこれからもすれ違うのかもしれません。

しかし、かつての過ちを知っている9人ならばすれ違ったまま終わりになどしないでしょう。

 

曲感想も終わり、あとは9話考察が残ってます。なんとか10話放送には間に合わせたい。