【サンシャイン‼︎曲感想】第13話挿入歌『MIRAI TICKET』
誰に対しての謝罪かはさておき、
すみません!すっかり記憶から飛んでおりました。
CDで『MIRAI TICKET』を聴いて、そういえばまだ書きかけだったと慌てて書きました。
1期ラストの曲記事です。例のあれについての意見も書きました。
・曲までのながれ
ラブライブ!東海地区予選に向けてAqoursは夏休みもハードな練習を行う。
そんなAqoursを見て、「自分たちも何かしたい、キラキラ輝きたい」と考えた新神モブ
千歌はそんな新神モブの想いを叶えようと
みんなで歌うというパフォーマンスを考え、
当日は浦女の全国生徒が集まったのですが…
・歌えるのは事前に登録したメンバーのみ
・ステージに近づいたりするのも禁止
という大会規定によりそれを断念せざるを得ないことに。
客席から宇宙一の応援をするという浦女生の想いを受け取り、東海地区予選へ。
学年ごとに繰り広げられる胸熱のやりとり
Aqoursはステージで今までの自分たちの歩みを語りました。
点呼も決まり、
Aqoursの地区予選曲『MIRAI TICKET』
…という流れです。
・衣装
ちょこちょこぼらららっぽい部分はあるのですが、せっかく12話で自分たちの道を歩くと決めたのでそこはあまりふれずに。
大きく分けて3タイプの衣装です。
タイプAは千歌、ルビィ、鞠莉です。
私の服飾に関する語彙量の都合で上手く説明できませんが、こんな感じです。
スカートなのはこのAタイプのみです。
腰のリボンと胸の花はそれぞれのイメージカラーになっています。
千歌はまた頭にリボンです。
千歌はリボンが似合いますね。
首元に注目すると、
千歌とルビィは黒の蝶ネクタイですが、
鞠莉は紫のネクタイだったりします。
続いてタイプB
曜、花丸、ダイヤです。
※花丸とダイヤの画像がなぜ端にいるかについてですが、なるべく全身が写っているものを選んだらこうなりました。
いわゆるショートパンツというやつでしょうか。冒頭でいきなりアップになった衝撃は忘れません。
ジャケットに切れ込みが入っているのがポイントです。
これによってシャープ(家電メーカーではないです)なイメージになっています。
ちなみに切れ込みのすぐ上にメンバーカラーの花が付いています。
各自の違いは
・首元が
花丸は蝶ネクタイ
曜はネックレス(シャツなし)
ダイヤはチョーカー
・ズボンが
曜→白に裾の部分のみ黒
花丸→白
ダイヤ→黒
・頭に
曜は白い帽子
花丸は黒い帽子
ダイヤはヘッドドレスです。
タイプCは梨子、善子、果南
ジャケットと中途半端な腰布がチャイナドレスを思わせるスリットを形成し、そこから覗く生足がなんとも言えないエロスを醸し出しております。
今回、善子がこのタイプであったことに喜びを込めて一言
えっろ!
衣装再現がどこまでされるかはわからないですが、これが再現されたら「えっろ!」でしょう。
腰布の花とか布とかが
メンバーカラーになってます。
あとは恐らく全員に海洋生物をイメージした小物が体のどこかに付いています。
確認できたのは
千歌の右側頭部にみかん色の魚
梨子の右側頭部に桜色の貝
曜の左側頭部に水色のヒトデ
ルビィの左側頭部に白(ピンク?)のヒトデ
善子の左側頭部に 水色
花丸の右側頭部に白(黄色)の貝
鞠莉の右側頭部に白のヒトデ
ダイヤの両側頭部に白の魚
あとは果南なのですが、未だにわかりません。
多分、白い貝がどこかについているはずですが。
・詞
この曲の詞について、真っ先に押さえておくべきポイントが一つ
作詞:国木田花丸!
本好きという設定であり、
4話で作詞を担当しそうな話は出ていたものの、それ以降まったく作詞をしてるそぶりがなかった花丸が
ラストにて作詞担当です。
そのせいか、この曲は花丸の好きなある単語が出てきます。
そう、
「未来」ずらー
では、ラブライブ!サンシャイン‼︎1期第13話
『MIRAI TICKET』開始です。
光になろう 未来を照らしたい
輝きは
まずはぐるっと会場の全景を映す。よくある手法ですが、これが終盤に生きてきます。
心から
心、ということで心臓を表すような仕草
善子が一瞬映ります。
溢れ出すよ
カメラを引くことで広がりをあらわす。
間奏部分、もはや恒例のアピールタイム
何かっていうと飛ぶ、それがラブライブ!
真上からのショットは珍しいです。
間奏の締めは
くるっと回る千歌。
夢が生まれ 夢のために泣いた時でも
ここは2年生です。
さっきのシーンの続きで千歌から↓
梨子に
梨子から↓
曜に
お気付きの方もいるでしょう。同じポーズ(左右の違いは考えない)でのバトンタッチです。
諦めないことで つながった
1年生のバトンタッチ
↓
ここも同じポーズでの受け渡しです。
みんなみんな悩みながら
ここに辿り着いたね
ここも珍しく真上からのカット
1年生と入れ替わりで3年生が前に出てきます。
悩みながらというところの振り付けが歌詞に合っているのもありますが、
悩みながらここに辿り着いたというのが3年生組のストーリーと合っています。
これからだよ
ここの手の動きが結構複雑です。
何かの武術の型とかを彷彿とさせます。
今は
もう迷わない
12話の「Dear 穂乃果さん〜」を経てAqoursのリーダーとなった千歌。
「もう、迷わない」
憧れ抱きしめて
憧れを抱きしめるのは1年生です。
ちゃんと抱きしめる振り付けです。
次へ進むんだ
モブたちが映り、
3年生が画面を横切っていくと、
恒例?の果南の投げキッス
僕たちだけの新世界が
(きっとある)
次は
We say ヨーソロー
渡辺曜の代名詞ともいえるヨーソロー、ついに9人曲にも登場です。
船が行くよ 未来へ旅立とう
この曲の最大の見所はここでしょう。円形のステージに並んだ9人が同じ振り付けをし、それを順に映していく。
1年・2年のシーンでもあった同じ振り付けのバトンタッチがここでも行われています。
「船がゆく」これは海辺の町から生まれたAqoursならではのフレーズです。
青い空わらってる
会場の外が映ってからの
まさかのママライブ!追加
左からルビィ&ダイヤ、善子、花丸ですね。
花丸のはママではなくグランマかもしれないです。
リアルタイムだとするとこの方たちはパフォーマンスを見ていないことになってしまうので少し時間が戻っているのでしょう。
1年生の3人が映ります。
並びはママライブ!と同じです。善子センターありがとうございます。
光になろう
3年生のターンといわんばかりです。
偶然にも3人が同じポーズの瞬間が撮れました。
そういえば、
輝きは心から
相変わらずの力の入ったカメラワークなのですが
客席が映ります。
溢れ出してもっと
新神モブのひとり、むつきが何かを感じたようです。
ライブシーンの描き方として客側の反応を出すのは一つの手段なのでここはそういうことなのだと思って先へ
先の景色
1番の締めとして主人公の千歌がクローズアップされ、
望むんだ
9人が空を指差し、光の渦が空へ。
実際のライブではここを上手いこと9色の光で再現するのでしょうか。
ここで間奏
千歌は
会場の外から差し込んできた光に気づきます。
その光に手を伸ばし、
駆け出しました。
打ち合わせにない動きに曜は驚きます。
みんな、一緒に、輝こう!
そう叫び、
光になろう 未来をてらしたい
今はもう 迷わない
千歌は客席に手を伸ばしながらソロパートを歌います。
想定外の事態ですが、
最終的にはメンバーも納得した様子。
その後、色々ありましたが、
これは後で触れるとして
一旦、最後まで進めます。
青い空 笑ってる
学校説明会への応募がゼロからイチへ
光になろう 未来を照らしたい
1番のサビのカメラワークがここでも。ぐるっと回る感じ、癖になりそうです。
ただ、一瞬ですが善子が違うポーズをしているシーンが!
未来を照らしたいの最後のポーズは一人一人違うのかもしれないです。
輝きは心から
こちらへ迫ってくる千歌。
溢れ出してもっと
学年ごとのカットを入れる。2年生が梨子と曜だけなのはアップシーンの数の調整でしょうか。
先の景色望むんだ
画面が一回転。
ああ やっと手にした
学年ごとに3方向を向いていたフォーメーションから
一列にならぶフォーメーションへと各自移動
移動の時の動き方がひとりひとり違います。
MIRAI TICKETかざして
指で四角(チケット)を作って
それを空へかざす。
そして、後奏。
会場が一気に青のサイリウムに。
はじめに会場全体を映したのがここで生きてきます。
そしてジャンプ。
ここはやはりμ'sの「僕たちは一つの光」の「今が最高!」のシーンを意識してのことなのでしょう。
千歌は外へと駆け出し、
第13話挿入歌『MIRAI TICKET』終了です。
しかし、ここで終わりにできないのが悲しいところであります。
・「一緒に輝こう」以降の演出について
千歌の言葉に何かを感じたむつきがステージに駆け出したのをきっかけに
みんなでステージに駆け寄ってサイリウムを振る(梨子によってこのような行為は禁止されていると明言されている)という演出。
最終回放送から2ヶ月が過ぎようとしていますが、未だこの部分に納得のいく解釈ができていません。
今の考えを書きますと、 真似する人がいるからどうのではなく、「禁止されているよ」と梨子にいわせた後であえてそれをさせたことが問題だというところです。
μ'sの方でも真似してはいけないような行為はありました。
例えば、穂乃果の車避け(1期1話)やにこのポテト盗み食い(1期5話)です。
しかし、穂乃果の車避けは現実と乖離した部分の出来事と解釈できるような試みがされていた(まるで演劇の一場面のようなセリフ回しからのライブシーン、車のナンバープレート、あのライブシーンを通して他の人はいない、などなど)ことで「あれはフィクションだった」とわかるようにしていました。
にこのポテト盗み食いは明らかに悪いこととして描かれ、穂乃果に咎められていました。
では、今回はどうだったかというと現実からの乖離を図っていたわけではなく、むしろ梨子の「禁止されている」発言→その行為をする、という流れによって現実に(あくまでも千歌たち目線からの現実ですが)そういうことがあったかのような結びつけができてしまう。
行為の結果としてAqoursや関係者が咎められた描写もなく、善悪もはっきりしない。
今回の演出をやりたいならやりたいで、もう完全にフィクションにしてしまう(いきなりステージが内浦のどこかになり、サイリウムをもった関係者がステージの周りに瞬間移動とか)くらいはできたはずです。
正直なところ、この演出はやらない方が良かったのでは?と今でも私は思っています。
千歌のセリフ、「みんな、一緒に、輝こう!」は良いセリフだと思います。
11話で曜と梨子が、千歌にとっての輝きは「みんな」で輝くことだと語っていたのを千歌自身が口にしたことになります。
直後の客席に手を伸ばしながらソロパートを歌うのも「みんな」への語りかけとして良いと思います。
だから、
(一緒に歌うのは禁止されたけど、私たちAqoursはみんなと一緒にこのステージにいるんだよ。みんなと一緒にこのステージで輝いているんだよ。
客席にいるみんなもスクールアイドルなんだよ)
ということもできたはずなのです。
本来なら「出てこい」ととられるセリフになどならないのですが、そのセリフを受けてぞろぞろと関係者が出てきたことで千歌が扇動したような結果になってしまった。
ライブ後にこの行為が作中でどう扱われたかは触れられていませんが、最終回という今後のフォローがしづらい回にこれを持ってくるのはまずかったと思います。
というか、最終回でなくとも主人公側にルールを破ったとされる行為をさせてその善悪を曖昧にするのはまずいです。何しろ、ラブライブ!はキャラクターがファンから愛されて成り立つコンテンツなのですから。
Aqoursは禁止事項を関係者にさせたグループという解釈がでる演出は避けるべきなのです。
CDで聴いてみて『MIRAI TICKET』は本当に良い曲だと改めて思いました。だからこそ、この曲がまるでラブライブ!サンシャイン‼︎の黒歴史のように扱われてしまうのが残念でなりません。
TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』挿入歌シングル「想いよひとつになれ/MIRAI TICKET」
- アーティスト: Aqours,畑亜貴,EFFY
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2016/11/09
- メディア: CD
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