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【2期準備記事】津島善子〜捨てられなかった大好きな自分〜

ラブライブ!サンシャイン‼︎アニメ2期まであと5ヶ月くらいになりました。

アニメ1期後は気が向いたら投稿というスタンスでやってきたこのブログですが、アニメ2期までに投稿の感覚をつかむ意味でもぼちぼち再開していきます。

 

1期の開始前にAqours一人ずつについて書いていったように、

◯1期を振りかえっての感想

◯2期に期待すること

を1期の時と同じ順番で書いていこうといきます。

 

では、1人目

 

我らリトルデーモンを魅了して離さないあのお方…

 

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津島善子から!

 

 ◯1期を振り返って

 

・堕天使ヨハネの否定と肯定

アニメ1期の功績をあげるならこれです。

私たち善子推しは「リトルデーモン」を自称してきたわけで、

善子は「堕天使ヨハネ」であり善子推しは「リトルデーモン」というのは太陽が東から昇るくらい当然なことだったのですが、

 

サブタイトルからして明らかに善子の個人回である第5話「ヨハネ堕天」でいきなり、

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「リトルデーモン?いるわけないでしょそんなもーん」ですから。

 

それまでの話でなんとなくそんな気はしてましたが、自らの生み出した「堕天使ヨハネ」も「リトルデーモン」も否定する善子がそこにいました。

 

善子を推そうと決意し、リトルデーモンとなり、CDを買い、アニメ放送が決まったときはアニメでの善子の活躍に思いを馳せ、5話が善子回と知ってからは放送日を首を長くして待っていた…そんなリトルデーモンのひとりであった私、

 

裏切られた怒りも悲しみもなく

ただただ虚無感に襲われました

 

親に捨てられた子供というのはこんな気持ちなのかもしれません。

 

厨二病キャラが量産される昨今、「津島善子もよくある厨二病キャラに過ぎない、安易なキャラ付けだ」という批判もサンシャイン‼︎の企画が始まった当初から少なからずありました。

 

しかし、だからといって善子の中核といえる部分を破壊されても。やはりアニメに期待した私が馬鹿だったのか?

 

……と5話開始当初は思ったわけですが、

5話のストーリーが進んでいくにつれて段々と善子に堕天使ヨハネを否定させた意味に気づきます。

 

普通になりたい!

みんなと違うのはいやだ!

堕天使ヨハネは周りに迷惑だからやめなければ!

 

善子は堕天使ヨハネヨハネを好きな自分も必死に捨てようとしていました。

しかし、その一方で占いと称した怪しげな生放送をしたり、ちょっとでも気を抜くと「堕天使が顔を出してしまう」

善子にとって堕天使ヨハネは大切なものでありながら、その大切なものが善子を苦しめていました。 

 

みんなと一緒に笑いたい善子

自分の好きなものを大切に思う善子

どちらも嘘のない善子の姿であり、だからこそ善子はどうしたらいいかわからなくなっていました。

その結末はご存知のことかと思います。

 

堕天使ヨハネは周りに迷惑をかけるかもしれない、それでも捨てきれない。

そんな堕天使ヨハネ=津島善子をそのまま受け入れようとする千歌たちとの壮絶な追いかけっこの末、

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善子はAqoursの一員として、「堕天使ヨハネ」を捨てることなく、ありのままの自分を貫くことを決めました。

そんな善子のそばには一緒に笑いあえる仲間=Aqoursがいました。

 

否定しようとしたことでかえって堕天使ヨハネが善子のかけがえのない一部であることが証明されてしまった。

かけがえのない一部を捨てることなく、誰かと笑いあえる道がある、むしろその誰かと善子をつないでくれたものが堕天使ヨハネであった。

そして、私たちも堕天使ヨハネが善子にとって大切な存在であることがわかった。

だから、津島善子=堕天使ヨハネを愛する者として、我々は胸をはって「リトルデーモン」を名乗る。

企画開始からの「堕天使ヨハネ」と「リトルデーモン」の関係は一層強いものとなったのです。

 

・善子加入は善子とAqoursの成長エピソード

1期を振り返ると4話までの善子は不安しかありませんでした。

1話でそれなりに登場シーンはあったものの、それ以降は学校に来ないという扱いで登場シーンも限られ、

(登場シーンの無さについてはもっと深刻な事態になっていた人がいたわけですが)

どうやって加入まで持っていくかが見えない状態でした。

 

そして、第5話「ヨハネ堕天」での加入となりましたが、善子の加入はAqoursの成長にからめて展開されました。

 

堕天使キャラを否定しながらもつい堕天使が出てきてしまう善子に興味を持ち、善子をAqoursに誘った千歌。
千歌は堕天使ヨハネを「かわいい」「面白い」と興味を持った。それは千歌の普通コンプレックスが関係したのかもしれませんが、善子とAqoursはそうして出会いました。

 

ラブライブ!サンシャイン‼︎はしばしば「輝き」という言葉が登場しますが、
千歌が善子の中に見つけた「輝き」は周りと違うことに悩み、否定をしながらも捨てられない自分らしさだったのでしょう。

 

それは千歌が求めた「普通ではない」姿であり、Aqoursを輝かせたい千歌にとって堕天使ヨハネは都合よく現れた答えでした。

 

だから真似をしたのですが…結局うまくいかない。
善子は堕天使のせいでうまくいかなかったと堕天使を捨てる気持ちを強くする。
Aqoursの失敗が善子の輝きを奪ってしまう。

 

なぜ上手くいかなかったのか、どうすれば良かったのか、その答えは善子加入のシーンで出されました。

 

"自分の一番好きな姿を、輝いている姿を見せればいい"

 

堕天使だから輝くのではなく、自分の一番好きな姿を迷わずに出すから輝く。だからAqoursも善子も自分(たち)の一番好きな姿を目指せばいい。

 

「だから善子ちゃんは捨てちゃだめなんだよ!自分が堕天使を好きな限り!」

「でも、やだったらやだって言う!」

 

善子がAqours加入を決めたシーンで千歌が言ったセリフですが、

この2つのセリフは善子にとってこの上ない救いだったのではないでしょうか。

 

善子も千歌たちも一番好きな姿を目指す。善子にとってそれが堕天使ヨハネなら善子は堕天使ヨハネを大事にすればいい。ただ、もしそれが嫌だと感じたら千歌たちも一番好きな姿を目指すから遠慮はしない。

それが善子にとってのAqoursなのです。 

 

善子の一件により、Aqoursは単にメンバーが増える以上の前進をしました。

善子の加入を通じてAqoursが成長する、これ以上ない形での善子加入です。

 

 ・TOKYOという転機(第7話)

さて、加入の一件を通して堕天使ヨハネを好きになってくれる存在が自分以外にもいるということを認識した善子ですが…

 

そんな善子のもう一つの転機となったのが第7話「TOKYO」だと私は考えています。

 

東京で見つけた黒魔術ショップ

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自分のような趣味を持つ人はたしかにいる、それを目の当たりにしたことで善子は「自分の好きなものは"みんな"と違う」という囚われから抜け出したのではないでしょうか。

実際そこからは迷わずに堕天使ヨハネを出してきました。

 

堕天使ヨハネとしても津島善子としてもありのままでいられる。

それは堕天使ヨハネという一番深い部分を受け入れてくれたAqoursだからこそなのかもしれません。

 

・1期を通じて

1年生でありながらも自分の意思をしっかりと持ち、ときには上級生にだって意見する。

時にはふざけることもあるが単なるギャグキャラにはしない。

善子は愛されている感が伝わってきました。

 

特に、13話の本番前の控え室での1年生のシーンでは、いつもの厨二病セリフからの

 

「ありがとね」

 そして、

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ルビィと花丸に抱きつき、

涙を浮かべながらの、

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「いくわよ!堕天使ヨハネとリトルデーモン!ラブライブ!にぃ降〜臨!」

 

堕天使ヨハネをめぐる加入の経緯、善子の持つ素直じゃない純粋さ、ルビィと花丸を大事に思っていること、

1期での善子のすべてが詰まっています。

善子をここまでのキャラにしてくれたこと、スタッフの皆さんありがとうございます。

善子への愛がひしひしと伝わってきました。

 

 

◯2期で期待すること

1期でもう充分すぎるほどの優遇をされた善子、2期も同じく愛を注いでほしいです。

 

その上であえて要求するなら、

 

・なぜ、善子は堕天使ヨハネになったのか

5話で花丸がそれっぽい仮説は話しましたが、

「普通がいやだった」「本当の自分は別にいるのではないか」というあの話は善子ではなく、むしろ、花丸のストーリーや千歌と曜のストーリーに関わる部分の気がします。

不運設定が生きているなら善子は普通とは離れたところにもともといるわけですし。

1期開始前に

 【アニメ前考察】津島善子 †堕天使ヨハネは厨二病か否か† - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室

こちらの記事で書いたのですが、

 

善子は自分が運がないことを逆にプラスに捉えようとした。その結果生まれたのが「あまりの美しさに神に嫌われてしまった堕天使ヨハネ」という設定であり、不運すらプラスに捉えようとする発想の転換・前向きさが津島善子の本質なのではないか?

というのが私が善子を推す根幹にあります。

 

1期BD3巻の特典小説でそれっぽい話があったのですが、堕天使ヨハネは善子が不運との戦いの中で見つけた武器というのはどの媒体でも共通しているように思います。

 

善子がヨハネを生み出した経緯は善子の根幹に関わる部分であり、2期ではそこを上手く善子の魅力につなげてほしいです。2期でも善子回あるかはわからないし、他のキャラの掘り下げもしてほしいところではありますが。

 

さらにこれは(あるなら)3期くらいまでかけてじっくりとやってほしいテーマではありますが

・善子とヨハネの2つの名前に込められた想い

善子が「ヨハネ」になった背景同様に「善子」と名付けられたその背景にだって想いはあるはずです。

善子と言われるたびに「ヨハネ」と訂正する善子。しかし「善子」という名前に込められた想いを知った時、彼女はどうするのか?

1期では堕天使ヨハネを大切にすることを決めた善子ですが、それがゴールではないでしょう。

「善子」も「ヨハネ」も大切にできる。それがラブライブ!サンシャイン‼︎での善子のストーリーの目指す場所なのではないと思います。

 

○あとがき

こんなところで2期前の第1回は締めにします。

1期最終回から考えてきたことを書いたら思いの外熱くなってしまい、書き始めからここまでまとめるのにずいぶんかかりました。

 

次回は鞠莉です。鞠莉も結構書きたいことがあるのでまとめるのに時間がかかりそうです。

 

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