【サンシャイン‼︎曲感想】2期6話挿入歌「MIRACE WAVE」
本編の感想記事もあと2期最終話を残すのみとなったところですが、先に積みっぱなしになってました曲感想をやっておきます。
今回は2期6話「Aqours WAVE」の挿入歌、「MIRACLE WAVE」です。
○この曲は…
Aqoursがラブライブ!後期大会の地区予選で披露した曲です。
地区予選に挑むAqoursはある問題に直面していました。
「どうすれば地区予選を突破できるか?」
前期大会の地区予選(1期13話)では
「MIRAI TICKET」で挑んだものの予選敗退。
何か色々あった挙句の失格ではないか?とも思いますが…「力及ばず敗退」ということにしておきます。
一度Aqoursを阻んだ地区予選の壁をどう越えるか?
特に千歌は今のAqoursには何が足りないのかを真剣に悩んでいました。
「技術とは違う何かがスクールアイドルの先駆者たちにはあった」という聖良の言葉から、自分たちらしさを活かしたパフォーマンスをしようと考えますが、具体的にどうすればいいかは思いつきません。
そんな千歌の悩みを解決するカギは意外なところにありました。
2年前に活動していた旧Aqours 。その活動の中で果南はあるフォーメーションを思いついていました。
成功すればとてつもないアピールができる反面、危険なフォーメーション、「Aqours WAVE」
当時の果南たちは危険だと知りながらもそのフォーメーションに挑戦しました。
その結果、鞠莉はケガをしてしまいます。
それでも「学校のため」「果南のため」に無理をし続けた(本当の理由は恐らく別でしたが)鞠莉、
無理をしてまで、将来を棒に振ってまで、果南とダイヤと一緒にスクールアイドルをする鞠莉の姿にこのままでいいのかを疑い始めた果南、
二人のすれ違いは旧Aqoursが終わるきっかけになってしまいました。
無謀な挑戦をしなければ、あんなことにならなかったかもしれない。
鞠莉と和解してスクールアイドルを再び始めた後も、果南はあの時に考えたフォーメーションのノートを抱えたまま、2年前の無謀な挑戦を後悔していました。
そんな果南のところに鞠莉とダイヤが来ます。
鞠莉とダイヤは果南に2年前のリベンジを提案します。
あの時にできなかったことを「Aqoursとして」やりとげる。地区予選という壁が立ちはだかった今がその時なのではないか?
あの時にできなかったフォーメーションができれば地区予選の突破に大きく近づく。それがわかっていながら、果南は挑戦を否定します。
2年前のように「できない」ことをやって、それでもし失敗したら…
「また」Aqoursが終わってしまうかもしれないのだから。
2年間抱え続けた想いを捨てるかのように果南はノートを海に投げ捨てますが、
それを捨てさせまいとする鞠莉によってノートは守られました。
「あの時にできなかったことをやり遂げて、私たちのAqoursを完成させたい」鞠莉とダイヤ、
「あの時に壊してしまったAqoursを守りたい」果南。
私たちらしさを形にしたい、と悩む千歌に3年生は2年前のことを話しました。
こうして2年前のAqoursが挑んだフォーメーション「Aqours WAVE」への挑戦が始まったのですが…
千歌は何度も挑戦し、その度に失敗します。
それでも、どんなことでも頑張りつつければできるのだと、誰が見ても無理をしながらも千歌は諦めずに挑戦を続けます。
そんな千歌に果南はある条件を出します。
明日の朝までにできなかったら、諦めてほしい
無理をし続ければどうなるかを知っている。だから、ちゃんと諦められるきっかけを作る。
果南なりの優しさだったのかもしれません。
明日の朝というタイムリミットまでになんとか成功させようとする千歌ですが…やはりできない。
曜、梨子、1年生…
千歌を信じて集まってきたメンバーのためにも成功させたい想いとは裏腹に時間が過ぎていきます。
だんだんと責任感と焦りから追い詰められていく千歌。
そこで梨子と曜は千歌に一番大切なことを伝えます。
千歌がいたから今のAqoursがあること。
「普通」の千歌が頑張ってきた姿がみんなをスクールアイドルにしたこと。
「できない」と思いながらも進んできた千歌だから、みんなの心を動かすことが「できる」のだということ。
よく見ると集まった1年生は傷だらけ。
千歌が成功すると信じて、自分のフォーメーションを練習していた証です。
そして、約束の朝が来ます。
その場に現れた3年生は傷だらけ。
反対していた果南までも千歌は成功すると信じていました。
千歌は果南の元へ走ります。
もう成功すると千歌も果南も疑わない。「できる」のです。
「ありがとう、千歌。」
果南はやっと2年前の決着をつけることができました。
そして、Aqoursの地区予選ライブシーンへと繋がります。
○衣装
・上下のアンバランスさ
長袖にミニスカート(その下にレギンス)という組み合わせです。海外の学園ドラマとかでちょっと見たことある気もします。
ライブ衣装に長袖というのはラブライブ!全体でも珍しい。
ちなみに実は長袖ではないメンバーが一人います。
はい善子!
・メンバー名をモチーフに取り入れる
スカートにはそれぞれの名前のイニシャルが、
上着の背にはそれぞれの名前が入ってます。
なお、善子はヨハネ名義となっています。
・フェイスペイント
顔にペイントをしています。個人的には練習の傷を隠すためのアイディアなのではないかと思っています。
・善子(リトルデーモン角装備)
善子は頭に角が生えてます。
なお、善子がライブ中に角を装備するのは今回が初にして唯一(2018年3月現在)です。
○曲調
μ'sのノーブラを思わせるとにかく元気な曲です。
ライブで盛り上がること間違いなしです。
○振り付け&歌詞
「Aqours WAVE」部分の振り付けの難易度はAqoursの曲でもトップレベルでしょう。
例のロンダート→バク転はライブでの再現が可能なのか心配です。
できるかな!(はい!)
できる!(はい!)
で腕を突き上げる動きはライブで是非とも一緒にやりたい。というかやるでしょう。
一体感間違いなしです。
では、曲を追いながら解説へ。
まずはイントロ部分
ダイヤ&花丸!
鞠莉&ルビィ!
果南&善子!
曜&梨子!
千歌!
とポーズを決めていきます。
出だしから跳ねまくります。
イェイ!という感じで腕を突き上げて
学年分けのフォーメーションへ。
限界までやっちゃえ最後まで
(どうなる?DOKI DOKI WAVE)
今回もまた2年生からスタート
3年生が()部分を担当します。
DOKI DOKI WAVEでこの形に。
じれったい自分 越える時だよ
(そうだ!WAVE‼ 越えちゃうんだ)
ここも2年生から始まり、()部分を3年生が担当。
しかも、振り付けを1回目と揃えています。
ほかのこと考えられない
(どうなる? DOKI DOKI WAVE)
ここは1年生からスタート
しかし、()内はまたもや3年生で振り付けも同じ
一つになった夢よ走れ
1年生に焦点が当たります。
(そうだ! WAVE‼ 止まれないんだ)
みら僕でもそうでしたが、ここのその場走りは個人的なお気に入りポイント
千歌はこの後の準備で舞台下手へ。
そして、
悔しくてじっとしてられない
Aqours WAVEの第1段階、千歌が前を通りすぎるタイミングで上体を這わせて足をあげる動き、「ドルフィン」や「シャチ」と呼ばれているらしいですね。
上半身への負荷がすごいらしいです。
よくみるとドルフィンとは動きが違う気もしますがドルフィン呼称が一般的になっているのでドルフィンということにします。
そんな気持ちだった
みんなきっとわかるんだね
タイムリミットの朝のシーンが挿入されます。
果南のもとへ駆け出す千歌、
その姿はステージの千歌と重なり、
Aqours WAVEの最大の目玉
ロンダートからのバク転です。
なお、書いておいてあれですが、ロンダートというのがよくわからないです。
側方倒立回転というくらいなので横方向に逆立ちしつつ回転するんだなと思いながらもそこからどうやってバク転するのかイメージができない。
千歌の成功とともに8人の顔がカットイン。
できるかな?(HI!)できる!(HI!)
右右右右左・左とこぶしを突き上げる!
ここはぜひともAqoursと一緒にこぶしを突き上げたい。
叫ぶこころが(欲しがる輝き)
目の前で君に見せるんだ
3年生がアップに
飛び散る汗がまるで涙のように見えます。
「欲しがる輝き」では2年生がアップになるのですが、
ここで千歌が曜→梨子とチラ見をする。
上海ファンミでのトークによるとここはあんちゃんのお気に入りポイントなんだとか
できるかな?(HI!)できる!(HI!)
HI!でこぶしを突き上げる!
何度でも書きます。
それしかないんだと(決めて)
千歌がターン、左右4人が体の前で円を描く
熱い熱いジャンプで
歌詞にジャンプが出たら当然ジャンプ!
あえて中央にAqoursを映さずに下半分に観客、上半分にAqoursを配置することで高さを演出。
あたらしい光 つかめるんだろうか?
3年生→1年生→千歌と
同じ振り付けをキャラを変えて繋ぐというお馴染みの演出
信じようよ(YEAH!)
左右4人がターンからのYEAH!でまたもやこぶしを突き上げる!
こぶし突き上げが会場全体で揃うと面白そう。
”MIRACLE WAVE”が”MIRACLE”呼ぶよ
左端から右端への膝立ちWAVE!
折り返して右端から左端への立ち上がりWAVE!
ここはおそらく6話の前半パートはじめに練習していた箇所ですね。
腕の角度を揃えたいと鞠莉が言っていました。
ちゃんと揃っています。
そしてフィニッシュ!腕の動きがカッコいい!
アクロバティックな演技に会場からの歓声が上がり、Aqoursの地区大会パフォーマンスは成功しました。
○まとめ
とにかく熱い曲です。
曲に入るまでの少年マンガの必殺技習得エピソードのような展開も、アップテンポな曲調も、歌詞も、「Aqours WAVE」に代表されるアクロバティックな動きも、盛り上がらずにはいられません。
「できるかな?」「できる!」というフレーズにこの曲のすべてが詰まっています。
「できなかった」に囚われて過去を否定していた果南、「できない」に囚われて現在を否定していた千歌、二人にとって必要な言葉は「できる!」のシンプルな一言でした。
ライブで2番以降どうなるかが楽しみな曲でもあります。
具体的には1番のAメロでは3年生と1・2年生で役割を分けていると思われる部分がありましたが、2番のAメロではどうするかですね。
2番を聴くと3年生が1人ずつソロパートを担当→()部分、と1番とは逆になっているので1年生が()担当なのではないかと予想します。
そこでもこの振り付けは出るのか?
ライブでは恐らくAqours WAVEの再現に注目が集まるはずです。
練習でも本番でも事故なく、ケガなく成功することを祈ります。
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となっています。