【考察記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 第9話「未熟DREAMER」
ラブライブ!サンシャイン‼︎第9話「未熟DREAMER」考察記事です。
これはすでに視聴済みであることを前提に、その話で気になったことを妄想をまじえながら、書いていくという記事です。
感想については別記事で用意してますのでライトな記事をご所望であればそちらへ
【感想記事】ラブライブ!サンシャイン‼︎ 第9話「未熟DREAMER」 - 音ノ木坂&浦の星 非公式研究室
・東京後の善子と曜
この2人は東京に行ってから制服フェチと堕天使が加速しました。
東京に行って専門店を見たことで自分と同じ趣味の人間がいること、自分の趣味が世間では一定の評価を得ていることを知ったのでしょう。
・知り合いの知り合いは見知らぬ人?
ラブライブ!サンシャイン‼︎は舞台が地方ということもあり、登場人物が昔からの知り合いだったりします。
そして、物語開始以前の関係性は見る側には明かされていない部分もあります。
例えば、
果南・ダイヤ・鞠莉は昔から付き合いがあったようですが、ダイヤとルビィは姉妹です。
このシーンからするとダイヤの家に鞠莉が行ったこともあるので
ルビィと鞠莉は顔を合わせたことくらいはありそうです。
とすれば、果南とルビィも会ったことはありそうです。
果南が諦めるはずないと千歌が言った時の反応からしてもルビィは果南と知り合いでしょう。
あとは花丸とダイヤも会ったことはありそうです。
「ルビィちゃん、ダイヤさんの妹ずら。」
くらいしか根拠はないですが。
・鞠莉が転校してきたのはいつ?
見た目で考えると小学校の低学年くらいかと思います。
自己紹介の名前は先生が書いたのだと思いますが、
漢字とひらがなの両方が書いてあり、
小→1年で習う、原→2年で習う
にふりがなが振ってあることからすると1年か2年でしょうか。
「こはら」ではなくて「おはら」という意味でのふりがなかもしれないし、「まり」に合わせてふりがなをふった可能性もありますが、
頭身からしても小学校の低学年だと思います。
・曜と千歌は幼馴染?
アニメ開始の少し前に幼馴染設定が追加され、1話から幼馴染として千歌を助けてきた曜ですが、そもそもいつ、どうやって知り合ったか、などなど考えなければいけないことが多いです。
まず、出会いがいつかですが、
1話の加入時のセリフからすると小学校からの知り合いのようです。
運動会のような写真もあるので少なくとも小学校の時には知り合いだったはずです。
ただ、8話時点ではスルーしていたこの写真ですが、
曜が沼津側に住んでいるなら曜と千歌は明らかに同じ小学校ではないです。
いくら内浦が田舎と言っても小学校はあります。だから学区が違うのです。ちなみにその関係で中学校も違います。
現に幼稚園が同じ善子と花丸は違う小・中学校でした。
となると、
・学校とは違う場所で知り合った。運動会の写真は合同の運動会のようなイベント。
・曜は昔は内浦にすんでいたが引越しをした。
のどちらかになるのですが。
ここで気になるのは
9話のこの回想には曜がいないんですよね。
飛び込みなんて曜の得意分野をわざわざ持ってきて、それで曜はいない。
この時、曜はいませんでした。とでも言わんばかりです。
1話で「果南ちゃん」と言っているので知り合いだったと思いますが、曜は回想にはいない。
これについては鞠莉とダイヤもいないので「知り合いだから回想にもいるとは限らない」と反論もできますが、
1話回想の曜と千歌はすでに知り合いで
9話回想の千歌は1話回想千歌よりは多少年上っぽい。
少なくとも年下ではない。
ならばこの時の千歌は曜とは知り合いなのではないかと思います。
にもかかわらず、千歌と曜が一緒にいない。
曜の口から過去の果南は語られていない。
もしかしたら、「曜と千歌はいつも一緒だった」という前提が違うのかもしれません。
小学校の頃からの知り合いであっても小学校は違う、なにかと一緒にいたけれどいつでも一緒にいれたわけではない。
ここまでの9話で曜が千歌と会える時間に制約があることは今まで何度も描写されてきました。
そんな曜と千歌がどうやって知り合ったのか。近所だったならいくらでもきっかけはありますが、内浦と沼津に住む2人の小学生が知り合うきっかけとは何なのか。
そこにこそ曜が千歌に執着する理由があるのだと思います。
さて、こんな曜が千歌と幼馴染かどうかです。
幼馴染の定義が何か、というのはそれこそ終わりのない話になりますが、小さい頃から一緒にいた曜と千歌は幼馴染ではあると思います。
ただ、
それよりも濃い幼馴染の関係があったり、
一緒にいた期間ではなく時間で上回りそうな関係があったり、
そもそも血縁関係があったりと、
なにかと登場人物の関係性の濃いサンシャイン‼︎において、中途半端な幼馴染は埋もれてしまうのは否めません。
実際、千歌に一番近い位置は梨子にすり替わりつつあります。
・9話までに判明したメンバーの関係
今までの情報を総合すると、
このようになります。()内は最低でも付き合いのあった年数、二重線は10年以上の関係、点線はもしかしたら知り合いかなという関係です。
あくまでも物語開始以前の関係です。線がないからといって今現在の関係が希薄なわけではないです。
・留学
μ's1期ラストで我々を戦慄させた留学問題ですが、Aqoursも無関係ではありませんでした。
もっとも、μ'sとは違い今回は過去の事件でしたが。
μ'sでは「これから先、一緒にいられないかもしれないことを黙っていた」というのが留学問題であり、穂乃果もことりも未来よりも今を大事にしたいのは同じだったので「留学はしない・してほしくない」が前提でした。
にもかかわらずことりが決定を穂乃果に任せていたことが事態を悪化させました。
Aqoursでは留学をすることの是非が分かれました。鞠莉は未来よりも今を大事にしていましたが、果南とダイヤは今よりも未来を大事にしてほしかった。「留学をするかどうか」を3人で話していればお互いのズレに気づけたのですが、鞠莉も果南もダイヤも相手に伝えることができないまま自分で正解を決めてしまった。
だだ、どちらも「ちゃんと伝えること」で回避できる事態だったのは同じです。現に「どうして伝えてくれなかったの?」というセリフがどちらにも出てきました。
・ビンタ
©2013 プロジェクトラブライブ!
出典:U-NEXT
留学問題と同じくこれも出てきました。
これもまたμ'sとは違います。
μ'sでのビンタはすれ違う二人を見た海未によるものであり、自暴自棄に陥った穂乃果への怒りによるどこか親が子供に躾をするかのようなものでした。
Aqoursのビンタはすれ違う二人の片方である鞠莉によるものでした。鞠莉のために嘘をつき、鞠莉のために自ら責められる立場になった果南。
しかし、その思いやりによって果南を大切に思う気持ちも、果南たちと一緒にいたい気持ちも裏切られてしまった鞠莉の怒りを込めたものでした。
・これからの展開
メンバー集めも終わり、残された話数も4話となりました。
これからの展開ですが、10話はいわゆる日常を描くギャグ回だと思われます。その後の話の前ふりやら伏線やらを仕込んでくるかもしれませんが、加入した3年生組のキャラの掘り下げがメインになるでしょう。
そして、残りの3話ですが考えられるのは2年生組がらみですね。
①千歌の「普通」コンプレックス、それには曜が関わっている
②梨子はピアノを弾けなくなった回復のために内浦に来た
③曜は千歌の「普通」コンプレックスについて直接きいているシーンはない
④これまで千歌に変化を起こしてきたのは梨子
⑤曜は8話で千歌に対して「やめる?」と今まで通りの対応をして失敗
と、ここまで色々なフラグを立ててきたのだから3話かけて回収するのでしょう。
あと4話ですが、ここから先の展開はどうなるか。まずは10話を楽しみにします。
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となっています。